2020年06月14日

自然がつくりだした滝のある庭園 海部川の王餘魚谷(かれいだに)轟の滝と九十九滝

 
海部川本流を遡ること40分、
DSCF5295.jpg
さらに支流の王餘魚谷(かれいだに)を10分遡ると終点。
車を停めて5分歩くと轟(とどろき)神社。

海部川上流は日本有数の多雨地域。
https://www.hrr.mlit.go.jp/river/dosya/sdk_hp/tokusei/bunpu1.html

上掲の国土交通省の雨量分布では四国東南部と紀伊半島南部が
年降水量4000mmを越えていることがわかる。

海部川上流域は林業が盛んである。そして本流支流ともダムがない。
保水力に裏打ちされた森から流れるミネラル豊富な水が遊ぶところ。
小さな沢でも水量は一年中多く南国の川特有のたたずまいにひかれる。

神社へ向かって橋を渡るとユキノシタの群生
DSCF5297-1.jpg

轟神社への階段
DSFT0287-1.jpg

ガラス戸ごしに御輿を眺める。これが滝壺に飛び込んでいくのだろう。
DSCF5308-1.jpg

龍神や不動明王と思われる石像。その向こうに轟の滝(本滝)がある。
ここは轟九十九滝と呼ばれる一帯である。
DSCF5311-1.jpg

DSCF5313-1.jpg

轟の滝が近づくと水量の多さゆえの飛沫でたちまち濡れてしまう。
カメラは防塵防滴のフジX-T2だが
レンズはそうではないので長居はできない。
DSFT0298-1.jpg

写真ではわかりにくいが、滝は断層崖の割れ目からのぞいている。
高さは66メートルで四国一である。
滝の全容は崖の向こう、すなわち滝壺へ入っていかない限り見ることはできない。
身体を清めた氏子たちによる例祭以外は近づくことはできない。
DSFT0303-1.jpg

下流へ戻って右岸に渡る橋からと沢沿いに長い階段がある。
勾配は急でしかも階段が小さいので大きな靴ならひっかけてしまうだろう。
ここでひるむ人も多いと思うが、じっと我慢で一歩一歩確実に歩みを進めよう。
(登りはなんでもないが、怖いのは下り。小雨のときはやめておこう)

急な階段が終わると二重滝がある。
DSFT0493.jpg
二重滝の下流から轟の滝(本滝)へ落ちていく一筋の流れが見える。
足元が滑りそうで近づけない。
滝壺へ落ちるとまず助からない。安全な場所から落口を眺める程度で。
DSFT0337.jpg

二重滝
DSCF5322-1.jpg

階段が終わると多少の登りはあるが快適な散策路が沢沿いに続く。
しかもこの水系には砂防ダムが一箇所もない。砂防ダムが一箇所もない。砂防ダムが一箇所もない…。
景勝地の渓谷でも砂防ダムがあることがほとんど。しかし王餘魚谷にはないのだ。
このことが王餘魚谷の価値をいっそう高めている。
DSFT0293-1.jpg

雨期でもないのに湿潤な渓谷の空気感
DSCF5338-1.jpg

DSCF5352-1.jpg

DSCF5364-1.jpg

二重滝の次は横見滝
DSFT0491.jpg

DSFT0387-1.jpg

沢沿いの散策路の快適なこと
DSFT0488-1.jpg

船滝は深い瀞場に豪快に水が滑り込む
DSCF5386-2.jpg

DSCF5389-1.jpg

船滝から連続するように落差の大きな丸淵滝と続く
DSFT0481.jpg

鳥返滝には滝壺と河原がセットされ、その窪地を取り囲む岸壁がある
ここは桃源郷?と思わせる場所はここ
DSFT0435.jpg

DSCF5406-1.jpg

展望が開ける場所があるが沢ははるか下を流れる。ここで尾根を見て現在位置を同定する
DSCF5412.jpg

鍋割滝が現れる。そのすぐ上手に鍋割神社。
DSCF5416-1.jpg

DSCF5426-1.jpg

ここより上流に滝はないと書かれている。
(滝はないとの表示で引き返さずそのまま進むと)
鍋割神社のすぐ上流に日本庭園のような流れがある。
DSFT0470-1.jpg

まだまだ上流へと辿りたいのだが、すでに夕刻が迫っている。
小さな河原と河畔林、開けた地形はこれが源流域とは思えない。
(砂防ダムの直上流のような地形だが自然地形である)
DSCF5436-1.jpg

本滝は時間によっては虹がかかるといわれているが、今回は曇り気味の天候であったため見られなかった。
DSFT0306.jpg

雨の日は足元が滑って危険なので進めないが、おだやかな天候であれば
九十九滝はその散策の愉しさと相まって2〜3時間の極上の散策を過ごすことができる。

動画で見ると水量の多さがより感じられるはず




この沢を見れば雨の多い広葉樹の森をダムを持たず流れる海部川ミネラルヒーリングが身体で感じられる。
「海部川ミネラルヒーリング」は1999年の「南阿波海部の新しい波〜エコツーリズムによる地域づくり」(国会国立図書館の蔵書)で提唱したもの。「ミネラル」のキーワードが四国東南部の観光のみならず産業振興や暮らしの営みそのものであることを書いた。






posted by 平井 吉信 at 22:23| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年06月12日

霧が立ちこめ夕刻迫る高丸山 すみれとツツジの五月の頃


高丸山はブナの森で知られる勝浦川源流に位置する名峰である。
登山口にはトイレや広い駐車場を完備し利便性が良い。
かつてはブナの森に笹が生い茂る原生の森であったが
近年ではシカ害により下草が消滅してしまった。
歩きやすい森となったのは良いが、森本来の姿ではない。
5月連休中の高丸山は封鎖されていたので
封鎖が解かれた5月中旬に散策を行った。

曇りの天候で立体的な森の陰翳には乏しいが山水画のような趣となっている。
DSFT0135-1.jpg

DSFT0144.jpg

DSFT0148.jpg

道中に咲くすみれをレンズで拾いながら歩む
タチツボスミレが多い
DSCF5094-1.jpg

DSCF5117-1.jpg

DSCF5144-1.jpg

下ばかり見ているのは森を見ず、になるので空を見上げる
DSCF5121-1.jpg

山頂が近づいてくる。アケボノツツジの桃色が空に映える
DSCF5155-1.jpg

フモトスミレ
DSCF5165-1.jpg

DSFT0153.jpg

尾根沿いにもタチツボスミレ
DSCF5170-1.jpg

DSCF5191-1.jpg

DSFT0171.jpg

高丸山頂から西のピークに付くと展望が開けて稜線を雲が流れていく
DSFT0192-1.jpg

尾根を越えての下りではシハイスミレが目立ってくる
DSCF5204-1.jpg

DSCF5208-1.jpg

DSCF5219-1.jpg

低灌木の明るい森にミツバツツジが点在する
DSCF5229-1.jpg

DSCF5238-1.jpg

夕刻が近づいた森は光を失い霧が立ちこめる
DSCF5243-1.jpg

これは森の時間、そろそろケモノたちの活動が活発になる逢魔が時。
DSCF5252-1.jpg

DSFT0267.jpg

タグ:高丸山
posted by 平井 吉信 at 16:35| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年06月08日

上勝町の勝浦川は旭川(支流)と殿川内渓谷(本流)


上勝町方面へ行った際に足を伸ばしてみた。
勝浦川には坂本川、立川、藤川谷川などがあるが
そのなかで最大の支流は旭川。
この川はのどかな里の川の印象。
小学校の頃、旭川と本流の合流点付近で尺近いアメゴを釣ったことがある。
(あれは小雨で笹濁りの流れだった)

高丸山へと通じる県道に沿って尾根近くに点在する集落へと上がる道が接続される。
全国棚田百選の樫原の棚田もここからである。

まずは月ヶ谷温泉前から(全室リバービューの立地の良さ)
DSCF5004-1.jpg

DSFT0076-1.jpg

DSFT0670-1.jpg

旭川沿いの散策路を歩く
DSFT0087-1.jpg

DSCF5010-1.jpg

DSFT0081-1.jpg

DSCF5018.jpg

千年の森ふれあい館に立ち寄って河原へ降りてみる
DSCF5564-1.jpg

DSCF5555-1.jpg

路傍にユキノシタが群生
DSCF5583-1.jpg

豊かに大柄にホタルブクロ
DSCF5571-1.jpg

樫原の棚田もここから3km程度、道は細いが気を付けて上がっていこう
DSFT0644-1.jpg

DSFT0618.jpg

DSCF5612.jpg

DSCF5629.jpg

殿川内方面は傍示地区を通ってショートカットすることもできる。
すると射手座造船所
DSFT9963-1.jpg

映画ロケの案内看板がある
DSCF4658.jpg

殿川内渓谷へ降りていく散策路をたどると
ここで主人公が告白したという河原
DSFT9971.jpg

DSCF4667-1.jpg

さらに剣山スーパー林道を進む。
対岸にプライベートなキャンプ地が見える
DSCF4722.jpg

やがて現れる百間滝
DSCF4683-1.jpg


高丸山に源を発する勝浦川の流れは2市2町を潤して紀伊水道に注ぐ。
子どもの頃から泳いだ川、アユやアメゴを釣った川、
自転車で遠出をした川、
ボランティア団体を設立して事務局を担った川、
非常勤の役員として着任した会社へ行く際にふと訪れる川。
タグ:立川 勝浦川
posted by 平井 吉信 at 19:13| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年06月06日

小松島市長選 何を求める 何ができる 思いつきからプロセスの積みあげ重視へ


明日は小松島市長選。
国政では思いつきのアイデアや政権幹部や経験者の関連会社への利権などにうんざりする。
以前から指摘してきたように政権の目玉事業はその話題性に隠れて
決まり切った企業が受託して事務委託費(中間コスト)に大半が消えていく。
それらが政治家になんらかのかたちで間接的に環流するのだろう。

国政と基礎自治体の政治はやや事情が異なる。
まずは限られた予算と権限のなかで為政を行わなければならない。
しかしすでに支出が固定化されている経常的な支出がある。
平成30年度の小松島市では経常収支比率が99.8%に達していることから
市単独財源ではできうることはきわめて限られる。
(公債費負担比率は同年17.7%と警戒水準を突破している)

いまは2020年。政策としてコロナ禍への対応がある。
(これについては国からの臨時交付金等が降りてくると考えられる)
すでに専門家等からの指摘があるように
数ヶ月単位で収束することはあっても
終息までに2年から5年程度はかかるというのがほとんどの識者の見解。

だから重点施策から「賑わい創出」につながるハード整備やイベント系は消さなければならない。
思い出してほしい。
なぜ徳島県は県内由来の感染者が出ていないのか。
それは全国で唯一中心市街地がない県だからである。
それゆえ人が集まる場所として感染症がマークされてきたのは
郊外の商業施設1〜2箇所のみ。

もしある候補者が賑わいをつくるような政策を並べていたら
ぼくはその政治家の顔をまじまじと見つめる。
「時代が見えていますか?」

企業の経営では強みを活かして(伸ばして)
新たな需要をつくりだす(潜在ニーズの「見える化」や提案)ことが戦略である。
基礎自治体では予算と既得権の制約があるが
強みを抽出して磨き上げる方向は間違っていない。

小松島市の強みは何かというと地勢的な拠点性と考える。
徳島市に近く、勝浦川流域(勝浦町・上勝町)からの日々の流入がある。
その一方で阿南市からもバイパスで結ばれている。
そのため、個性ある事業所は徳島市南部、勝浦川流域、県南部から徳島市へ向かう流れの一部を取り込める。

もっとも重要な拠点は赤十字病院である。
ここには医療関係者、入院患者とその付き添いなど常時2千人が滞在する。
循環器系診療ではかつて四国有数と呼ばれていた。

弱みは企業等の立地場所が限られること、まちなかや主要地区の津波防災対策が求められること、
少子化時代に対応できる持続可能な学校教育の構築である。

このような立地においては生活者の安心安全や利便性を考えて都市設計を行うことで
人口減少はあっても存在意義を示していくことはできる。
(近頃当選した県内の若い市長たちは生活者の存在が見えていないのではないか)

国政では思いつき政治の弊害が誰にも明らかで
市町村長をアイデアで選んではいけない(それを実現して意味があるか、実現する裏付けがあるか)。
前市長に見るように市町村政では専制的な運営がなされやすい。
意思決定のプロセスを構築すること、そこに市民の意見が反映されること、
このことが2020年の小松島市にもっとも必要なこと。

さて、ふたりの候補者はどう応えてくれるのか?
DSFT9715-1.jpg
(夕刻の小松島市中心部を日峰山から)

posted by 平井 吉信 at 16:11| Comment(0) | 徳島

2020年06月02日

すみれは日本の春を彩る一寸法師 その2


その1からの続き

なんと端正なたたずまい ヒメミヤマスミレ
DSCF4888-1.jpg

タチツボスミレ、その花弁の透きとおる透明感
DSCF4891-1.jpg

ニオイタチツボスミレ たぬき顔の美人といえば失礼?
DSCF4931-1.jpg

桜の花びらにも似たモモイロイワバソウ(仮称)
DSCF3037.jpg

DSCF3028-1.jpg

DSCF3019.jpg

DSCF4954-1.jpg

DSCF4956-1.jpg

DSCF4971-1.jpg

DSCF4976-1.jpg

DSCF4981-1.jpg

その他の春の山野草もおまけ
集落へ上がる道路沿いの一角で見つけたニョイスミレ
DSCF4028-1.jpg

ムラサキケマン
DSCF4039-1.jpg

キンポウゲ
DSCF4043-1.jpg

周辺にはエビネが点在
DSCF4621-1.jpg

DSCF4627-1.jpg

鳥とも哺乳類の胎児を見るような不思議な花弁
ランの仲間はその生命力と造形が植物の進化形のようにも思える。
DSCF4061-1.jpg


(フジX-T30+XF35mmF1.4 R)
posted by 平井 吉信 at 11:54| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年05月31日

新緑を吸い込みすみれに足を止める 砥石権現 その3 アケボノツツジ スミレ 総集編


登山口の森の様子から想像できたことだけれど、
アケボノツツジも開花が始まったばかりであった。
前ページの最後の答は数少ない落ちた花びらを撮影したもの。

ここでは撮影した時間軸に沿って写真を並べてみよう。
フジX-T30+XF35mmF1.4 R(標準レンズ)のみ。
前2コンテンツの情報に留意しつつ
空想を膨らませながらweb上で森を歩いてみてはという試み。
では、どうぞ(寡黙な案内人がぼそっと口を開きます)。

DSCF4106-1.jpg

倒木と苔を撮影したのかと思わないで
DSCF4124.jpg

木の葉に擬態しているチョウがわかりましたか
DSCF4125-1.jpg

透けるように美しいタチツボスミレですが、花弁の右上に妖精のような存在が見えませんか?
DSCF4135-1.jpg

森の風格というかたたずまいの静けさ
DSCF4138-1.jpg

DSCF4140-1.jpg

倒木と苔にしばし足をとめてしまう
DSCF4142-1.jpg

端正なナガバノスミレサイシン
DSCF4157-1.jpg

エイザンスミレ、タチツボスミレ、そして濃い色のタチツボスミレ
(タチツボスミレはコタチツボスミレに近い形態か)
DSCF4161-1.jpg

DSCF4170-1.jpg

DSCF4173-1.jpg

ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、タチツボスミレ
DSCF4181-1.jpg

DSCF4186-1.jpg

DSCF4193-1.jpg
(この山域らしい透明感と艶のある個体群)

フジだから撮れた絵かもしれないけれど
実際に見たときに色の抜けの良さ、あでやかさに足を止めたのは事実
(特に2枚目のタチツボスミレのこの色彩感は初めてみた)
DSCF4198-1.jpg

DSCF4207-1.jpg

DSCF4208-1.jpg

DSCF4215-1.jpg

そうは言ってもシハイスミレのあでやかさはやはり目を留めるべきもの
尾根沿いにはカタクリとシハイスミレが続出する。
シハイスミレ
DSCF4242-1.jpg

DSCF4261-1.jpg

DSCF4316-1.jpg

これも透明感のあるタチツボスミレ
DSCF4238-1.jpg

DSCF4226-1.jpg

DSCF4232-1.jpg

DSCF4246-1.jpg

DSCF4256-1.jpg

DSCF4285-1.jpg

DSCF4289-1.jpg

DSCF4303-1.jpg



尾根からやや沢筋を南へ下った大岩にアケボノツツジが咲いている
DSCF4320-1.jpg

ミツバツヅジ
DSCF4348-1.jpg

エイザンスミレ
DSCF4394-1.jpg

タチツボスミレ
DSCF4405-1.jpg

DSCF4407-1.jpg

ワチガイソウ
DSCF4412-1.jpg

ネコノメソウ
DSCF4429-1.jpg

シロバナネコノメソウ
DSCF4436-1.jpg

最後はエイザンスミレで締めくくる
DSCF4414-1.jpg

2コマだけ望遠レンズ(ニコンD7200+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G )の力を借りてみる
D7N_6116-1.jpg

D7N_6121-1.jpg

ヤマザクラ+アケボノツツジ+カタクリ+すみれとは春の山の饗宴と呼ばずしてなんとする?
(誰かが言っていました。徳島に住んでいることの良さは砥石権現へ行けばわかると)

追記
いまから山野草を撮りたい人でカメラを買う人はフジのX-T30+XF35mmF1.4 Rを奨める。
理由は上級のX-T2,T3,T4と比べてシャッターのストロークが小さいのと
X-T2比でAF速度が早いことによる。
シャッターを押すときには息を止めてじっとしているが
それは動きを止められると思ったときにシャッターが押せること。
X−T2もしくはその後継機ではストロークが深すぎてぶれてしまう。
(だからカメラの本質はX−Hシリーズが優れている)
この組み合わせでは慣れると手持ちで1/15ぐらいでぶれない写真が撮れる。
もちろんそれには何コマか押したなかから選ぶのだけれど。
シャッターはもちろん電子シャッター。ストロボを使うときは機械シャッターを使うけど。
小型軽量でチルト液晶(X-T4はバリアングルなので山野草に向かない)のX-T30は価格も手頃でねらいめ。
色もX-T2世代と比べて自然になっている(特にホワイトバランスを太陽光に設定したときの緑の葉の色)



posted by 平井 吉信 at 22:03| Comment(0) | 山、川、海、山野草

新緑を吸い込みすみれに足を止める 砥石権現 その2 すみれに接近編


今度はフジのX20という小さなカメラですみれに近寄ってみる。

まずはタチツボスミレ
下界の個体と比べて背は小さめだが、花の大きさは変わらない。
開けたブナ林の林床はこの時期には十分な光が差し込める。
ときどきはっとするような鮮やかな色彩の個体を見かけることがあった。
さらにフジのカメラでこのすみれを撮影すると
花弁がしっとりと濡れて透けるような写り方をする。
DSCF1500-1.jpg

DSCF1528-1.jpg

すみれの仲間で細かく葉が分裂しているのはエイザンスミレ
これもやや色が濃い個体が多いように思う
DSCF1519-1.jpg

DSCF1461-1.jpg

DSCF1526-1.jpg

DSCF1523-1.jpg

白いすみれはナガバノスミレサイシン
DSCF1530-1.jpg

シハイスミレの可憐な姿はやはりその色。
さらにきゅっと上がった炬にある。
DSCF1484-1.jpg

DSCF1504-1.jpg

尾根沿いにはみごとなカタクリが点在
これはそのなかでももっともみごとな個体
DSCF1472-1.jpg

コミヤマカタバミやワチガイソウは至るところに咲いているので踏まないよう。
DSCF1542-1.jpg

DSCF1545-1.jpg

DSCF1494-1.jpg

白でいえば、シロバナネコノメソウ
DSCF1558-1.jpg

さて、この花は?
DSCF1489-1.jpg
(フジX20)
(答はその3で)


posted by 平井 吉信 at 21:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草