2021年09月09日

日照り草とも呼ばれる紅花が日の光を精一杯跳ね返して見せる


雨が降り、海陽町では線状降水帯での豪雨となった一昨日。
きょうは午前の時間帯から晴れ間がのぞいた。

湿気を帯びた靴や衣類を干して
デスク時計の時刻合わせのために野外に出した。
腕時計も日光浴で充電する。

その間、鉢植えのマツバボタンが開花しているのに気付いてマクロレンズを物色。
(十数歩で防湿庫に辿り着き十数歩で庭に戻った)

自然界には存在しないスポイトで加色したような色彩。
光がこぼれそうな45度の反射が目に飛び込む。
日照り草ともいうらしい。
そうであっても愛らしい。
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9.11追加
アロエと被っている(共存?)しているのだ
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この世からこの考え方でなければならない(排他・排除)がなくなることを願う。
日本でも凝り固まった人たちが政治の表舞台にしおらしいふり(厚顔)して出てくる。

(フジX-T30+XF60mmF2.4 R Macro)




posted by 平井 吉信 at 23:26| Comment(0) | 家の庭

2021年09月04日

身ひとつで家々を渡り歩く足の早いやつ


包丁一本晒に巻いて旅に出るのは板前さん。
身一つで家から家へと渡り歩く生き物がいるのはご存知?

ぼくは何度かその現場を見た。
道路を風に舞う葉のように地べたを駆け抜けていくのを見たからだ。

それぞれ個体は違う。
大きさのみならず、足と胴体のバランスや胴体の色と紋様など。
あっ、これは数日前に階段の壁にいた奴だと。

フラッシュを使ったので昼間のように見えるが
真夜中の屋外のこと。
その家で獲物(ゴキブリ)が得られなかったら(取り尽くしたら)
また外へ出て隣の家へと渡り歩く(走る)その名は
アシダカグモ。
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もし人間ぐらいの大きさだったら100メートルをどれぐらいで駆け抜けるだろう。
図体が大きくなれば歩幅が増すが、空気抵抗や重力の影響も受けるから単純に体調比では算定できない。

しかしこういう計算はおおよその精度で良い。
ヒト 体長1.7メートル 体重60kg、100メートル10〜15秒(走力の持久力はすべての生物で最高だろう)
アシダカグモ 0.12メートル (目測)100メートル20秒(ただし持久力はないだろう)

もし同じ体長だったら単純に体長比を乗じて100メートル1秒少々となる。
しかしこの計算はありえない。

クモの重量は計算上で2800倍、クモの脚力は同じく200倍程度で
足にかかる負荷が14倍に増加する。
この負荷がそのまま早さに反比例して1/14になるとしたら、
100メートル14秒と人間と変わらないことになる。

しかしそのためには脚を太くしないと身体を支えることが難しくなるだろう。
子どもの夢を壊すようであるが、
ウルトラマンや怪獣が円谷プロの造形で存在しえない可能性もあるのだ。


タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 17:39| Comment(0) | 家の庭

2021年08月13日

夜のショウリョウバッタ 昼のショウリョウバッタ


夜に外へ出ると足元にいた。
顔は細長い。
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次の日、そこから5メートル離れた植木鉢の上にいた。
顔は細長い。同じ個体のようだ。
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ぼくは人間の脳で虫認識、あいつは昆虫の脳で人認識。
昨晩の奴だったか、と。
顔を見合わせてぼくは笑う。奴はめをくるくる動かす。
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 09:08| Comment(0) | 家の庭

2021年06月19日

ダンゴムシのために乗り物を用意して世相を聞きながら雨上がりの庭を見ている


ダンゴムシは凹凸のある地面でもなめらかに移動していく。
けれどもし高齢化して足が動きにくくなったらどうなるだろう。
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そこでダンゴムシのためにクルマを用意することとした。

候補は3つ。
@軽トラック(4WD)
Aプリウス(ハイブリッドFF)
Bフォレスター(AWD)

高速道路を巡航することはないがオフロードの走破性が求められるだろう。
すると@かB。
狭い場所だと@。車重が軽いのとホイールベースが短いので悪路に強い。
さらに悪路になると4輪の制御とアプローチアングルのあるB。

ヒト:どれにしますか? ダンゴムシさん。
ダンゴムシ:そうだな、仲間のダンゴムシを轢かないようアイサイトが付いたスバルにしよう。
ヒト:アイサイトはダンゴムシの世界まで噂が広がっているのですね。
ダンゴムシ:人間のWi-Fiをうまく拾ってインターネットにつないでいるからね。コロナやワクチンの話、オリンピックや阿波踊り、ショーヘイオータニさんのことも知っているよ。
ヒト:何かご意見や助言はありますか?
ダンゴムシ:簡単な考え方を採用しないで複雑なしくみを使おうとしているね。そうじゃなくて数ヶ月でいいからヒトの移動を止める。その間の経済的な損失はすべての個体に補償するので誰も困らない。前提条件を設けて計算して一定条件に給付ではスピード感がないこと、配布の間接費が増大すること、さらに申請性ではほんとうに必要な人に行き渡らない。補助金も申請の巧拙と必然性が比例しないし制度設計と審査の費用と手間がかかる。国全体で見たら補助金は誰もシアワセにはしない。
ヒト:そうなんですか。
ダンゴムシ:さらに消費税を撤廃することで生活者の支援ができる。生活者とはすべてのヒトを含む。そこには金持ちも貧乏人も人種も性別も年代や国籍の区別もない。そして所得税の累進強化でお金が余っているヒトから徴収して所得の再分配と公正な運用が簡単にできる。だから所得の高い人ほど社会貢献ができて尊敬もされる。中抜きのパソナや電通が会計検査の対象にならないのは解せない。いまだにオリンピックやら阿波踊りをやろうとしている。人間は馬鹿だね。
ヒト:ダンゴムシさん、首相やら知事やら市長になってくださいな。
ダンゴムシ:考えておこう。

朝からダンゴムシとそんな会話をしていると
スミレがまだ咲いていることに気付いた。
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雨上がりの庭はきな臭いニンゲン界を映しながらも季節の遷移とそのなかでの生き物の営みなど自然の摂理を愚直に励行している。
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 22:12| Comment(0) | 家の庭

2021年06月05日

庭の小宇宙 スミレの種 アリ マンネングサ ダンゴムシ


仕事場から歩いて数歩で小さな庭があって
地面と同じ目線で見ていくと
こちらはこちらの世界の日常がある。

種を付けたスミレ(園芸種)を物色するアリ
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いつのまにやらマンネングサの仲間が群生。半月前には痕跡がなかった地面を覆っている
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アリがマンネングサを物色
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ダンゴムシは陸上のエビのよう
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艶やかな甲殻
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2匹のダンゴムシを合わせても1センチに満たない
何をしているのだろう
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梅雨の合間の曇りの午後の庭のひとときのできごとの記録の一部

フジX-T30+XF60mmF2.4 R Macro(中間リング付、手持ち)
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 16:34| Comment(0) | 家の庭

2021年05月21日

雨がしとしと降る晩に… 

豆だが徳利持って酒買いに…ではなく
仕事で一息つこうと外へ出たら足元にいた。
ウシガエル。昔は食用ガエルなどとも呼んだ。
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昼間は目だけを出しているが、ヒトの姿を見ただけで水に潜り込むというのに
カメラが10センチの距離にいるのに逃げない。
フラッシュが光っても動かない。
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昨日は風呂場に巨大なアシダカクモがいたが
こちらも足音を立てて堂々と立ち去った。
永平寺へ連れて行くと「泰然自若の心境である」と
道元禅師が誉めてくれるかもしれない。
posted by 平井 吉信 at 00:56| Comment(0) | 家の庭

2021年05月15日

小人になってしまったわけでなく


小さなところまで写せるレンズを買ってしまったから。
それはマクロレンズといって、どんどん近寄れる。
近寄れるけれどピントが合う範囲が狭いしぶれやすい。
(それでも全部手持ちで撮影している)
例によってスミレを見る。毎日見ても飽きることがない。光も違えば風も違う、花の姿も。
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テントウムシになる前のサナギ
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触覚が怪獣のような黒い虫(蛾?)
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カタバミの葉すら密林の樹冠のよう
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これは羽化したばかりのテントウムシ。そばには羽化する前のサナギもいる
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自分のサナギに掴まって羽根が伸びるのを待っているんだろうね
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小さな庭だけど虫の目で見ていくとそれは広大な小宇宙ということがわかる。
そしてそこに棲む生き物たちもまちに住む人間も同じってこと。
まして人間同士なら。

追記
購入したレンズはXF60mmF2.4 R Macro
ここ数ヶ月どの販売店にも在庫がなかったのだけれど
ある日、特価のメールマガジンが信頼できる販売店から届いた。
この機会を逃すと次はいつになるかと思って。
マクロはMFで撮影というけれど
手持ちで撮るのなら逆にAFで撮らなければぶれるよ。
電子シャッターと短いストロークのX-T30で息を凝らして撮影すれば手持ちでもご覧のとおり。
(しかも不安定な姿勢で撮っているんだけど)
あとでわかったけれどコロナ下でみんなマクロレンズを買って身近な暮らしの被写体を撮っているらしいね。
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 00:04| Comment(0) | 家の庭

2021年05月09日

小人になって庭を探検する その2回目


身体が小さくなって数日が経過。
見るものすべて新鮮だ。
見た目は小人、頭脳は大人、というキャッチフレーズで行こうかな。

庭に出て野菊をロープワークで登っていくとテントウムシのサナギを集団で見つけた。
熊のように巣ごもりしているのではないのに毎年いつもやって来るのはどういう本能だろう。
ナナホシテントウの成虫もいた。
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ヒイラギの頂上を見たくて桃の木をロープワークを使って登っていく。
新芽が美しい。自然界はどうやってこの色と造形をつくりだすのだろう。
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葉が広がる根元に近づこうとすると虫がいる。なんだろう、ゾウムシの頭のようだが。
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近くには小さな虫がいる。これもわからない。
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ヒイラギの葉にハナアブの仲間がいる。体長1センチ少々。
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おっと、動きの速いアリがいる。これは怖い
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ハナアブ(仮)は葉の表面を舐めている
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さらに近寄ってみる。目は微少の複眼のようにも見える
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ヒイラギの新芽は抱き合うように出てくるんだね。
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実は小人でいられるのは10分程度。身体がむずむずしてきたので元の大きさに戻ることにする。
小人の額ほどの庭にも見どころがたくさんあるんだね。

小人になった理由? また今度ね。
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 23:08| Comment(0) | 家の庭

2021年05月04日

小指ほどの身長になってしまったので庭の探検に出た


小さな庭であっても
もし人間が小指ほどの大きさにでもなったら
小さな庭は驚異の国になり得る。

おお、これが人間時代にスーパーで65円で買ったすみれか?
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おっと 凶暴な蟻に出くわしたので隠れよう
(動きが速くてとても逃げられそうにないが幸い気付かれていない)
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蟻が去ったのでスミレを見てみよう
こんな櫛のようなかたちがあるのか
風呂で身体をこするブラシに使えるな
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野菊の若葉もたわしのようだ
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見慣れたムラサキカタバミも
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これはテントウムシの幼虫だ
人間時代に知っているから怖くない
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アブラムシを食べる肉食だから注意は必要だ
触ってみるかって? いいや

どうやって小さくなったかって?
そのことについては近々このブログで発表するので要注目。

タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 11:00| Comment(0) | 家の庭

2021年05月02日

数歩の別世界 

ほんの数歩の庭に出て植栽のすみれを見ている。
するといたいた、黒に朱点を持つテントウムシ。ナミテントウだ。
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風は強いが晴れ間がのぞく。
ユウゲショウが隙間から顔を出して瞬く間に開花
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別の場所のユウゲショウの近くにはテントウムシの幼虫
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ここにもテントウムシの幼虫
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キキョウも例年のごとく伸び盛り
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きょうもスミレは咲いている。
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こうして何時間でも見ていられる。
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 12:19| Comment(0) | 家の庭

2021年04月29日

65円のスミレは庭で存在感を放つようになってきた 


COVID-19は変移による猛威を振るっている。
もはや人類には感染の蔓延を防ぐ術がないように思える。
国にできることとしたら、企業や商店という単位でなく
国民全員に生活費を数ヶ月にわたって配布して
自宅で待機してもらうほかない状況に至っている。

実は相当疲れている。
補助金、給付金などの申請に困った人たちの駆け込み寺となっているが
その対応も限界に来ている。
国や県は一度すべての補助金を中止すべきだろう。成長や挑戦のためのカンフル剤の補助金活用は健全だしそうした事例は愉しくてむしろその場に居合わせたくなる。しかしもらえるものはもらっておけの安易な動機でリスクを負わずして経営ができるだろうか? 自然体でリスクを負わない経営ができるよう考えるのが経営のあるべき姿ともいえる。それを『おだやかな経営』として提案している。ただし申請書も書けない=分析とプロセスがない=ままで補助金をもらおうとしてもうまく行くはずはない。

(入れ替わり立ち替わりの「ちょっとお尋ね」を聞いていると次々と音溝をトレースするカートリッジ=レコード針の心境)

半月ほど前にスーパーで買ってきた65円のスミレ(園芸種だが名前はわからない)が
花が次々と開花して見頃となってきた。
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庭に移植したときにはなかったタカサゴユリが伸びてきて屋根のようになった。
日が当たるところとそうでないところがあるが、スミレにとって悪い状況ではないだろう。
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ヒイラギがルビーのよう
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拡大してみると精緻な構造が見える。
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青海波のような花の咲きっぷり。
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朝日を受けてスミレの姉妹たちが勢揃いしていると
植物図鑑から飛び出してきたよう。
そんな話題を起こしていかないとどうしようもない。
国や県に危機感がないのが心配だ。
杞憂に終わると良いが。

追記
久しぶりにニコンのカメラ(D7200+AF-S Micro 60mm f/2.8G)で撮影。
色の遷移が自然なニコンの画は気持ちが落ち着く。
特定の色が自己主張せずひとつのキャンバスに溶け込んでいるとでもいえる。
フジは濁りを除いて色を鮮やかにするが(記憶色)、
それが居心地の悪さにもつながる。
かといって往年のポジやネガの雰囲気を模してもそれが本質ではないような気もするのだが。
ここでのニコンはやさしい空気感だが臨場感、現実感のあるもの。
優れた性能とはほんとうにさりげないもの。
posted by 平井 吉信 at 21:48| Comment(0) | 家の庭

2021年04月09日

テネシーワルツと青い瞳のスミレ


眠りに就く前に柳ジョージを聴いていた。
夢のなかで「青い瞳のステラ 1962年夏」が繰り返された。

どんな理由かわからないが、異国の地(日本)に流れてきたブロンドの髪の女性。
赤いキャンディー、白いペンキ、夏の風と原色の色彩がたたみかける。
派手な化粧に濃いオーデコロンと生活はくたびれていたかもしれないが
子どもの俺を可愛がってくれた。
帰る(還る)ことのない故郷のテネシーを思いすすり泣きが聞こえる。
夜明けまでに彼女の哀しみは癒えるだろうか?
いまは港を見下ろす丘で静かに眠るその女性を偲んでいる、という情景に包まれる歌。
柳ジョージの声だからいい。この楽曲を収録した2枚組のLP「Woman and I」は名盤(CDの入手は難しくなっている。10代のぼくにこのアルバムの存在を教えてくれたのは年上の女性だった)。

日本のスミレが好きだが、自宅で眺めるために連れ帰ることはできない、したくない。
野に咲いてこそすみれ、だから。

ある日、近所のスーパーで小さな鉢に閉じ込められた一鉢の薄紫のスミレ(園芸種だが種類はわからない)に出会った。
65円…。
庭に離してやろうと思った。
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日本生まれでないかもしれないが
日本で育っただろう。
「テネシーワルツでも歌いましょうか」
そう言っているように見えた。

スミレに近づくのはハナアブ、おそらくホソヒラタアブ。
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近づいてみると多少メタリックな質感が印象的。
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羽を閉じると違った印象
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自生であれ植栽であれ、青紫の花弁に見つめられるとしゃがんでしまう。
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追記
柳ジョージの隣にaikoのカブトムシのシングルCDがあった(アルバムではなくシングル。だってこの曲だけで一つの小宇宙だから)。
久しぶりに廻してみると
感情のほとばしるうねりに息つく間もない数分。
意外なコード進行に導かれる旋律は歌詞に寄り添い一体化して
生き物(等身大のaiko)の息づかい。
そのまっすぐな強さ、その裏の切なさ。
ノンビブラートの歌唱、裏返る声、リバーブを排して聞かせる録音。
この人だけが書ける曲、歌えるうた。

でもぼくは「シアワセ」がさらに好きだ。
地球でふたりの刹那、一瞬が無限になり瞬間が無限に続くような幸福感を歌の世界で凝縮できるなんて。
(これもシングルCDで持っている)

posted by 平井 吉信 at 23:14| Comment(0) | 家の庭

2021年02月09日

桃の花さらにさらに


開花から一週間ぐらいで満開になった。
巷は感染症の冬が続いている。
それでも季節は進み
陽光を浴びて花の盛りもまさに。
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水音ゆるみ、さらにさらに。
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眠りに就く前に「Winter into spring」を小さな音でかける。

01. 一月の星
02. 二月の海
03. 波
04. きらめき
05. レイン / ダンス
06. 花 / 草原
07. ヴェニスの夢 イントロダクション
08. ヴェニスの夢 パート2


氷の湖に波紋を拡げるようにじんわりと空間にカツーンと(January Stars)。
そして駆け出すような春爛漫を迎えるのだ。
(ピアノで画く三寒四温だよ)


追記
ダウンロード音源をヘッドフォンで聴くのも悪くないが
できれば小音量でいいからCDプレーヤーから再生してスピーカーから空間に再生すると
生きていてよかったと思える瞬間が味わえる。
(那賀川のきらめきを見ながられんげの野を走った子どもの頃を思い出す)



posted by 平井 吉信 at 17:02| Comment(0) | 家の庭

2020年12月09日

訪問者あり 庭のノギクに来る


晴れた朝の日課で庭のノギクを見る
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今年は去年までいたるところに来ていたテントウムシをほとんど見ない
ある日見かけたのはハナアブの集団(この日だけだった)
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(簡単そうに見えるけど近寄って飛んでいる虫を写すのはコツがいる)

カメラを小さなセンサーのフジX20に持ち帰る
華やかな色彩でノギクをとらえた
(X-T30のほうが自然な発色だがX20は記憶色に振っているようだ)
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小さなテントウムシを撮るにはこのカメラしかない。
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冬のぬくもり あたたかさ 感じたらきょうも夜中までの仕事が始まる。
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 23:28| Comment(0) | 家の庭

2020年12月05日

光の淡い色合いを楽しむ 朝のノギク


自宅の庭にいつしか咲くようになったノギク(もしかして栽培種?)を毎朝見るのが日課。
陽光を浴びながら花を見ていると時間の経つのを忘れる。
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おや、南天の実に勢いがある。夏場の天候かもしれない。
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追記
フジX-T30+XF35mmF1.4 R(中間リング「MCEX-11」使用)
レンズにもボディにも手ぶれ補正はないけれどマクロ域でもすべて手持ち撮影。
すばやいAFと機動性のある軽量な本体とレンズに加えて
上級機と比べて短いシャッターストロークで風のおさまる一瞬で切り取る。
息をするだけでピントはずれる浅い被写界深度だけど
体幹を鍛えると人間が三脚になれるかも。


透ける光のひだのような美しさ、
絹をまとったような淡い光芒などフジフイルムの独擅場。
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X-T30は良いカメラだね。

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posted by 平井 吉信 at 11:28| Comment(0) | 家の庭

2020年11月29日

光のやりとり ノギクとヒト


毎日庭へ出て朝の陽射しを受けながらノギクを眺めている。
誰も目を留めないその小さな存在が小宇宙。
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無遠慮に覗き込むように接近する人間をどう思っているのだろう。
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わかってもらえていると思う。
微笑みを返す代わりに光を宿してこちらに向けているような。
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花びらが黄色の輪からも出ているなんて
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見るともなくノギクの光にひたっている
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実は先客がいた
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「もっと」ではなく「あるがまま」に気付くと
はるか遠くを夢想していた旅人の掌に青い鳥がいる、のかも。



山野草や花はほとんど標準レンズ1本で撮っている。
フジX-T30とXF35mmF1.4 Rを使えば誰でもこんな写真が撮れるはず。
posted by 平井 吉信 at 22:07| Comment(0) | 家の庭

2020年11月26日

庭のノギク 今年も咲いた 光思いにふけるよう


いのちがあるかぎり、できることは無限にある。
無限にあるけれど人の時間は有限であるから
できることにも限りがある。
あのベートーヴェンですら、もっとやりたいことがあったかもしれない。
(それにしても数百年を経てなお人々を感動させるのはどのような言葉も形容できない真の芸術家)

季節が来ると花がひらく。
いつからやってきて、なぜこの庭に生えるようになったかは知らないけれど
咲いている姿を見ると、これは自然の芸術だなと思う。

おや。
数日前に寝ぼけまなこのつぼみを見つけた。
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陽光を浴びてあくびをしているようにも見える。
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それから二日後、花は増えていく。
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さらに四日、花は思い思いの場所で物思いならぬ「光思い」に咲いている。
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寄らば大樹(桃)の影とばかりに接近している
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ヒトの社会と違ってにぎわいにあふれている
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拡大するとお客さんが来ている
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何を悲観しているんですか? 人間にそう問いかけているよう。
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(フジX-T30+XF35mmF1.4 R)
posted by 平井 吉信 at 20:57| Comment(0) | 家の庭

2020年04月24日

庭の花 4月中旬編


うちの庭は手入れをしない。
いつのまにか、どこからか植物がやってきて花を咲かせる。
なかにはどこかの花壇から種がとんできた園芸種もある。
人間が助けるのは飲んだあとの緑茶と紅茶の茶葉を毎日散布しているぐらい。
朝の光を浴びて食事の前に庭を見るといい感じ。

白いユリのような花はスイセンアヤメというらしい
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キキョウとノギク、キキョウは6月頃、ノギクは12月頃咲くのだが
同じ場所から競い合っている。
同時に咲くと壮観だけれどそうはいかない。
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園芸種のスミレが地上すれすれに咲いた
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園芸種にうといのでこれがビオラなのかパンジーなのか、どちらでもないのかわからないが
陽光を浴びて背伸びしているその姿を見るだけでいいじゃないか、名前なんて。
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お時間のある方は牧野富太郎博士の植物図鑑などをめくってみるのもいいかもしれない。
カフェで眺めて愉しい 牧野富太郎の植物図鑑(牧野図鑑) その特徴と選び方




posted by 平井 吉信 at 12:24| Comment(0) | 家の庭

2020年02月15日

春の気配(近所と自宅の庭編)


山野草の花は咲いていなくても
冬日のおだやかな散策は何物にも代えがたい(中津峰)
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まだまだ冬の気配が濃厚な2月上旬だったが
これからがしばりが緩んでくるだろう。
もっとも「緩む」の実感のない冬だが(とくしま植物園)
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庭をみれば
咲き終わった野菊がすでに新芽を出し
桃の花びらの隙間から
ムラサキカタバミがあちこちに顔を覗かせ
スミレのような葉が際立ってきた。
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今は冬でも来たるべき春への備えを行っている。
出口が見えず凍てついているのは虚構に墜ちた政治の世界。
名もない草ひとすじこそ手本とすべき生き方では。
posted by 平井 吉信 at 13:05| Comment(0) | 家の庭

2019年12月21日

週末の朝を野菊を見ながら迎えたなら


冬のひだまりは北西の風をしばし除けて
朝のひだまりを用意してくれる。
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花に顔を近づけて香りを嗅ぐ。
沈黙を破って風が吹いても
ざわめきはいつか止む。
posted by 平井 吉信 at 23:40| Comment(0) | 家の庭