2016年09月22日

露草、月草、蛍草、帽子花、藍花。小雨の朝、休日は…


8月までの降らない空とうってかわって
降る休日となっている9月。
台風後に行きたい山も川もなし。
朝はすだちをもいでいる、と友人から連絡。
(手伝いに来て、その後に紅茶でもいかが、という誘いか?)
決めかねて庭へ出ると
控えめな青が空間に浮かんでいる。
小雨のなかで三脚を据えてマクロレンズで覗いてみる。
霧の深山で思いがけず見つけたひそやかな花のような…。
子どもの頃から親しみを感じていた。
その花の名はみんな知っている。

月草に衣は摺らむ朝露に濡れての後はうつろひぬとも
(万葉集 第7巻 作者不詳)
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そのようなことがあったかなかったかは詠み人知らず。

(ニコンD7200+AF-S Micro 60mm f/2.8G、フラット・リッチ・カラー=オリジナルピクチャコントロール)

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2016年06月22日

雨の上がった夕刻の庭にて


雨の雫を宿した草花。
この庭は手入れすることなく
ただ放置することで
どのような草花が現れるかを観察する楽しみもある。

それが毎年顔ぶれが変わっていくのだ。
ムラサキカタバミは常連だが、それとて生える場所が違っている。
ユリはなぜ、生えてきたか?
ツユクサとムラサキツユクサはどこから侵入したか?
野菊がいつから定着して勢力を広げたかは憶えていない。

闇に溶暗する前に光を放つキキョウ
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雨に打たれても咲く
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これは今年初めて自生してきた
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調べてみると、ヒメヒオウギズイセンと呼ぶらしい。
かつて外国から輸入されて野生化したもので繁殖力が旺盛とのこと。
なぜ、これがやってきたのかを探ってみると
近くの溝に自生しているではないか。
その種子が飛んできたのだろう。

ムラサキツユクサだろうか、どのような花を咲かせるだろうか
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フジのプロネガスタンダードの設定色。忠実に黄昏に溶け込む葉を再現する。
(フジX-E2+XF35mmF1.4 R)
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開花したツユクサが。
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ツユクサとムラサキツユクサの饗宴はおもしろい

余談だが、X-E2はファームウェアの書き換えで
電子シャッターが導入されてから
格段に画質(手ぶれ)が改善した。
通常なら三脚を持ち出していた明るさや
マクロ領域で手持ちでどんどん撮れる。
(これはミラーショックを構造的に抱える一眼レフでは不可能な領域)

フランジバックが短く開口部を広く取れるミラーレスは広角レンズで有利。
それに加えて望遠でもコントラストAFとEVFでの部分拡大でピントが確認できる。
そのうえ、シャッターショックをなくすことができる。
同じ理由でマクロも操作性がいい。
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2016年05月12日

庭のムラサキカタバミ 晴れて


久しぶりの快晴の朝、
先日開花した濃い色のムラサキカタバミを見た。
雨で花弁は少し痛み、
相棒の花はしおれてしまったけれど
五月の陽光を受けて風に揺れている。

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フジX-E2+XF35mmF1.4 R手持ち撮影(プロビア=JPEGそのまま)
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2016年05月09日

庭の小さな変化 鮮やかなムラサキカタバミの出現


猫の額ほどの小さな庭を毎日眺めていると
思いもかけない変化があって楽しい。
季節を問わずムラサキカタバミが、日向に木陰に出現するが
ほとんどは桃色から淡い赤紫である。

ところが、5月上旬に発見したこの個体は
それまで見たことのない赤紫系である。

シコクカッコウソウの無念を思うと
胸が痛んだ数日であったが、
雑草に宿る思いがけない生命の輝きは
心にひとときの明かりを灯す。

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中心部の色合いが複雑で万華鏡のよう。
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フジX-E2+XF35mmF1.4 Rで手持ち撮影(JPEGそのままの色再現)
(中間リング使用)
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2016年01月29日

あざやか、あでやか、あしたも


誰も植えていないのに
いつからかここに生えて数年になる野菊。
朝日が当たる庭できょうも眺めている。

1月最初から咲いている花。
まだまだやれるよ。
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あっ、小さな頭をもたげている。
小さなつぼみ、見つけた。
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これから開くところ。
あざやか、あでやか、あ、
あしたもみよ。
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追記
富士フイルムの標準レンズ XF35mmF1.4 Rは奥が深い。
純正のリングを入れると
マクロレンズに早変わり。
設計では想定していない距離だけれど
画像が崩れない。
撮影してそのままのJPEG映像のあざやか、あでやか、あ、
あしたも撮ろ



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2016年01月26日

何度でも立ち上がる カエデの根元の一輪の


新居浜からの帰り、束の間の休息に駆け足の買い物。
別子山の漬物(梅干し、たくさん)、こんにゃく。
地域おこし協力隊の村松聡さんのおすすめが決め手となった。

これは!とうならされる品の良い風味。
京都でもなかなか食べられないのではと。
今頃は雪に閉ざされているだろう別子山地区で
時間をかけて準備されたもの。
(梅干しは自分で漬けているのでわかる)
丹精された食材から山里の風情と心がこぼれる。
(ご活躍、お祈りしています)

地元の方のおすすめで買ったお菓子は
永久堂の「青いレモンケーキ」。
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こちらは定番の「瀬戸内レモンケーキ」。
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雪の余韻と賑わいを思い起こしながら
ありがたくいただいた。

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まだまだ一部で凍結が続いている今朝、
庭に出るとカエデの根元で野菊が
風雪に耐えて残っていた。
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少し色が傷んでいるけれど
朝の光を真っ向から受けて
何度でも立ち上がる。
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こちらは1月4日の姿。
ぴゅっと光を反射しそうなぐらい、みずみずしいけれど
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いまは風雪に耐えた花が持つ
包み込むような愉悦と円熟が光となってこぼれる。
おだやか、まどか、きらびやか―。
輝いているよ、と声をかけた。
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2016年01月04日

光あびてすくすくと 新年のみなさまのように

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新年のご挨拶を申し上げます。

広大なインターネットの大海で
ここを訪れる人は一日数人、多くて数十人ですが、
そのためにも地道に発信を続けていく所存です。

例によって年賀状はお出ししていません。
誰に出して誰に出さないかを決めることはできませんし、
(年賀状をいただいた方へもご返信できておらず申し訳ございません)
 → 神仏に祈る

そもそもルーツをたどれば、すべてつながっています。
かつて旧人類として別種の人類であったネアンデルタール人、デニソワ人すら
現生人類と混血していると判明したのが数年前。
地道なDNA配列の解析の成果からでした。
 → ネアンデルタール人は私たちと交配した

それゆえ、人を含むすべての生きとし行けるものを
あたためつつ書いています。

この国や世界をめぐる情勢、地球環境や生態系をみれば
滅び行く序曲のようにも洞察されます。
そのような社会であっても
希望を持って
その日できることを生ききること。
例え、明日なにかが起ころうとも
やりきった充実感を糧に。
(それさえも逝くときは持っていくことはできませんが)

庭の野菊が新春の光に揺れています。
(2015.1.4午前撮影)。

これがいまの気持ちです。
このWebサイトをご覧になられる方もそうでない方へも
親しみを込めてご多幸をお祈りいたします。

楓の根元からすくっと太陽をめざして立ち上がる
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朝の限られた時間だけ光が届くわずかな隙間で存在感をたぎらせて生きている
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旬を迎えて花をひらいた誇らしい野菊の高揚感が人の心をもひらかせる
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2015.1.4 平井 吉信

約20年前のタムロンのミノルタMDマウント用のレンズ(90mmF2.5・52BB)を
アダプターでフジX-E2に付けてみました。
伝説のマクロレンズは当時と変わることなく健在です。
https://www.tamron.co.jp/data/a2-lens/52bb.htm

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2015年12月28日

冬至の頃 ひだまりで背伸びして

いつ頃からか、
庭に野菊が咲くようになって数年。
冬至の頃、我先にとかれんな花をつける。
(昨日の第九のあとでは風景が変わってみえる)
生きることにこれだけひたむきになれるよ、
と笑うように。

誰かに届けたいから
そのほほえみ、ここに置いた。

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フジX-E2+XF35mmF1.4 R
ここから汲み出される色彩はこの世のものとも思えない。
フジ純正のマクロエクステンションチューブを使うと
AE、AFもできるマクロに早変わり。
ピントは自分が前後して合わせる感じ。
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/accessories/lens/mount/
2種類あるが、使いやすいのはこちら。
FUJIFILM エクステンションチューブ MCXE-11 MCEX-11

 → 富士フイルム ミラーレス一眼 X-E2 ズームレンズキット ブラック F X-E2B/1855KIT

 → FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF35mm F1.4 R 単焦点 標準 F XF35MMF1.4 R
手頃な価格だけれどミラーレスのレンズに一時代を築いた名レンズだと思う。
(2015.12月末現在ではアマゾンで3000円引きキャンペーン中)

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2015年09月14日

朝日を受けた庭のツユクサ


おはよう。
朝起きて見つけた。
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ツユクサは、古来から野辺に咲く花として親しまれている。
うちの庭には昨年まで生えていなかったが
今年はキキョウの近くに生えてきた。

昨日は赤い花が咲いていたが、
きょう見ると花はなくなっている。
こんな小さな庭でも
どこからかやってきて花を咲かせる。
そのまま数年定着するものや
そのときだけで終わるものもある。
どこにでもあると見過ごしがちなツユクサだけれど
朝日を透かして輝いていた。
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この花を見て沸き上がる歓びは
いのちを感じる心の動き。

80歳まで生きるとして29,200回の朝を迎え
同じく夜を迎える。

一期一会の朝をどのように迎えるかで
人の一生が決まる。
何をするかを迷うことなく、
どのように過ごすかを心して生きてみる。

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posted by 平井 吉信 at 00:31| Comment(0) | 家の庭

2015年09月06日

そこに ○○があるから。気がつけば劇場

花や虫、山や川を見ている。
そこに徳島、四国の魅力があると思うから。

創造主の設計図(DNA)というか
こうなりたいと想う魂が降りてきて顕現化すると
それが、花になったり虫になったり。

でも、花というかたち(色)が尊いのではなく
そこにある霊性(空)と共鳴できたら。

10代の頃に感じたこと。
京都のとある庭に置かれた岩を撮ろうとして
同じようにうずくまって数時間。
どこまでが被写体で
どこまでが自分なのかの境があいまいになり
ふとシャッター音で我に戻るという感覚。

ここに書いている文章も
頭につながった音を言葉に紡いでいる。

自然だけでなく人も同じ。
対立ではなく無心に受け容れてみると
事態が動き出すことがある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小雨の庭で思いがけない花がある。
赤や白が混じり花火のような場面。
(……)
わかった。
花たちが劇場を見せてくれているんだ。

姫に襲いかかろうとしている悪者がいる。
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しかし、その背後に姫を守る勇者、付き人が見守っている。
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姫は安心する。
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ところが、悪者に見えた相手も
実は心のやさしい民であったというオチ。

その横には、
6月から咲き始めたキキョウがいまも見事に咲いている。
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ありがとう、と花たちに目礼。

花や虫、山や川を見ている。
そこに生きている意味があるように感じるから。


【追記】

アマゾンのレビューを見ていると
壊れやすい、すぐ壊れたので×というものが目立つ。

同じものを使っているぼくは壊れることにほとんど遭遇しない。
モノにも精神が宿ると感じているけれど
他力本願で生きていると
モノから発するわずかな兆候に気付かなかったり
感謝の気持ちがなくなっていたりする。
すると、もうそこには
人とモノの織りなす場がなくなって相互作用(愛情)がなくなる。
その結果、なにかが変わって壊れてしまう。

クルマだって、10数年とか20万km走行などと長く使っている。
レコード盤は数え切れないぐらい再生してもすり減らない。
持ち物のなかには小学校の頃から使っているものもある。
カメラも持ち出すけれど、いにしえの機種も完動品である。
ライツミノルタなどは新品で通用しそうだ。

デジカメでは、
フジのX-E2とニコンD7000が主力機種。
いずれも最新ではないけれど
思いのままに写ってくれる。

説明の要らない場面では
小さなカメラが良いように思う。
カメラの存在感が場に与えるメッセージとでもいうか、
場の持つ空気感を神聖に思うときは小さなカメラ。
撮ってもらいたい気持ちなどに応える姿勢なら一眼レフなど。

かすかな感性のふるえを再現するためには
それなりのカメラがあったほうがいいように感じる。
道具に感性を合わせるのではなく
感性に道具を合わせる感覚。

ニコンD7000
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フジX-E2
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今回の庭の写真はフジで撮った、
と推察する人もいるだろうけれど
(ニコンは色が…という人がいるけれど、ぼくはそのようなことは感じない)
現実感のなかにファンタジーを描いたのは
ニコンD7000+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRである。
特にフラットというカラーモードが生きている。
(Web上では再現できないけれど、ナナオの色再現性に優れたカラーモニターで眺めると息をのむほどの美しさ)


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posted by 平井 吉信 at 23:00| Comment(0) | 家の庭

2015年08月30日

庭にやってきた若草色のともだち  



朝、庭に出て見つけた。

秋なのに若草色をまとって
和菓子のような飾り。
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山野草に話しかけるように
イナゴに指を近づけると飛び乗った。
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理屈でなく感じるものがあるよね。
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宇宙一の理想望遠鏡で前を見たら、自分の後頭部が見えた―
という宇宙冗談があるけど。

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身近な生き物は
時間と空間を流れる目に見えない大河によって
時空や言語や種を越えてやりとりしているはず。

感じる心があれば
家族も友人も地域も国もこの地球も
見えてくるものがあるのかも。

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2015年02月15日

桃がゆらめく朝


目が覚めてカーテンを開けたとき
2月の半ばというのに、春霞を感じた。

庭の桃はすでに開花していた。
花を明滅させるのは、朝の陽光。
風がとまり陽炎のように揺らめく。

太陽をぐるりと巡る365.2422日の
自らもぐるりと巡る23時間56分4秒の
その刹那。

桃下で空を見上げた。
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北の国の人たちへ
一足はやい南国の春をどうぞ。


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2014年07月04日

サンダル数歩の視界から遠くへ飛ばす

朝起きて庭を見守ると
雑草の森にさまざまな虫がやって来る。

園芸種の花だって一つひとつが小宇宙。
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子どもの頃、よく見かけたゴマダラカミキリ
みかん畑で飛び交っていた。
小さな庭になぜやってきた?
数が減っているのだろうか。

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モスラの顔をどうやって撮影したかって?
手も触れていない。
もちろん、生きている蛾だけど。

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こんな小さな庭だけど
雑草とどこからかやってきた虫でいのちが躍動する。
ほんのひとときのミクロコスモス。

でも、そこからはるかな空に思いをはせるのだ。


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2014年06月08日

毎日眺める家の庭 きょうは日曜日


毎日眺める家の庭。

雑草でも抜かない。
何は生えてくるかを楽しみに観察している。

きょうは日曜日。

雑草だけどいいものを持っている。
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どこにでもいるハチだけど
鎧のようでかっこいい。
撮影は3pの距離で。
気配を消すので昆虫はぼくから逃げない。

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ムラサキカタバミの気品は豪華な蘭にも負けない。
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蜘蛛の巣に花びらが散りばめられて絵巻となる
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7/13 アマガエルと夜の出会い
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2014年06月06日

自らの身体に学ぶ 庭の生き物を感じる


雨の日には深沈としている。
晴れの日には躍動する。

心も身体もそうだ。

一生は学び(実践)である。

甲野善紀さんは古武術を研究しながらも、
身体をどのように使うかを実践されている方である。

理論で固めたスポーツ医学や武道が気付いていない
もっとやわらかく自発的な動きがあるものとしている。
しかもそのような身体作法はしなやかで強い。
この動きは究極には生きる摂理を求めるものと直感した。

現代人は歩くことから不自然である。
甲野さんの著書に触れてナンバ歩きを日常にしたのは
十年以上も前のこと。
https://www.youtube.com/watch?v=DC66NZj8pJ4

それ以来、仕事の疲れを山野を歩くことで回復させてきた。
歩きながら身体感覚を感じると
アスファルトは関節を上に向かってバラバラにする力を持っていることに気付く。
これで健康ウォークと称して、大きく腕を振って歩けば
身体の均衡を崩すのではないか。

このように
スポーツには身体の機能を部分的に強化はできても
全身の連携が取れなくなり
疲労しやすい、故障しやすい、
エネルギーを要求し続ける身体になってしまうだろう。

野山をナンバ歩きをすると
身体感覚がリセットされて
骨、筋肉、神経、内臓、脳の結びつきを取り戻せるような気がする。

甲野さんの動画を見て感じるのは
自身に誇張やこけおどしがない。
(ホンモノはさりげないし、時代に埋もれていく=自ら埋もれる道を選ぶというか)
甲野さんの教えをさまざまなスポーツ選手が取り入れているのは事実だが
動作を応用すれば荷物運び、無理のない介護など
日常に活かせる。
身体の動きを感じるうち
日常の世界観が変わっていく(生き物本来の姿を取り戻していく)。

10年続けているぼくのナンバ歩きは
まだまだ発展途上だけれど
ぼくのめざす無為の為は
この身体作法が原点だと思う。

甲野善紀の書籍・DVD


さて、庭を眺めてみよう。
手を加えずそのままにしている庭に
どんな生き物や山野草がやって来るかを眺める。
毎日できる贅沢である。

初夏の庭、まずやって来るのはてんとう虫。
お目当てはアブラムシ。
菊に付いていたのがまったくいなくなった。
幼虫からサナギになる(5月中旬)。
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次に苔のような植物が花を咲かせた。
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6月に入っても木陰にはスミレ。
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梅雨の合間の雨上がりの午前中は露を見る。
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カメラはすべて富士フイルム X20。
製造中止となったらしいが
広角で1pまで寄れるこのカメラの
後継機はおそらく発売されないだろう。
手持ちでささっとプロのような写真が撮れる。
入手するのなら今のうち。

富士フイルムX20とアクセサリー
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2014年03月02日

庭ウォッチング


何が生えてくるか楽しみなのが
庭ウォッチング。

種を蒔かないのに
見たことがない植物が来訪する。

もうすぐ春だね。
どんな出会いがあるかな?

4.29 カタバミと片づけるには惜しい可憐さ
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5.25 ニンゲンが種を蒔いたのだろう 撫子の一種
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6.5 ゴーヤの苗が手を伸ばしている
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6.15 ゴーヤの花弁
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7.12 2年目のキキョウ
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7.21
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7.16 ゴーヤ越しに回り込んだ夕陽が影絵となる
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8.16 昆虫ニンゲン現る
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8.25 負けないで
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9.22 桃色少女 あなたはだあれ?
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10.13 庭ではないけれど、いただいたシクラメン
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12.23 ノギクの仲間
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次はあっちの花へ
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2013年12月30日

東を向いた野菊 それは東から


どこからか種が飛んできたのだろう。
菊が庭に生えてきた。

それは雑草のようなたくましさで成長を続け、
初夏を迎え、海を渡る風が流れる。
海へ行く。

2010.5.26 大方と土佐佐賀の海
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2011.6.24の北の脇海岸

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(いつまでも浸っていない南四国の渚だけど、夏はいつか終わる)


秋を迎え、空が高くなっても花を咲かせる気配がない。


けれど、12月になると、いっせいにつぼみが匂い立ち、
赤紫の高貴な花が咲いた。

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東から登る太陽に向かって。
東日本から興る国を願って。

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2013年08月16日

庭に現れた昆虫ニンゲン


カマで威嚇しつつ近寄ってくる。
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おっと、アブナイ。
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目が合った。
さあ、どうする?
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人間ニンゲンの意地を見せてやる―。
そう言いつつ逃げる。

(フジX20にて)

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