2025年04月29日

ニオイスミレ上のハナアブ


風の強い朝、花期が終わったあとのニオイスミレの夏葉になっていく4月下旬のこと。ハナアブが葉のうえで休んでいる
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拡大してみると、戦隊もののヒーローのような面構えである。羽根をたたむと足が伸びて地上を駈けるモードになり、空を飛ぶときは足が短く折れ曲がって羽根が伸びて空を飛ぶ、という昆虫ヒーロー「ハナアブロー」をマクロレンズで拡大してみる。
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次の石森プロの作品はこれかな?

(撮影/フジX-T5+XF60mmF2.4 R Macro)
posted by 平井 吉信 at 12:38| Comment(0) | 家の庭

2025年01月18日

庭先にて 朝の光が照らす幸福感 未来へ世界へ通じる放射(報謝)なのかも


阪神淡路大震災から30年目の夜が明けた。
朝、庭に出て野菊に近づいたら万華鏡のような空間が見えた。
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なんだか気分よくなったので海辺のまちへ出かけた
(内容は後日)

そして、その日の夜、
ひさしぶりに開栓した宮城峡12年の香りの海に目を閉じた。

世界が幸福でないのに、こんなひとときへの罪悪感。
(宮沢賢治の一節を思い出す)。

それでも、その思いを光に変えて行動することができたら―。
誰かの幸福を願う気持ちが幸福感なのかもと。
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(フジX-T5+XF60mmF2.4 R Macro)
posted by 平井 吉信 at 22:17| Comment(0) | 家の庭

2025年01月01日

新年のあいさつを申し上げます(2025年)

新年のごあいさつを申し上げます
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元日は、神棚、仏壇、荒神棚の清掃の後、祝詞の奏上と読経を行ないました。
その後に、産土神社に参拝しました。
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祈るのはいつも同じ、すべての人々(社会はもちろん地球環境や生態系も含めて)のご無事とご幸福を願っています。

年末から年始にかけて家事を淡々としていますが、終わることのない修行のようです。
(「年末、年始、家事はまだ終わらない〜」♪ 中島みゆきのあの曲で)
物理的な限界を超えているため、年賀状を出さなくなって十数年になりますが、
年賀状をいただいた方への返信しない非礼もご容赦いただきつつ、
いただいたご厚意に報いるべく、すべての人々のために祈ることでお返しといたしております。

みなさまの変わりないご健勝とおだやかな暮らしを願いつつ。

2025年1月1日

追記

新年の写真として、小さな庭の一角の場面、ここ十数年自生している野菊、南天、ヒイラギ、黄色いヴィオラなどです。身近なところにある幸福の種のようなものですが、社会が良くならないと花にはなりません。
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南天の紅葉?
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ヒイラギの葉にやってきたハナアブ。ここはどなたでも憩える場所です、どうぞ、おくつろぎください
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小さな虫でも背中に陽光を宿す
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幸福の象徴は黄色のヴィオラで
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タグ:神社仏閣
posted by 平井 吉信 at 14:08| Comment(0) | 家の庭

2024年07月27日

本日も晴天なり 室温は午前中で32度


庭のカサブランカは満開となった。ヒイラギのつくる木漏れ日に咲いている。
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(フィルムシミュレーションをVelviaで撮るとこうなる)

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(PROVIA)

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(REALA ACE)

珍客登場。数年に1度羽化するクマゼミ。これまでにも数個体を見た。
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子どもの頃はまちなかの蝉はアブラゼミとニイニイゼミばかりだった。クマゼミは少なかったので採れたらうれしかった。うちの近所の子どもは鳥もちで採っているのもいた。クマゼミは温暖化で増えたのかもしれない。

posted by 平井 吉信 at 12:38| Comment(0) | 家の庭

2024年07月18日

庭の花 二態


桃の木の根元から今年もキキョウが開花した
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誰がいつ植えたのか知らないけれど、これはカサブランカ?
園芸種なのに身近に感じるのはタキユリ/カノコユリの白花のようだから。
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タキユリ/カノコユリはこちらのタグからどうぞ(自生)


ニオイスミレの夏葉も残って連日の暑さに耐えている(写真は撮っていない)
posted by 平井 吉信 at 22:41| Comment(0) | 家の庭

2024年05月30日

外来種でありながら日本の風景になってしまったムラサキカタバミ


猫の額ほどの庭とはいったもので、ガーデニングを趣味にしている人の広大な庭を見るとうらやましくもあるが、それでもわずかばかりの場所に、桃や南天、ヒイラギの樹種の合間を縫って、スミレ類やカノコユリ、スイセンアヤメ、ハナニラ、ノギク、キキョウ、チューリップ、マツバボタン、アロエ、リュウノヒゲ、マンネングサ、ヒメヒオウギズイセン、ヤナギバルイラソウ、ホトケノザ、ツユクサなど、園芸種やらどこから着生したのか不明な植物やら。

この庭は手入れはしないし肥料も農薬もしない。ただ、植物たちの出現とその勢力争いを眺める。まるでジャズの即興演奏のように、わずかな季節にソロパートに躍り出てやがて去って行くような。

わりと長い時期に花が見られるのがムラサキカタバミ。南アメリカ原産の外来種で、いまが盛りと桃に寄り添うように群生する。
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(フジX-T5+XF60mmF2.4 R Macro)

花は咲く時期を待って、そのときにここぞとばかりに咲くけれど、どんな人もそれぞれが活きる場でそれぞれの人生がそれぞれに輝く社会になればいい。遠い道のりだけど、政治に関心を持ち続け、裏切られても次善の選択を続けていくしかあるまい。すべての政治家が山本太郎のように覚悟を決めて使命感を持ってやってくれれば良いのだけれど、そうでなければ、政治家をいまの百倍ぐらいにすれば良いのに。 
posted by 平井 吉信 at 00:24| Comment(0) | 家の庭

2024年05月06日

家こそが究極のリゾートなのではと思いつつ 庭の変化を見ている


連休中はどこにも行かないという家庭が少なくないように思う。行楽地は混み合い、特に飲食店の混雑は目も当てられない。

ところが近年は様相が違ってきた。お遍路さん(白装束に菅笠に杖を持って四国八十八ヶ所箇所巡礼を徒歩で回る人)に外国人(特にアングロサクソン系)が目立つようになってきた。数人に1人は外国人ということもある。

観光地へ行っても場所によっては日本人より海外からの人が多いぐらいだ。連休は、日本人は自宅で、海外からの人たちが休暇を楽しみ、その人たちにおもてなしをするのが日本人という構図になってきた。為替相場でいうと、民主党政権の時代から十年少々で円の価値が2/3から1/2になってしまった。地獄の自公政権といったところ。

そのため物価高、燃料高騰、サプライチェーンの途絶などが起こった。人気の車が数年待ち(10数年で20万kmを越えた愛車を乗り換えたときは8か月待ち、カメラを買ったときは6か月待ちだった)。円安は誰にとっても望ましくない。

だからこの連休は遠出をしないで…という人たちが増えたのだろう。それはある意味では悪いことではない。自分の周りの環境に注意を払ったり魅力に気付いたりするきっかけになるかもしれないから。

究極のご近所は、自宅の庭である。庭と呼べるほどの広さはないし、ガーデニングの趣味はないので、草木が生えるのに任せて変化を見守っている。

芽が出た、つぼみがついた、開花した、虫がやってきたなどと観察しながら写真撮影で記録を取っている。つまりは身近な自然の状態を観察するところから気象の変動を感じている。

野山に出かけて思うのは、桜の開花は平年並みだったかもしれないが、スミレは早かったのではないか。いや、3月に開花する種類は遅めで4月に開花する種類は早めであった、しかしそれは種類や場所によって異なる、というのが肌感覚でわかってきた。

自宅に広い庭がある人は、旅行へ行かなくても充実した日々が送れるのではないか。天気の良い日なら日傘を出して本を読みながら紅茶を飲むのもよし。実は自宅こそが最高のリゾートになり得るなのではないかと思える(豪邸か否かは関係なく)。

12月にノギク(園芸種)
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2月に桃、アロエの花、南天の実
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3月にニオイスミレ
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4月になると、ハナニラ、スイセンアヤメ、ヴィオラ、マツバボタンが開花。
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ヴィオラは苗のときにもっとも貧弱なものを選んだのだけれど、うちへ来て急成長してたくましくも美しい株となった。毎日見ていると、植物もそれに応えてくれるのではないかとも感じる。5月になると、キキョウ、カサブランカの背丈がぐんぐん伸びてきた。
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テントウムシ(紋様が違うがどちらもナミテントウ)がムラサキカタバミの葉でひなたぼっこをしているように見える
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ところが近づいたアブラムシ虫を捕まえて食べた。食べられるアブラムシがレンズを見ている
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もう一匹のナミテントウにもアブラムシが近づいてきた
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ベニシジミがネギの花にとまった
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身近な生態系を通じて人や生物の営みを感じながら生きている。また、五月がやってきた。

posted by 平井 吉信 at 01:55| Comment(0) | 家の庭

2024年02月13日

桃の花ですよ


冬至を過ぎて約2か月、日が長くなってきた。暦では立春を過ぎて雨水を迎えるこの頃、庭の桃は満開となった。
見上げた空の下、いや、空の上に突き抜けるかのごとく、桃は枝を伸ばす。
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毎日急ぎやヘルプミーが飛び込んできて仕事はこのざま(毎晩3時だよ。よく生きているな)。
だからといってブログの更新を止めない。止めたらいけない、見ていただける人がいるかぎり。
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ここで古いミノルタのレンズを取り出してきた。MD85mmF2。これをフジX-T5にマウントアダプターを介して取り付ける初の試み。それは最新のデジカメ(40MPセンサー)+40年前のオールドレンズの40/40マジック。
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いかがでしょうか? 桃の花、あそんでいますね。
posted by 平井 吉信 at 21:43| Comment(0) | 家の庭

2023年12月13日

冬の朝、ノギクは咲き、そしていなくなった


初冬の庭で咲くのは、うちで通称「ノギク」と呼んでいるけれど、自生種ではなさそう。かといって園芸種ともなれば種類は無限大でぼくの手に負えない。

朝の太陽を浴びて咲いている姿、見ているぼくの体内に陽光が蓄えられていくようで、心の温度とともにあたためられる。
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庭で咲いているノギクたち。いま、この世でもっとも未来を指し示しているように思える。
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温もりというにはあでやかな色彩、色彩というよりは光の彩なす投影、輪郭を描いて葉緑素の寄となっている。
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ところがこの写真を撮影した翌日、花が何者かの手でちぎられて一輪もなくなっていた。
不法侵入、窃盗…そこにどんな悪意があり、何を見ようとしたのか?
少なくともこの人物が植物、生きとし生けるものを愛でているとは思えない。

そのような事実は残念ながらここ数か月続いている。
スミレたちもなくなってしまった、キキョウも、ユリも根こそぎ。

かたちあるものを通して、かたちのない何かを見ている。
かたちはなくなっても、そこになにかがあるとしたら、それはヒトの意志。
ノギクがかつてそこに生を謳歌した時間を定着させることでノギクの永遠を愛でる。
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posted by 平井 吉信 at 22:13| Comment(0) | 家の庭

2023年07月02日

雨上がりの庭に妖艶なヒメヒオウギズイセン


近所にちょっとした群落がある関係でいつのまにかこの庭にもヒメヒオウギズイセンがやってきた。もしかしたら今週あたりに限れば西日本でもっとも多い植生ではないか。
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これまた近所に小群落があるためか、ネジバナが生えてきた。これはラン科であるが、都市の花壇や芝生でもよく見かける。
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タカサゴユリは開花の準備
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環境の変化や機会を利用して自生する植物のしたたかさ、その裏側で生存競争への取り組みが垣間見えると応援したくなる。
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posted by 平井 吉信 at 00:03| Comment(0) | 家の庭

2023年06月30日

南天の花にやってきたクマバチ


ご存知のように南天は「難を転じる」の縁起を持つ樹木。
この南天は両親が宵えびすの植木市で買ってきたものらしい。いまでは高さ2メートルほどに成長している。
初夏の風に黄色がかった白い花弁が散っていく。
ところが…風もないのに、南天の枝が揺れて花びらが散っている。
(羽音が聞こえてきて姿を見ずとも想像が付いた)。

3匹のクマバチが枝の間を出たり入ったりしていたのだ。
よし、これを撮ってみようと家からカメラを取り出した。
こんなとき富士フイルム(シャッターダイヤルが付いている機種)だと操作は簡単である。
(しかし撮影は困難である。理由はAFの精度と速さが他社に追いついていないため)

取り出したのはXF60mmF2.4 R Macroという最初期のレンズ。静止している植物にはまだしもAF(自動焦点機能)が劇的に遅い(このブログで植物の凜としたたたずまいや落ち着いた艶が感じられる写真はこのレンズか、XF35mmF1.4 Rの標準レンズで撮影したもの)。

絞り優先オートで撮影しているのだが、欲しい被写界深度はISOとシャッター速度を勘案してF5.6を選択、飛翔するクマバチをある程度止めたいためシャッターダイヤルをA(オート)から1/1000もしくは1/2000に回すだけ(これでも羽根の動きは止められないが、本体が止められば良しの現実的な設定)。ISOはオートの上限1600のモード(曇り気味なので上限ぐらいまで感度が上がるはず)。連写するので高速連写モードにして電子シャッターに設定。文章にすると長いが、1〜2秒で設定変更できる。

結果はまあまあ。昆虫写真家の水準には遠く及ばないし時間もかけていない。
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印象的なのはこのコマ。何度か近づいたり離れたりするうちに花弁を落とした瞬間を捉えた
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(クマバチは人間がいたずらをしない限りヒトを刺すことはない。ただ彼らの採集行動の邪魔にならないよう留意している)
自宅の戸を開けてすぐに朝の太陽が飛び込んでくる。小さな庭であっても見飽きることのない身近な小宇宙。
posted by 平井 吉信 at 23:47| Comment(0) | 家の庭

2023年06月10日

ムラサキカタバミのたたずまい


今朝は曇りがち。庭を見ると、ムラサキカタバミが木陰に花をいくつも揺らしているのが見えた。その瞬間、そこに釘付けとなって半時間ばかりいた。写真も撮ってみた。
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ムラサキカタバミは江戸時代にもたらされた帰化植物で繁殖力が旺盛で要注意外来植物で雑草と呼ばれる植物である。日本に居着いて百数十年が経過してあちこちで見かける。この場所にも勝手に生えてきたが来るものは拒まず。遺伝的生態的な位置づけは別として植物体として好きなのかもしれない。
posted by 平井 吉信 at 17:48| Comment(0) | 家の庭

2023年06月09日

ハナアブ きょうもマンネングサにいた


こないだ見かけたのと同じ個体かもしれない。庭のマンネングサ系の花の蜜を吸っている。
そういえば同じ顔をしているかも(マクロレンズ越し。体長5oと小さいので肉眼では識別難し)

果実は桃。といっても大きさは梅ぐらい。
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この場所は朝陽を浴びる場所だから黄色や赤が鮮やかに見える。
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posted by 平井 吉信 at 09:12| Comment(0) | 家の庭

2023年06月02日

大雨の通り過ぎた庭で マンネングサが露(梅雨)を宿す


早くも大型台風、異常気象ではなく災害多発と感染症や風土病が常態化した地球。
未来は明るい明るいと暗示をかけられるほど、潜在意識に植え付けようとしているのだなと醒めた感覚。

そんな地上を線状降水帯が通過していく。
庭にはマンネングザの仲間(タイトゴメか?)が群生。

種を蒔いたのではなく、どこからやってきたのかわからないけれど、
この時期だけ現れてやがて消えてしまう。
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いまの日本でもっとも足りないのは幸福感。
政治が他のすべてに優る優先順位で人々の幸福感をつくることができたら…。

未来がひらけると、滴を宿した小さな花弁が別の小宇宙を映す。
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posted by 平井 吉信 at 23:16| Comment(0) | 家の庭

2023年03月04日

ニオイスミレと桃のおだやかな関係


年度末で連日2時ぐらいまでの仕事が続いているが、いつものこと。
朝起きて青空と太陽が見えたら庭を見る。

桃は満開を過ぎてこのところの強風で散りゆく風情だが、太い幹から花が出ている場面がある。
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リボンをつけてもらって卒業式で胸を張る学生のようだね
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桃の木の下ではニオイスミレ
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桃に風を遮ってもらって朝の光を浴びているのでご機嫌なんだろうね。
見ているぼくもおだやかになれる。
タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 11:29| Comment(0) | 家の庭

2023年02月18日

桃が力強い その根元でニオイスミレがつんと咲く


今年はかつてないほど桃の花の勢いがある。樹勢が盛りを迎えているのだろう。花も多ければ色も濃い。それでいて軽々咲いている感じ。
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その根元ではいただきもののニオイスミレ
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秋から咲いているノギクもまだ咲き残りがヒイラギの合間から顔をのぞかせる。
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見上げる東の空に太陽がある
タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 23:14| Comment(0) | 家の庭

2023年02月03日

桃の開花 花は咲く時季を知っている


ここ3か月ほど冬の庭で咲き続けたノギクも花の時期を終えようとしている。
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代わりに開花しているのがニオイスミレ
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空を見上げて気付いた。桃も咲いていると。
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出番を待ちながら次々と花のときを迎える。いつかは散るとしても。


(フジX-T30+XF60mmF2.4 R Macro)
posted by 平井 吉信 at 21:09| Comment(0) | 家の庭

2023年01月22日

脈絡のない庭 時間の積み重ねで「なっていく」空間


庭をていねいに理路整然と造形するのも手だが、いつのまにか生えてきた、もらいものの苗を空いている場所(とはいえ日照や水やりなど特性は考慮する)に植えたりしている。
お陰でネギが生えてきたり(なぜ生えてきたか意味不明)、ノギクがいつのまにか定着したり(ノギクではないのだが種類がわからないのでそう呼んでいる)、ヒイラギと桃が競演(饗宴でもある)したり。まあ、画を見ていただいたらこんなものかと。

スミレ好きを知っている人からいただいたもの ニオイスミレかな?
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葉の陰で心細げに咲いているのでレンズを向けて良いかどうか迷った
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11月25日に初めて咲いてから2か月。ノギクがドライフラワーのように立ちすくむ。これも美だ
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説明は要らないでしょ。猫の額ほどの庭でも小一時間はひなたぼっこで愉しめる。
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雑多、無秩序に見えるなかにもなんらかの意識(人間ではなく植物)が見えたりする。生態系や多様性というと誇大表現だけれど、さりとて放置と手入れの合間で「なっていく」景色。
それが強固な造形になることを、宝暦年間につくられて手を入れられながら3百年近く現存する吉野川第十堰が教えてくれる。

(フジX-T30+XF60mmF2.4 R Macro)
posted by 平井 吉信 at 11:29| Comment(0) | 家の庭

2022年11月26日

庭の花 ノギク開花


ノギクと名付けているが、品種は園芸種のようである。
(品名のわかる方、ご教示ください)
どこからやってきたかわからないが、十数年前から初冬に咲くようになった。

11月25日に朝のひだまりで開花を確認。
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翌日は曇りだが、さらに多くの花が揃った。
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おもしろいのは花の蜜を吸うこの虫。
いま咲いているなかでもっとも絵になる咲き方の株にいる。
昨日もいたが、この日もいる。
お気に入りの場所なのだろう。
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posted by 平井 吉信 at 13:25| Comment(0) | 家の庭

2022年11月12日

マツバボタンに来たハナアブ


今頃はどこへ行っても花が少ない時季だが、知人にいただいたマツバボタンが数ヶ月にわたって細々と咲いている。そこへ花を見つけたハナアブがやってきた。朝日を受けた週末の始まり。
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(フジX-T30+XF60mmF2.4 R Macro)
posted by 平井 吉信 at 10:50| Comment(0) | 家の庭