2017年07月30日

野菜を食べるなら よってね市(徳島県勝浦町)


JAの直売所の格差が広がっている。
先日は愛媛県内のある市の幹部から市内の直売所について
現地で状況を伺ったところ。
継続的に品質向上や消費者の視点からの作付を行いつつ
農業や食の啓発を行い拠点として高い志で運営されていることが伝わってきた。
なにより一人ひとりの農家の研究熱心さと良いノウハウはたちまち伝線(模倣)されるところがいい。
産地はそうあるべき。それが個々の農家の所得向上にもつながるのだから。
(でも閉鎖的な農村ではそれがうまく行かずノウハウを抱え込む)
だから、この直売所の理念を感じないまま
レイアウトや地産地消のレストランなどかたちだけ真似てもうまく行かないよ。

徳島県内ではどうだろう。
愛媛県内に匹敵する取り組みは見られないように思うけれど
よく通っているのは勝浦町のよってね市。

夏の野菜を心ゆくまで食べてみたいと思って
梅を漬けたいと思って
トマトを冷やして塩を振って食べたいと思って
これだけ買ったのに1,320円でした。
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適度に山中にあって(標高差をうまく利用できる、虫害が少ない利点を活かせる)
適度にまちに近くて(消費者の感性を汲んで商売ができる)
結果は良い作物を手頃な価格で供給いただいている。
(マーケティングとか演出という感じはしないところがいい。ただ農家の立場からはこれでいいのかとも思うけど)


posted by 平井 吉信 at 14:32| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ

東讃に現れたエーゲ海を見下ろす神殿(のような)遺跡とたどりつけない岬


香川県は安全かつ快適に住むとしたら日本でも有数の土地と思う。
洪水や地震などの災害が少ない、公共交通の便、道路事情とも良い、経済的にもまずまず、
土地は広く四国のなかでも手に入れやすい。
瀬戸内海の光景、里山のなだらかな起伏はおだやか。
ときどき水不足で夏場に節水(取水制限)があるぐらい。
(うどんは安いけれど、食べすぎないよう注意しておけば)

香川の地形を見ると多島海が見えるようだ。
海だけではなく、陸にもこんもりとした小山が盛り上がり
地球温暖化で海水面が上昇すると内陸部も瀬戸内海のような光景になるだろう。

海に向かっては半島状の地形が突きだし、
そこに観光資源が散りばめられている。
浦島伝説の荘内半島には海と桜を望むことができる紫雲出山(しうでやま)があり、
全国に誇れる景観を持っている。
http://www.mitoyo-kanko.com/?p=17175

国道が海沿いを走るのは徳島県境に近い引田地区と愛媛県境に近い海岸線ぐらいで
あとは海に近い内陸を走る。
海岸線は国道から離れて海に張り出すので
西から五色台、高松をはさんで屋島、八栗山といった独特の地形を背景に持つ観光地が点在する。

さらに東讃(香川県東部)の海岸線は一部にリゾートの雰囲気もあるが観光地化されておらず、
ランプロファイア岩脈など独特の地形もあって
陸からのみならず海のおだやかな瀬戸内海をシーカヤックでめぐってみたい気がする。
もしかしたら往時の瀬戸内の漁村のたたずまいなど残っていないかなども興味深いのだ。
そう考えて時間を見つけてこのところ東讃めぐりをしている。

今回は志度から大串半島(大串自然公園)をめざすもの。
香川県は道が広い。どこへ行くのも大船に乗ったつもりでいける。
(これが高知や徳島だとすぐに道が狭くなって神経を使うのだが)
国道11号から適当に半島をめざして何度か曲がると海沿いに出てそこから半島の背骨を伝っていく。

駐車場に着いて看板を見る。
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まずは時計回りに「テアトロン」と書かれたオブジェをめざす。
車を止めて歩きだすと海が見える芝生の公園に出る。
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半島の付け根を見るとワイナリーと思われる建物が見える。
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大串半島の先(大串の鼻)の方向へ散策路は延びていく。
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植栽のハイビスカスを相方がフジX20で撮ったもの。
門前の小僧の読経に似て
無意識に光を観るようになったのだろう、
ハワイの空気感、風土、ホ・オポノポノが大好きなので
自らの想いが乗った写真かも。
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エーゲ海に映える神殿のような施設が見えてきた。
さぬき市野外音楽広場テアトロンという。
http://www.city.sanuki.kagawa.jp/sightseeing/sights/oogushi/theatron
もうすぐスピッツの野外ライブがあるそうで
それを見に行くための下見ではないのだけれど。
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おそらくは盆地城の地形を活用した施設ではないかと推察。
(掘り下げたのなら土砂の処理に困るから)。
瀬戸内の夕暮れが迫る頃、
ここは独特の熱気を帯びるのだろう。
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ただしここに1万人収容を想定した自家用車のアクセスも収容もできない。
この隔絶感が一種のサマーキャンプのような演出となるのだろう。
アクセス面からはありえない施設整備だが
なにごとも常識のフィルターだけで見たくない。
気を付けておくことは周辺には飲食のできるところが皆無なので
水分補給とトイレの問題が生じる。
(水を飲むとトイレの需要が発生する。我慢すると体調を崩す)
運営の視点に立てば、
ボトルネックを計算した交通手段の設定など
(一度に輸送できる人員は限られているのでヒトのたまりをどこでどの程度つくるか、つくらないか)
高度に配慮されたソフトがなければ税金を投入した遺跡となってしまう。
それはどのように解決するのだろう。

いったん上に上がって島を周回する道路を時計方向に進んでみる。
気温は30度を超えて35度近い。
ふだん汗をかかないエアコン不使用者でも暑いと思うこの日の散策。
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海へ降りる散策路をたどると長ぞわい観音。
大串半島付近での海上交通の安全と大漁を願って作られた庵治石の観世音菩薩。
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そこからさらに下る道がある。海岸に向かって降りているようだ。
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海岸沿いの散策路に出た。海釣り公園まで舗道が続いている。のどかな釣りができそうだ。
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振り返ると大串半島の先端、大串の鼻が近くに見える。
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灯台に行ってみようと思ったが、なかなかたどり着けない。
道を探しに上まで行って気付いた。
この灯台は舟でしか行けない。
海中へと階段があるが、干潮になると渡れるという水深ではなさそう。
おもしろい。
(大串埼沖灯標という)
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観音像が見えてくると特撮映画のような雰囲気。
SNSをやっているヒト、ネタを提供しますよ。
大串自然公園の長ぞわい観音様ですよ。
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それでは大串の鼻の展望台に行こうと道を探したが見つからない。
すでにこの周辺を3〜4度歩いているうちに
相方が疲れてきた。
熱中症になると行けないので水を飲ませて日陰で休ませ
車を取りに坂道を15分走る。走れメロスの心境。

相方を拾って車で周辺を回ってみる。
水分補給をして休んだので元気になった。
相方がもっと探してみようという。

観音様からトラバースの道がある。
これが大串の鼻展望台へ続いているのだろうとほぼ確信はあるのだが
(冒頭の地図をご覧いただきたい)
進むうちにテアトロンの下の入口に戻ってしまった。
歴代のステージに立った演奏者のサインが並ぶ通路。
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通路を抜けてステージに立つと意外に客席が近く感じる。
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もう何度目になるのか、観音像へと向かう途中で気付いた。
ここが散策路の分岐(入口)ではないかと。
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登山をしていればこの程度の踏み跡を見落とすことはありえないが
観光地の散策路が草に覆われて見えにくくなっているとは思わなかった。
(画面のほぼ真ん中で草が茂っているところが入口)

草を踏み分けていくと踏み跡は明瞭となった。
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ヒョウ柄のキノコが生えている。
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展望台が近くなると崖崩れで散策路が崩壊している箇所に注意。
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崩壊地の崖の下は渚。
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大串の鼻展望台に到着。
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謎は謎のままでも良かったが
謎を解くプロセスが愉しい。
仕事もそうで問題発見と解決が楽しくて。
理詰め(ロジカルシンキング)だけでは決して答えは得られない。
なぜなら着眼点は既存(過去)の改善や修正にないことが多いから。
やわらかい感性、洞察力とそれを結びつけて再構築することの大切さ。
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もしかしたら大串自然公園はそれを磨くのにうってつけの場所かもね。
大串公園
http://www.city.sanuki.kagawa.jp/sightseeing/sights/oogushi

追記

東讃といえば、三谷製糖などの和三盆糖が有名だが、
今回は三本松駅前の巴堂のぶどう餅を。

徳島にはぶどう饅頭があり、香川にはぶどう餅があり、
似たような感覚があってこれまで食べたことがなかった。
そこで初めて買ってみたもの。
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どちらの肩も持たない客観的な意見を記すと
製法は違えど風味の系統は似ている。
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南予の山田屋まんじゅうのような洗練された風味ではないけれど
ぶどう餅は、口の肥えた和菓子通にはわかる良さを持っている。
味の濃い食べ物しか食べていない人はどうか知らないけれど
ぼくならぶどう餅に高い得点を付けたいな。
(香川県の銘菓として記憶に刻みました)
みなさんはどうでしょう?
(いまの時代、食べログなどの悪影響で味の濃い店が点数が高くなっているね)
(この次は、白鳥の正華堂へ寄ってみよう)

タグ:菓子 東讃
posted by 平井 吉信 at 13:57| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2017年07月23日

太平洋高気圧の前触れのような夕暮れ


小松島市大林町から立江町を望む
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赤石町のJR牟岐線鉄橋を望む
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(フジX20、X-E2+XF18-55mmF2.8-4)
タグ:小松島
posted by 平井 吉信 at 18:20| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2017年07月18日

梅雨明けが近い夕方 コオニユリが咲いていた


梅雨明け間近の夕方、
コオニユリが草に混ざって咲いていた。
その横顔を照らす太陽。
沈む前に投げかけるためいきのような陽射しで。
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日常生活の万華鏡のひとこま。
見ようとしなければ見えないもの。


(ニコンD7200+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR)
posted by 平井 吉信 at 22:48| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2017年07月15日

キキョウは太平洋高気圧の陽射しをものともせず咲いている

太平洋高気圧が張り出してきたのではないだろうか。
そろそろ漬け梅の土用干しの時期ではないだろうか。
紫蘇を手配しておいたほうが良いのではないだろうか。

出張帰りの土曜日の朝、洗濯機を回して
庭に出てほぼ一ヶ月咲いているキキョウを見る。
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きょうも熱くなりそうだ。
でも、その暑さに幸福感を感じる。
(ささいなことに幸福を感じるけれど、社会から目を反らしたくはない)
熱い―と感じる。
生きているからでしょ。
(なんせエアコンを取っ払ってしまったから暑い夏を心ゆくまで愉しめる♪)

フジX-T2+XF35mmF1.4 R
posted by 平井 吉信 at 12:24| Comment(0) | 山、川、海、山野草