2020年07月18日

四国の東端 蒲生田岬 曇り時々風強し それでも水平線は見える


豊後水道に突き出す西の佐田岬に対し
紀伊水道に突き出す東の蒲生田岬(かもだみさき)。

岬の付け根には温泉もある。
晴れた日には伊島がくっきりと指呼の間に。

空はいまにも降りだしそうだが、ときどき薄日が射すという一日。
岬が近づいてくるといつもこの場所にクルマを止める。
小さな川が自然のままに海に注いでいる。
そこに魚が集まり鳥が集まる。
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温泉を過ぎれば池の畔に到着。
なぜ岬の近くにこのような池があるのか不思議だ。
池の周囲には散策路があるが
途中からは(対岸の辺り)草が生い茂り夏は近づきがたい。
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岬の入口に置かれたのは指輪を模した岩だろうか
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海沿いの遊歩道をしばらく歩く
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照葉樹の翠は濃い
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葉を線香の原料にしたことからハマゴウというらしい
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灯台直下にやってきた。ここから急な階段を上がる
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蒲生田岬灯台直下の展望台
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海を見ながら下っていく醍醐味
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来た道を戻って池の畔を歩く
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万華鏡を見ているよう
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薄曇りの柔らかな光に包まれた岬は印象派の絵のようだ。

タグ:蒲生田岬
posted by 平井 吉信 at 00:06| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年07月16日

JR四国 2年目の特急うずしお2700系


徳島と高松は4県都のなかでももっとも短い区間である。
これを1時間少々で結ぶ特急が「うずしお」(といっても鳴門駅には停車しない)。
「うずしお」には度々乗車してお世話になっている。
仕事を終えて心地よい疲労感で揺られていると志度駅を過ぎたあたりで眠りに就いて
(改札を終えた頃合い)
引田駅あたりで目を覚ますことが多い。

空気バネを使用した2600系に置き換わる予定が
実際に量産運用されたのは2700系。
技術的なことはわからないが、Wi-Fiや充電器を備え
かつ乗り心地が良い車両である。
(高徳線でもっとも路面が荒れているのは吉野川鉄橋であるが、佐古駅からの高架区間は線路が新しいせいか走行音が静寂である)

同じ日の牟岐線ローカル。人が少ないのはコロナ禍の頃だから。
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徳島駅2番線に入線した折り返しの2700系
(大変長らくお待たせいたしました。二番乗り場に停車中の列車は特急うずしお6号、高松経由岡山行きです。清掃が終わるまでいましばらくお待ちください。この列車、徳島を出ますと…高松到着は…終点岡山には10時33分の到着です。途中坂出には止まりませんのでご注意ください→ このアナウンスは作り話。実際にうずしお3号は3両編成なので2700系ではなく2000系のはず。うずしお10号は2700系だが岡山へは向かわない)
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室内は2600系に似ている
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駅名のアナウンス(録音)に英語が入るようになった。英語の箇所は英語らしく、日本語の駅名は日本語のアクセントでという方針。車掌も終点だけは英語で案内をする(中学生のようなたどたどしさに親しみを感じる)
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外装は銀を基調に赤と黄緑がアクセント
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コロナ禍で公共交通機関、タクシーの経営は困難となっている。
感染症対策を万全にして積極的に乗ってみたい。
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追記
徳島新聞の記事によれば、「JR四国のディーゼル特急車両「N2000系」が18日、午前5時41分徳島駅発高松駅行きの特急うずしお2号で、高徳線での運用に幕を下ろした。」とのこと。これによって高徳線の特急うずしおは全車両が2700系となるものと思われる。
タグ:JR
posted by 平井 吉信 at 22:47| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年07月11日

美しい日本のむら景観百選 赤松地区と赤松川を歩く(美波町)


中学校の頃、勉強の合宿に訪れたのは赤松川(那賀川支流、日和佐町)のほとりの円通寺。
朝は勉強をして午後からは徒歩3分の赤松川で泳ぐ。
水は冷たく唇はすぐに紫色になるのだが
女の子たちが見ているのを確認して
(さも彼女たちに無関心に無愛想な表情を浮かべて)
淵の岩から高い跳躍で飛び込んで見せる(という少年のパフォーマンス)。
当時の文理中学は人数が少なかったので学年を織り交ぜてそんなこともあったのだ。

ぼくにとっての赤松川はこのブログでも何度も紹介しているように
アユのドブ釣りをやっていた定番の場所。
(子どもが自転車で行ける距離ではないので父の車で連れて行ってもらうのだが)

ドブ釣りとは鮎漁解禁初期に淵の釣りで
鉛の上に毛針を付けて上下しつつ喰わせるというもの。
そのときの水量、時刻、濁り具合、気温や水温などを判断しながら
どの毛針で行くかを決める。
毛針には作者の固有名詞が付いている。
青ライオンとか岡林1号などと。

そんなわけで赤松川と赤松地区には思い入れがある。
その赤松地区が農林水産省の「美しい日本のむら景観百選」に選定されている、
ということで訪れてみた。
https://www.maff.go.jp/j/nousin/noukei/binosato/b_hyakusen/hyakusen.html

まずは那賀川本流と赤松川の合流点から。
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本流はダムの影響で濁りが常態化しているが、支流の赤松川は澄んでいる。
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だから鮎は本能的に赤松川へと入ってくる。
合流点付近はゴルジュのような地形となっている。
対岸からは吊り橋を渡って降りていく。
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吊り橋は足元が抜けそうな箇所がある。渡るには細心の注意(構造体の上を歩く)が要る。
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吊り橋から合流点を見る。高度感はある。
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合流点からしばらくは険しい渓谷が続くが、ほどなく田んぼに囲まれた里の川の表情になる。
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ふとバスを降りてみようかなと思える停留所
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窓から見える景色は?
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河畔のねむの木 はんなりとおどけたような媚態
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地区の中心部、円通寺や赤松神社、学校、郵便局がある地区に辿り着く
この取水堰の上流部の岩がかつて飛び込んだ場所
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いったんは対岸(左岸)に渡って集落はあとで訪れることとする。
無数の支流(沢)が流れ込む。沢沿いにはやさしい表情がある
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里山の風情が立ちこめる
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こんな光景も見られる
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赤松川の橋を渡って右岸へと行こうとすると橋の上からおもしろい光景を見つけた
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ウグイ(と思う)の群れがぐるぐると輪になって回っている
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餌を採る行動でなければ自衛の集団行動でもない
ただ遊んでいるように見える
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動画で見るとわかりやすい


ここから上流は民家が少なくなって林道沿いの源流部となる。
今回はここで折り返して集落の中心部へと向かう。
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地区の人の「美しい日本の村」の美意識が感じられる
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再び中心部へと戻ってきた。まずはなつかしい円通寺へ。
かつて合宿したときと違う(新しくなっている)ような気がするけれど
思い出のフィルターはときに蒼いモノトーンのように見せてくれる。
蝉時雨の夕立のようなひとこま。
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円通寺から小川に沿って上がっていく
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民家に植えられた花 河畔のねむの木
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赤松神社への長い階段が見えてきた
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災害用、緊急用のヘリポートがある。普段は駐車場として使われているのだろう。
もしかしてここは廃校となった小学校の運動場だったのでは?
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かつては下の集落からこの坂道を子どもが息を弾ませて上がってきたのかも
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二宮金次郎の彫像のお顔が現代的だ
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平成22年3月…最後の卒業生の手形がある
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さらに奥へ詰めると赤松神社と境内が見えてきた
神社に奉納される有名な吹筒花火はここでするのだろう。
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路傍の木と初夏の花に夏の叙情が立ちこめる
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さらに奥へ進むとまたも運動場。中学校だった場所かもしれない。
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講堂の窓に映る緑が萌えている
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この学び舎で過ごした子どもの姿は夏草の彼方に行こうとも
この場所の記憶はそこにとどまっている。
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上がり詰めたところにも神社があった
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再び下の集落へと戻ってきた
寺と赤松川を何度か往復した夏がときの彼方にこだまする。
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きょうはこれで帰ろう。
そう思ったけれど少し下流に潜水橋があったのを思い出した。
川沿いの道からどんどん田んぼのなかを下っていくと赤松川と橋が見えてくる
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美しいむらの記憶は感染症の夏でも消すことができない。
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国土交通省が作成した赤松川地図
http://www.minami-kankou.com/files/uploads/akamatsu_map_1.pdf

美波町在住の小部博正さんが作成した絵地図
http://www.minami-kankou.com/files/uploads/akamatsu_map_2.pdf
posted by 平井 吉信 at 17:31| Comment(0) | 山、川、海、山野草

日和佐川から明丸海岸へ


旧日和佐町(美波町)を語るとき
海山川が高い水準でまとまったまちといわれる。
まちから10分でまったく異なる景色が展開するというわけ。
そこに惹かれて移住者も多くやってくる。

薬王寺、大浜海岸、その間のあわえと呼ばれる独特の漁師町のまちなみだけでなく
名もない場所が癒しに満ちている。

日和佐川にはダムがないし漁業権もない
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小さな潜水橋 橋から水面まで足が届きそう
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潜水橋を歩いているとカワトンボが止まっているのが見えた
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自分の影を岩に投影して楽しんでいるのか
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本流と山河内川が合流する付近の棚田
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誰もいない 水を受け容れる山があるだけ
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ニホンアナグマが追いかけっこ 求愛行動だろう
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(タヌキが減ってニホンアナグマが増えているような気がする)

小さな堰と河畔林にもおそらく物語がある
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水辺でしばし休もうと弁当を広げる
水が山懐から流れてそこにある、かつてどこにでもあった風景
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静か
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水は表情を変えるが時間は止まったまま
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動画でどうぞ




日和佐川から牟岐へ出て海岸沿いを日和佐へ戻れば明丸海岸
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Kindleで風に吹かれて読書をしながら
渚を歩くと山の陰が落ちていた。
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日和佐地区の絵地図
http://www.minami-kankou.com/files/uploads/hisawa_sansaku_ab.pdf
posted by 平井 吉信 at 13:04| Comment(0) | 山、川、海、山野草

小松島港のトンビ


海上保安庁の船が停泊していた
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そのマストにトンビが3羽いるが、1羽が追われて飛び立った
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羽が傷んでいる。生きるための闘いをしている。
posted by 平井 吉信 at 12:46| Comment(0) | 山、川、海、山野草

玄関のアシダカグモ


何かを食べているように見える。
推定♀のアシダカグモ。
玄関から家屋に侵入を企てているところと推察。
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posted by 平井 吉信 at 12:43| Comment(0) | 山、川、海、山野草

夜の嵯峨峡


佐那河内村を流れる園瀬川上流の支流が嵯峨川(嵯峨峡)である。
蛍の時期には暗闇に明滅する光がたゆたう。
決して派手ではなく誰も見に来ない。
それでも蛍はここで光を放つ。
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タグ:佐那河内村
posted by 平井 吉信 at 12:38| Comment(0) | 山、川、海、山野草