2019年06月02日

高知県の山間部には川がある 仁淀川の支流の物語 上八川川 安居渓谷


明るい光の降り注ぐ山村にある大河の源流とその支流は
四国高知の山間部の風景。
ぽつんと取り残された日本の桃源郷のような場所。

まずは吉野川を遡る。
吉野川SAで休憩して大豊I.Cで降りる。
早明浦ダム直下の流れでSUPの練習をしている。
カヌーと丸太乗りを合わせたような。
やってみたい。
でも、ファルトやインフレータブルでの川旅はもっと愉しい。
DSFT0976.jpg

DSFT0977.jpg

DSFT0983-1.jpg

高知県出身の森下雨村の随筆「猿猴川に死す」では
早明浦ダムの上流に海とみまごう山間部の桃源郷があったという。
もしその景色をいま見ることができたらどんなにしあわせだろう。
(しかしほとんどの場合、生態系の復元は不可逆的である)


ここは仁淀川支流の上八川川。
山里を縫って流れる里山のたたずまい。
どんなにのどかであってもここでの暮らしは大変だろう―。
そう思われる人もいるだろうが、ぼくはそう思わない。
DSCF2403-1.jpg

DSFT0996.jpg

DSFT1003.jpg

道の駅633美の里を経由して半時間少々で到着する
仁淀川支流土居川の支流安居渓谷こそ
仁淀ブルーの真髄。
水晶の切り口のような色彩は夏が終わってからと言われる。
それでも行ってみたい。

安居渓谷の入口にある みかえりの滝
DSFT1010-1.jpg

千仞峡と呼ばれる渓谷でカヌーを浮かべる人たちがいた
D7N_4272-1.jpg

最高の状況で見るには安居渓谷は午前中の遅い時間がいいだろう。
DSCF2410-1.jpg

DSFT1046-1.jpg

渓谷だけでない生き物たちの営み
DSCF2412-1.jpg

キツネノボタンか?
DSCF2419-1.jpg

うれしくなるような色彩
DSCF2416-1.jpg

さらに上流へと進む
DSFT1031-1.jpg

DSFT1033-1.jpg

D7N_4248-1.jpg

風景というより水の分子を見ている感じ
DSFT1028-1.jpg

D7N_4266-1.jpg

水晶淵と名付けられている。
DSFT1037-1.jpg

DSCF2423-1.jpg

アメゴ? いやニジマスではないかな。人がいるのに表層を餌を探して泳いでいる。
D7N_4265-1.jpg

人が生きていくのにつらいときがあるだろう。
ふっきれない思いを抱えてもやもやすることもあるだろう。
そんなときに無垢な水に心を投影してみたら?
DSCF2423-1.jpg

水はあらゆるものを映し
あらゆるものを流していくのだ。

タグ:仁淀川
posted by 平井 吉信 at 22:49| Comment(0) | 山、川、海、山野草

雨上がりの樫原の棚田 棚田に暮らす人々の願い(上勝町樫原地区、市宇地区)


次の予定に少し時間があったので
上勝町の樫原地区へ上がってみた。
旭川沿いの県道から10分程度だが、
山道に慣れない人は道が細いのと曲がりくねっているので
心して来たほうがいいだろう。

DSFT1396-1.jpg

DSFT1423-1.jpg

DSFT1424-1.jpg

DSFT1433-1.jpg

樫原地区には全国棚田百選に選ばれた樫原の棚田がある。
町役場を早期退職後、棚田の保全と啓発活動に力を入れていた
谷崎勝祥さんももうこの世にいない。
谷崎さんには勝浦川流域ネットワークの代表をお願いし、
上流の里山と下流のまちの交流を通じた保全に力を入れていただいた。
自称「百姓」(この言葉にも深い意味がある)の谷崎さんからは
里山の暮らしの知恵と風土の持つ力や役割を教わった。
棚田の暮らしについては当時の徳島新聞の谷野記者の良質の記事が印象に残る。

谷崎さんから教わった自称「戯れ歌」をいまも覚えている。

棚田にやってきた鹿に棚田びとが呼びかける。
「ひゅうと鳴き棚田に近づく鹿たちよ もみじの山に帰れよ早く」

すると、鹿から返歌があった。
「去れという棚田の人よもみじ山 いづこにありや杉ばかり見ゆ」

棚田の暮らしから未来を見つめる谷崎さんのやさしいまなざしが忘れられない。

勝浦川流域ネットワークの会員で
上勝町役場の職員としてごみゼロに向けて献身的な活動を続けていた
東ひとみさんもすでにない。
ドイツの環境政策を自費で視察に行かれるなど
思い立ったら即行動の人。
あまりに早い辞世だった。

在りし日の谷崎さんと東ひとみさん。ときの流れと運命に声も出ない
arisihi.jpg

21.jpg

azuma.jpg


当時の笠松町長はその強力なバックアップを行った。
現在の花本町長も「彩山構想」を精力的に後押しされている。
優れた首長のいらっしゃるところで
いろどり生産者も花開いた。
今後は後継者の確保育成が最大の課題である。

樫原のひとつ上手にあたる市宇集落で
1999年から植松さんら地元の方々と「棚田の学校」を始めた。
国の内外から毎回大勢の参加者を集めるなど活況である。

棚田の学校の運営には1円の補助金もあてにせず
参加者の参加費だけで賄っており、今年で20年目となる。
(徳島新聞さん、この活動の節目に取り上げてみてはどうだろう)
当時の集客の原動力になったのは参加者の口コミと
公式Webサイトでの事後のイベントの発信だった。
http://www.soratoumi.com/river/ryuiki/

記念すべき第1回は参加者が3人(それも内輪だけ)。
それが数ヶ月後にこのにぎわい(毎回50人程度が参加された)
taue.jpg

植松光江さんのつくるボウゼの姿寿司は
生涯に食べた3本の指に入るもの。
ゆこう、ゆず、すだちをブレンドした酢飯を使っていたのでは? 
棚田の学校では食事も参加者が共同でつくるから、また会おうねと連帯感が生まれる。
それが高いリピート率の要因。
82.jpg

草でつくったバッタ ほんものそっくり。このつくりかたも集落の古老がまちの子どもに伝える
92.jpg

三世代の田植え
44c.jpg

上勝の茶摘みは自生している山茶なので農薬を使わない。これが上勝晩茶となる。農家によって発酵のノウハウが違うため家々で異なる風味。
tyatumi.jpg

稲わらでつくるわらじ
waraji.jpg

amego.jpg

棚田の網にかかってたったいま息絶えた鹿。この後集落で解体されて地区の人々の胃袋に収まった。いのちを考えるうえですべてを受け容れていくことが大切
sika.jpg

海外からの参加者も。いまと違ってSNSもない時代、どうやってこのイベントを知ってわざわざ来られたのか?
50.jpg

集めた茶葉を選別している
24.jpg

収穫体験は子どもも愉しい
29.jpg

このイベントの盛り上がりを受けて
2007年にはNHKの全国番組の特番、年に1回の「地球エコ」という番組で
ゴールデンタイムに数十分にわたって放映されたことがある。
これがきっかけとなって、植松夫妻は齢70を越えて農家民宿(里がえり)を創業されることになった。
90歳に近づいた植松ご夫妻はご健在で今年もイベントを開催されている。
(この棚田を「天上の楽園」と名付けたのはぼくである)

植松ご夫妻から教わった暮らしの知恵や伝承も書きとめておきたい。
例えば、ハミ(マムシ)に遭遇しないように次の文言を唱えるという。

「我行く先に鹿の子まだらの蟲あらば たまもの姫に言づてやせん あびらうんけんそわか」

マムシの紋様を描写しながら道筋でマムシに逢わないよう
たまもの姫にお願いするという。
たまもの姫とは何物か?(「玉藻姫」のことか?)
どなたかご存知の方は掲示板に書き込んでいただけたらと思う。
その後の呪文のような言葉は大日如来の真言の一節と思われる。
要するに神仏の眷属の力を借りて災いを防ぐ言霊のようなものだろう。
(直接神仏にお願いするようなことではなく日常なので山の神の狐に願うという趣旨かも)

棚田の意義をいかに伝えていくか
どのように保全していくか、
それは上流の意義というよりも下流の恩恵、
いや、国を挙げて農業と国土と環境保全に取り組むべきこと。
そうでなければ。

タグ:棚田 上勝町
posted by 平井 吉信 at 12:47| Comment(0) | 山、川、海、山野草

水滴を宿した新緑の緑 フジフイルムで新緑を撮る 緑の色 碧の色 翠の色 


マニア向けの話だけど、
フジのデジカメは普及機を除いて
光を受けるセンサーの前に置くフィルターの配列が
一般的なカメラのフィルターと異なる。
デジタルカメラの色の再現性ではフジフィルムという声をよく聴く。
緑の深み、緑から青への階調の変化など他のデジカメでは味わえない。
これを裏付けるかのようなニュースがあった。

富士フイルム株式会社は5月23日、令和元年度全国発明表彰(公益社団法人発明協会が主催)において「周期性の低いカラーフィルター配列を用いたデジタル撮影素子の発明」で「文部科学大臣賞」と「発明実施功績賞」を受賞した、と発表した(以下から引用)。

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1186100.html

仕事で上勝町を訪れた雨の日、ほんの一瞬の雨上がりに
X-Trans CMOSを採用したX-T2とX-T30で撮影した新緑。
(リサイズ以外はJpeg出力のまま無加工)

マニアックな話はさておいて
雨の滴を宿す葉のつややかな生命感に打たれる。
雨のすばらしさ、水のいのち、葉緑体の力、それを愛でる人の心が一体となって
写真が誕生している(作品というより「現実」)。

DSFT1347.jpg

DSFT1350.jpg

DSFT1355.jpg

DSFT1364.jpg

DSFT1367.jpg

DSFT1372.jpg

DSFT1383.jpg

DSFT1470.jpg

追記
手渡しできる方に限り
第二世代のX-Trans CMOSを採用したX-E2(シルバーボディ)をお譲りしたいと考えている。
理由は最新型のX-T30を購入したためボディ3台は不要のため。
最新の第4世代のX-Trans CMOSセンサー搭載機と比べるとAFの早さが劣る。
植物などの静止モノはいいとして、動き回る昆虫などは合焦が難しい。
(これも慣れるとおきピン=予めMFでピントを固定してそこに来たときにシャッターを押す=でカバーできる)
後継のX-E3にはなぜかフラッシュが内蔵されていないが、
X-E2には内蔵されているので
カフェで料理を撮影する際にも重宝する。

X-E2 銀色の質感 → http://soratoumi.sblo.jp/article/92851475.html

中古相場を見ると状態の良いボディは4〜5万円程度なので
手渡しできる方に現物をご覧になっていただいて
箱、バッテリー、保証書(保証機関は切れている)をつけてお渡しできる。
(顔が見えないオークションには出品しない)
もちろん完動品。主として電子シャッターで運用していたので
メカシャッターの劣化は少ないと考えている。
センサー面の状態も良い。
レンズ別なので別途、購入が必要。
XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZがいいだろう。
https://amzn.to/2YVtJx0
タグ:上勝
posted by 平井 吉信 at 12:02| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月24日

猫の額ほどの庭にも生態系のせめぎあい


庭といっても広大な庭とは程遠い。
人間が通ることさえ難しい狭さ。
その庭から写真を撮ってここ数年発信を続けている。
ときにセミ、カマキリ、テントウムシがサナギから羽化したり、
昆虫だけでなくウシガエルが居座ったり。
夜には夜の表情もあるだろう(夜は興味がない)。

〇〇ガーデン、〇〇風庭園のような
秩序とデザインを重視される方はどう思われるか知らないが
ぼくはこの庭が好きだ。

タカサゴユリ(?)とネギと野菊が競い合いつつ共生している。
DSCF9553-1.jpg

こちらでは、キキョウと野菊のせめぎあい。
今年は日当たりの良い一角を大きな野菊が占拠した。
その陰で負けじとキキョウが伸びている。
前年はキキョウが占拠して野菊が間から顔を出していた。
このせめぎ合いは年によって変わるのだが
どのような変数が作用しているのだろう。
DSCF9555-1.jpg

スミレと言ったが、園芸種のヴィオラでは?
D7N_4196-1.jpg

同じ絵も小さなセンサーの富士X20で撮るとやさしい感じ。
DSCF9567-1.jpg

種子ができている。スミレの種を見るのは初めて。
D7N_4224-1.jpg

これも帰化植物のアカバナユウゲショウ。
白人女性が日本の木陰で立たずむ風情にも似て。
D7N_4215-1.jpg

ここは庭ではなくて那賀川の河川敷。
ナヨクサフジが席巻している。
数年前はこれほどの広がりはなかったと思えるのだが、
この植物は他の植物を寄せ付けないアレロパシーを持つ。
そのことが原因かもしれない。
DSFT0951-1.jpg

環境省の生態系に影響を与える外来種のリスト
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/files/10_rist_a4_m.pdf

それでも朝起きて太陽の光を浴びながら
庭を見ると気持ちがなごむ。
posted by 平井 吉信 at 19:32| Comment(0) | 家の庭

2019年05月22日

ニホンカワトンボ


陽光を透かした葉に
宝石がとまっている、と思えた。
ニホンカワトンボかも。
D7N_4186-1.jpg
(勝浦川支流の立川にて)
タグ:勝浦川
posted by 平井 吉信 at 12:18| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月19日

足元の山野草に思いを馳せながら空に浮かぶアケボノツツジのあでやかさ 砥石権現

連休中の話題になるけれど
今年の連休はほとんどお金を使っていない。
家でいるよりは出歩くほうが多かったが
お金のかかるところへは行っていないし
外食もしていない。
(家にいれば料理三昧)

連休中は料理人は最善を尽くすのが難しい。
市場が休みになるなど原材料の調達とて難しい。
(料理をされる人への敬意として混む時期には訪問しないと決めている)
そこで生産者が直接出荷する直売所へと足を向けた。
これらは近隣の生産者ばかり。
このトマトは食べる前から甘みと酸味が高度にバランスして「濃い」ことがわかる。
DSCF1807.jpg

DSCF1831.jpg

DSCF1820.jpg

残念だったのは
いちごを家へ持って帰ると変質していた。
(おいしそうに見えるけど半時間の温度変化で傷んでしまった)。
連休前に収穫して冷蔵していたのだろう。
(連休中は人手が確保できないので出荷できないのだろう)
でも冷蔵して店頭に並べたらどうなるかを考えなければ。
(勝浦町内の著名な生産者だけに残念)

農産物には連休がないが流通が止まってしまうから
こんな事態になってしまう。
来年からは10連休などの一斉の休日は設けられないだろう。
(せいぜい3〜4連休程度でいい)

さてと、本編へ戻るとして
新緑を浴びに出かけた日が一日だった。
自宅からせいぜい1時間少々で登山口へ到着する。
いまは春の山野草の時期でもあり
アケボノツツジの咲く頃でもあり。
ということで、旧木沢村の砥石権現へと出かけた。
(砥石権現は山の名称であって神社ではない)

日射しは期待したほどではなく薄曇りときどき陽が射す感じ。
登山口は沢を遡行していく。
シコクブシ(トリカブト)の群落にシロバナエンレイソウが盛期。
ヤマシャクヤクはまだ蕾だった。
DSFT0328-1.jpg

苔に覆われた場所でミヤマカタバミの楚々とした白
DSCF1385-1.jpg

DSCF9340-1.jpg

ネコノメソウは独特の色階調で存在感を訴求
DSCF1636-1.jpg

DSFT0332-1.jpg

沢が近いのでサワハコベ
DSFT0338-1.jpg

ヤマウツボ
DSFT0341-1.jpg

今年は例年より花暦が遅れているようだ。
まだ新緑というには程遠い枯木のような森


紅一点のホソバノミツバツツジ
DSCF1433-1.jpg

DSCF1426-1.jpg

葉が細いのでエイザンスミレか
DSCF1425-1.jpg

ワチガイソウとともに咲く 白と薄紫の対照
(ときどき走っている方がいるけれど、道ばたのワチガイソウなどは踏まれてしまう)
DSCF1411-1.jpg

DSCF1420-1.jpg

このスミレは何だろう ナガバノタチツボスミレか?
DSFT0350-1.jpg

年々森が明るくなっているような気がする。
(特に地面。鹿の食害だろうか)
DSFT0355.jpg

オブジェのような岩、樹木
DSCF1435-1.jpg

DSCF1437-1.jpg

樹木に寄り添う ハクサンハタザオ、オオバタネツケバナか?
DSFT0371-1.jpg

尾根に出るとカタクリが群生
DSFT0356-1.jpg

DSFT0388-1.jpg

DSCF1452-1.jpg

DSCF1472-1.jpg

DSCF1483-1.jpg

DSCF1492-1.jpg

DSCF1505-1.jpg

砥石権現の山頂を過ぎるとこの山の春の主役、アケボノツツジ
DSFT0406-1.jpg
(例年はミツバツツジと饗宴するが今年はミツバの開花が遅い)
アケボノツツジはあでやかだけど潔い色で日本的な感じ。
DSCF1516-1.jpg

楚々とした日本画のなかに洋画の色が混じっているような
D7N_4015-1.jpg

春霞の乙女といった風情
D7N_4026-1.jpg

艶姿なみだ娘といった風情
D7N_4033-1.jpg

姉妹デュオという感じ
D7N_4040-1.jpg

足元の小さな山野草を愛でながら下山。
DSFT0429-1.jpg
(まだまだ連休は続くと思っていたら10日間は早かったかも)
新緑を愛でる山の散策が一年でもっとも愉しい。
DSCF1622-1.jpg

春の砥石権現は和洋折衷の魔法をかけるのだ。
DSCF1385-1_Fotor.jpg


posted by 平井 吉信 at 21:49| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月15日

小松島市役所からたぬき公園へ


所用で市役所を訪れた午後、
快晴の空に数年前に耐震補強された建物が輪郭を浮かび上がらせている。
DSCF2186-1.jpg

敷地内には壁にアート。どうやって誰が描いたのだろう。
DSCF2192-1.jpg

市役所から徒歩2分
駅前には名水があって「のぞみの泉」と名付けられている。
地下30メートルから汲み上げられる水を求めて列が絶えることがない。
DSCF2248.jpg
(JR南小松島駅構内には観光案内所がある)

歩いて北へ向かうと神田瀬川に架かる八千代橋。欄干にはヤマモモや花水木のレリーフ
神田瀬川の南岸にはフィッシュカツ、竹竹輪など練り物をつくっている会社が建ち並ぶ。
DSCF2201-1.jpg

たぬき公園(ステーションパーク)の一角に巨大なタヌキ像。
DSCF2205-1.jpg

月を背後に従えて堂々とたたずむ
DSCF2213-1.jpg

野良猫が立ち止まってこちらを眺める。何してんだ。
(野良猫にしては毛並みと体格が良い)
DSCF2225-1.jpg

オマエも暇な奴だな、人間に一瞥をくれて立ち去る
DSCF2231-1.jpg
(我が輩はヒトである。名前はまだない、と猫につぶやいてみる)

かつて国鉄小松島駅から放射状に通りが延び
なかでも川から2本目の二条通は目抜き通りとして
映画館、ハレルヤ本店、コトブキ食堂、大沢書店などで賑わった。
そのなかで古民家を大正館と名付けて有志が整備を行い
現在も拠点として使われている。
DSCF2232-1.jpg

月と鳶と樫の木を見ていると、強者どもが夢の跡という感じ。
でも小松島には港周辺に車が置けて
そこから歩けば用が足せる利便性がある。
かつて小松島港(新港と旧港)と国鉄小松島港駅・小松島駅(本駅)を軸に発展した
求心力がまちの構造に残っている。
DSCF2240-1.jpg

二条通でも大正館のある街区は歩行者専用として
道路の真ん中に自然の蛇行するせせらぎ(近自然河川工法による土砂の水路)を通してみたら
思いがける現れる蛍やメダカ、カジカの声などに魅了されて
人々が集まり、商業環境が劇的に改善されて実験的なことができる街区
(またはそのようなことを求める人たちが集まる街区)
になるのではないかと考えるけれど。
タグ:小松島
posted by 平井 吉信 at 23:23| Comment(0) | まちめぐり