2022年02月20日

羽ノ浦町の取星寺(すいしょうじ) 仏の慈悲が夕陽に照らされて


那賀川下流域から海までを臨む妙見山にあり、弘法大師由来の寺である。
寺の裏手の山には石像をめぐる巡回路がある。
今回は写真のみ。
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きょうは親父の祥月命日である。
posted by 平井 吉信 at 12:24| Comment(0) | まちめぐり

2022年02月15日

暮れゆく港のある風景


仕事を集中的に取り組んで一息ついて散策しているところ。
雲一つない空は夕焼けにはならない。
空の透明度が高いからだろう。

子どもの頃なかった橋から上流を見る
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旅情が感じられたとしたら、それは自分が知らない風景だから。
でも、ここはぼくが生まれたまち。
生家はもうないけれど、かつて家があった場所からほんの数分の場所。
よい子はお家に帰ったようでしおかぜ公園には誰もいない
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港へ抜ければデッキごしに海上保安庁の船の右上に満月が浮かぶ
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だいぶ暗くなってきた。
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子どもの頃はこの時間まで広場やその周辺で遊んでいた。
広大な駅の敷地が隣接していて子どもが潜り込んで遊ぶには広すぎるぐらい。
もちろん線路内で遊べば国鉄のおじさんに叱られるけど、
野球でホームランを打ったボールが線路に転がることはよくあったので。
車両基地のあった小松島線は昭和60年に廃線となり、それから14年後に南海フェリーの発着も徳島港に移管され、名実ともこのまちの中心市街地を維持する力は失われた。
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日は暮れて胸に温もりを灯す時間となった。
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posted by 平井 吉信 at 23:32| Comment(0) | まちめぐり

2021年11月21日

午後のおだやかな陽光を透かしてみる秋桜(コスモスのまち 羽ノ浦町)


おだやかな秋の午後、羽ノ浦町岩脇地区のコスモスを見に年寄りを連れ出した。
時刻は15時を回っている。
その斜めの陽光が秋桜を立体的にもおとぎ話の世界にも魅せてくれる。
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(フジX-T30+XF35mmF1.4 R、XF60mmF2.4 R Macro)
posted by 平井 吉信 at 01:20| Comment(0) | まちめぐり

2021年11月16日

秋桜で描くハート(阿南市見能林町)>>>打樋川(うてびがわ)源流物語


阿南市内のバイパスを南下中に目にとまったコスモス畑はハローズ津乃峰店の少し北側のバイパス沿いにある。
地区の方々が手入れをされていると推察。あとからどんどん人が訪れては写真を撮っていく。
ぼくも車を停めてしばし散策することとした。
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秋桜の真ん中を歩く人がいるのだろう。近くで写真を撮ってもハートには見えないし、誰かの一歩が誰かの足跡につながってハートが割れてしまうよ。つくった人の気持ちを慮って花の真ん中を歩かないで。
(花が終わればすき込んでしまうのだけれど、せめて一日でも長かれと願うので)
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秋桜は遠クニアリテオモフモノ
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秋桜はちらりと見た程度で付近を歩いてみることとした。
職業柄気になるのは小川(小川評論家ですから)
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津乃峰山を臨む平野でキャベツ畑があった。
職業柄気になるのはキャベツ(キャベツソムリエですから)
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もしかしたら農業生産法人の情熱カンパニーさんの営農かな。
(いい会社ですよ)
このキャベツ場の生育は良好で、しかもチョウや蜘蛛などの虫がたくさんいた。
(農薬は必要最小限に留めているのだろう)
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さらに歩くと打樋川に出くわした。
バイパスと並行して流れる打樋川は川幅10メートルほどのまっすぐの流れだが
橘湾が近づく感潮域となって川幅が急激に広がり干潟を形成する。
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おお、これはひとかどの生態系ではないか。
職業柄気になるのは生態系(生態系観察者ですから)

不注意に姿を見られて無数のカモが一斉に飛び立った。
それを見て「しまった」とばかりに亀もひなたぼっこをやめて水面を漕いでいく。
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打樋川は阿南市の平野部に源を発し平坦な地形を流れて橘湾に注ぐのだが
国道から北の脇へ行くときにオリーブ色に濁ったあの川のことかと思い出す人もいるだろう。
そう、あのオリーブ色の川です。


この川の源流は阿南市富岡町(県南でもっとも栄えたまち)。
桑野川からの分流か生活排水路のような川幅30センチ程度の溝が源流となって
高低差のない平野を海に向かっておずおずと流れ出す。
地図でたどれたのはフジグラン阿南店の敷地のセブンイレブンあたり。
(セブンイレブンの店舗に入る前に足元を見てください。暗渠があるでしょう。これが生まれたばかりの打樋川なのです、とブラタモリの気分)

打樋川はうてびがわと読む。実は徳島市論田町にも打樋川がある。
同じように排水用の感潮河川で水が停滞している点も似ている。
どちらの打樋川も県内では有数の汚染とされる。
これは少ない水量に生活排水が流れ込むからであるが
富栄養状態とも言える。

打樋川の名誉のためにひとこと。
清流に棲むアユやアユカケなどはいないとしても、上流部はメダカやドジョウ、中流域はウナギやウグイ、感潮域ではボラ、キビレやスズキもいそうな雰囲気。
橘湾の魚や海苔などの生育にも好影響を及ぼしているだろう。

清濁併せ呑むというが、打樋川の存在があっての自然という側面もなくはない。
近年では糞尿を海に流して欲しいと漁師からの要望が当局に寄せられることもある。
透明度が高いエーゲ海にはほとんど魚はいないというが、適度な栄養分は必要なんだね。
(ただし重金属や化学物質などは含まないことが前提)

秋桜に打樋川。みんな違ってみんないい。


タグ:阿南市
posted by 平井 吉信 at 22:36| Comment(0) | まちめぐり

2021年11月11日

お寺の境内はあの日のまま 祇園さんのできごと


11月中旬に迫った卒塔婆供養の申込に菩提寺まで足を運んだ。
先般90代で遷化された先代のご住職は立派な方で
弘法大師のような筆力を持ち、
経文を唱えるときの凛としたすがすがしい空気をまとって
何物にも同じない静かな胆力を備えておられて尊敬していた。
菩提寺は地蔵菩薩を本尊とする真言宗の寺院である。
(ぼくが真言宗の経典に限らず観音経などを読経できるのも住職の読経に影響されたからである)
いまのご住職も気さくなお人柄ながら社会を見つめ地元に根ざした活動を率先して行われているすばらしい方。寺は供養の場だけではなく生きる人の力になる場というのを実践されているようだ。

いつもは世話人の方が檀家を廻って供養の申込などを行っていたのだが
その方々も高齢化したのと感染症もあって今年から檀家が直接お寺に申し込むこととなった。
(もちろん檀家として協力できることはなんでもしたい)
そこで仕事が一段落したある日の夕刻、歩いて菩提寺へと出かけた。
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境内には名水がある。ひっきりなしに誰かが水を汲みに来ていることを知った。
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その名水を横切って母屋のほうへ足を向けると
女性の弾むようなお声が聞こえてきた(それも聞き覚えがある!)。

後ろ姿だったが、すぐにわかった。
小学校の同級生の女の子だった。
(お寺にも同級生の女子がいた。良い時代だったな)

彼女はお寺のご近所でお店を経営されている(いまや社長である)。
しばし店に呼ばれてお茶をいただき、帰路に就いた。
(ご両親とも恙無くお元気である)

再びお寺の中庭を横切り、隣接する神社(通称「祇園さん」)へと足を向ける。
そうそう、ここだった。
夏祭りの日、子どもたちの歌合戦のようなことをやっていたっけ。
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(写真には写っていないが舞台は木の向こうにある小屋だったような気がする。なにせ人であふれかえって地面など見えなかった。子どもが多かったから)
カラオケなどない時代、生伴奏だったか、無伴奏だったかは忘れたけれど。

妹を連れて見に行った祇園さんに彼女(さっきの同級生)はいた。
境内に腰を下ろして一緒に舞台を見ていたよね。
いつの時代のことかは知らないけれど。
(きょうはこの夏に自分の店を持った別の小学校の同級生の女子から相談の電話がかかってきた。中学や高校の同級生ともときどき合ったり遠隔にいてもやりとりはある。生まれた街で住んでいると日常が宝物になるね)

posted by 平井 吉信 at 22:26| Comment(0) | まちめぐり

晩秋の不意打ち花火


コロナ禍で飲食店以上に疲弊している業界が花火業者だ。
人が集まれないことから花火の打ち上げができない。

そんな折、19時頃に花火の打ち上げ音が響いた。
方角からすると金磯港のあたりか。
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間断することなく花火は上がり続けて二十分後に静かになった。
何を隠そう、ぼくは花火が苦手。
花火大会の日はわざわざ家を出ていくか、
ひたすら耐える数時間を過ごすかのどちらか。
音に敏感なので巨大な音が苦手。
(花火を近くで見るなどとんでもないという感じ)
音がしない花火を開発してもらえないかと切望しているぐらい。
(音楽を毎日真夜中に聴いているが蚊が鳴くような音量なので誰の迷惑にもならない)

それはさておき、あとでわかったのだが、市役所による不意打ち花火だったのだ。
(花火業者を支援するのと市民に娯楽をという粋な計らいである)
二十分程度で終えたのは人が集まってこないようにするためだろう。

花火業者も手をこまねいていたわけではない。
大規模な花火大会はできなくても
小規模の花火は打ち上げてくれるそうだ。

内輪だけでの結婚式でのサプライズとして、
旅行に行けなかった小学校などで校庭で上げて思い出づくりとして、
少人数グループのキャンプなどでも。
花火師が点火、打ち上げ、後始末までやってもらえるサービスがあるとのこと。
(この花火を打ち上げている方々だが、いずれ本ブログで紹介しようと思う)

コロナで疲弊、困窮している人たちをなんとかしたいと願っているが、
自公政権では弱者の救済ができないことをさっそく露呈した感がある。
(さっそくばらまきが来た。多くの人はいったいどこを見て自公に投票したのだろう? 子どもへの給付金は自公支持者にもそっぽを向かれている。公明はプレミアム商品券や軽減税率などで効果のない政策で社会を混乱させている。支持母体の創始者が生きていたら何と思うだろう。わずかばかりの一時金なのにクーポンを印刷するのか。またパソナなどが受託するのだろうな)
手間を掛けて税金の無駄遣いをしているうちに、物価の上昇で生活困窮が加速するというのに低金利政策をまだ続けるというのか。
ベーシックインカムの実行(一時的な給付金のばらまきとベーシックインカムとの違いはあるべき未来を見据えて実現させるという理念があるかないかだ。またベーシックインカムと銘打っても国民民主のそれは理念なきばらまきだ。冷たい正義をふりかざす立民にも愛が感じられない。維新はどんな社会をめざしているのかわからない。政党とは呼べない下品で質が悪い独善集団)。所得税の税率調整、法人税率の上昇、消費税の撤廃、金利の引き上げなどを行って歪んだ税制・金融政策に手を付けるだけでも弱者の救済と景況の回復が図れると思うのだが。大多数の国民が貧困から脱却できれば消費活動が活発になって中小企業・小規模事業者から大企業までが潤う。アベノミクスはこれと逆のことをやって失敗したことを学習できただろ、と言ってみる。



タグ:小松島
posted by 平井 吉信 at 21:54| Comment(0) | まちめぐり

2021年05月30日

鳴門市妙見山公園の裸婦像


里浦方面で仕事で出かけた折に10分ほど早く着いたので妙見山へ上がってみた。
公園内では日本人女性を動機とした裸婦像が樹木の間に立っていた。
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若葉よりは濃くなった緑が裸婦像を溶け込ませているようだ。

posted by 平井 吉信 at 12:42| Comment(0) | まちめぐり

2021年05月13日

海から風が吹いてきて木立の日陰と芝生の日向になごむ公園


観光地ではないし地元の人しか来ないと思うけど
車も自在に停められて「密」にもならない場所が近所にあって
それもそれで潮風に吹かれながら仕事をするのも悪くないかと思いつつ
写真を撮ってみたのでひとつのWebページに掲載してみた次第

この木がつくる木陰がいい。日の光がいっそう親密にも感じる
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重力の均衡―などと標題を付けたくなる鳥のようなポーズ。これで長い年月にわたって立ち続ける
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くぐり抜ける遊具も木立に囲まれて涼しげ
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潮風にちぎれて音楽が聴きたくなった。
リクエスト曲は?
荒井由実の「生まれた街で」をお願いします。
https://www.youtube.com/watch?v=1hkkxK9LxaA
(ここには国道20号線も中央自動車道もないけれどかつて栄えた港と駅があってこの場所から10数両を率いた列車がいつ果てるともなく手動の踏切を渡っていった。いま吹いている風のように)

名字が変わる前の歌が好きなのはぼくだけでないかもしれない。
バンドの演奏者だってリズムが官能的で歌い手を気持ちよくさせる。
posted by 平井 吉信 at 00:23| Comment(0) | まちめぐり

2021年03月03日

西の空が暮れていくから


西の空は暮れていくところ。
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近所のスーパーに買いものに来たのだけど
何を買おうとしたか忘れちゃったじゃないか。
posted by 平井 吉信 at 21:59| Comment(0) | まちめぐり

2020年10月03日

土佐の高知のはりまや橋で


感染症対策の勉強を重ねるほど
過剰な対策症候群(主として行政)と
無知無防備な行動とに二極化されているように見える。

接触感染と飛沫感染が主な感染源であることは明らかなので
そのための対策は明確である。
アルコールによる手に触れる箇所の減菌、入室者の手の減菌、
それにマスクを正しく着用を求めること。これで事足りる。

しかし主たる感染源ではないとしながらもWHOも専門家の多くも空気感染を否定していない。
そのためには常時換気を行うこと。
(ビル管理法で求められる1人1時間30立米以上を機械換気と自然換気で行う)

実際にこれらのことを適切に行うことでセミナーは無理なく行える。
そのことを実践するために四国の各県でセミナーを実施しているところ。
この日は高知市内で高知県下から集まった方々を対象にリアルセミナーを開催。
朝食をいただいたら会場へ(10時〜16時の長丁場なのだ)
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(珈琲館 デポー 京町店)

事後のアンケートはとてもご好評をいただいて帰路に着く前にはりまや橋を散策。
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土佐の高知のはりまや橋で…。
かんざしは買わなかったけれど。
posted by 平井 吉信 at 22:37| Comment(0) | まちめぐり

2019年11月10日

光のまち阿南 牛岐城趾のあかり


阿南駅から阿南市役所へ
そして富岡のまちの商店街を見下ろす高台が牛岐城趾である。
ここに地元企業によるLEDの装飾が施されている。
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駐車場もある。
タグ:阿南市
posted by 平井 吉信 at 12:50| Comment(0) | まちめぐり

2019年09月08日

小松島港


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posted by 平井 吉信 at 12:36| Comment(0) | まちめぐり

仕事を終えて塩江温泉を通過中


仕事を終えて塩江温泉を通過中

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posted by 平井 吉信 at 12:33| Comment(0) | まちめぐり

2019年07月04日

ANAから見た西日本 東京の飲食店と菓子


徳島空港はJAL(JASの時代が長かった)とANAのダブルトラック。
かつてはスカイマークも就航されていた。
https://www.tokushima-airport.co.jp/outline/

せっかくダブルトラックになったのだからと
JALとANAは交互に乗ることにしている。
(マイルを貯めるのは目的ではないので)

ところが6月は東京出張が2回あって
時間的にどちらもANA便が利便性が良かったので
続けてANAに乗ることとなった。

ANAのこの機体は
前方(パイロット目線)と直下のカメラを切り替えて目の前の個人用ディスプレイで見られる。
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最初は有楽町駅の近くだったので
通に受けるサイゼリアで昼食。
(もちろん一般の人にも受ける)
これで600円台だった。
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夜景が印象的だった。
(所有しているカメラはWi-Fi機能がない。シャッターは無音モードにしている)
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徳島へ戻ってきた。
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2回目の出張は台風が心配されたが、そのせいか印象的な雲が次々と現れる。
富士山は見えないと思っていたが、伊豆半島ごしにちらりと見えた
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雲で蓋をされたような伊豆大島
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中央に線が入った系外星雲もしくは葉巻型円盤のような雲
これが母船でここから子UFOが出てくるのではないだろうか。
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館山上空
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千葉県臨海部の上空を東京湾の奥へ向かう
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品川駅周辺だったので駅前の老舗飲食店に(つばめグリル)
17時前だったけど、夕方が近づくと満席になった。
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渋谷駅には岡本太郎がいた
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ハチ公前は外国人の方が代わる代わる写真撮り(自分撮り)
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ラッピングバスも通り過ぎる。タワーレコードでイベントがあったのかもしれない。
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まちの灯りを見ていると安らぐ
上空7千メートルにも届いている一つひとつの灯火。
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政府は失政続きでもはや国難レベル(という自覚がないのがなんとも)。
与党も野党も経済政策が見えていない。
いまの日本で取り組むべきはたったひとつ。
そこに力を入れると課題のほとんどが解決に向かう。
(ひとつの課題から連鎖が起こる課題を見つけられたら)
子育ても社会福祉も高齢化も低炭素社会の実現も生態系保全も。
(そこに気付いている政治家がひとりだけいるようだ)

あしたも平和であれと願うだけ。



番外編 

行列を見て第二ターミナルで買ったもの
ぼくのなかではマルセイバターサンドが永遠のアイドルで
10年に3回しか食べないようにしている。
このお菓子はいまひとつかな、と個人的な感想
(重ねを贅沢と取るか冗長と取るか。営業妨害になるので画像は載せない)。

(フジX20で撮影)
タグ:
posted by 平井 吉信 at 23:26| Comment(0) | まちめぐり

眉山山頂でまちながめ


新町からロープウェイで上がるコースで
東アジアからの旅行者を見ることが多くなった。
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観光地と呼ぶにはやや淋しいのは否めないけれど
散歩の地元住民もまばらに訪れて無人にはならない。
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吉野川三角州の城下町とそこに広がる現代のまちなみを見るとき
徳島のお城下をいまも感じられる。
タグ:吉野川
posted by 平井 吉信 at 22:15| Comment(0) | まちめぐり

2019年05月15日

小松島市役所からたぬき公園へ


所用で市役所を訪れた午後、
快晴の空に数年前に耐震補強された建物が輪郭を浮かび上がらせている。
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敷地内には壁にアート。どうやって誰が描いたのだろう。
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市役所から徒歩2分
駅前には名水があって「のぞみの泉」と名付けられている。
地下30メートルから汲み上げられる水を求めて列が絶えることがない。
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(JR南小松島駅構内には観光案内所がある)

歩いて北へ向かうと神田瀬川に架かる八千代橋。欄干にはヤマモモや花水木のレリーフ
神田瀬川の南岸にはフィッシュカツ、竹竹輪など練り物をつくっている会社が建ち並ぶ。
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たぬき公園(ステーションパーク)の一角に巨大なタヌキ像。
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月を背後に従えて堂々とたたずむ
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野良猫が立ち止まってこちらを眺める。何してんだ。
(野良猫にしては毛並みと体格が良い)
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オマエも暇な奴だな、人間に一瞥をくれて立ち去る
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(我が輩はヒトである。名前はまだない、と猫につぶやいてみる)

かつて国鉄小松島駅から放射状に通りが延び
なかでも川から2本目の二条通は目抜き通りとして
映画館、ハレルヤ本店、コトブキ食堂、大沢書店などで賑わった。
そのなかで古民家を大正館と名付けて有志が整備を行い
現在も拠点として使われている。
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月と鳶と樫の木を見ていると、強者どもが夢の跡という感じ。
でも小松島には港周辺に車が置けて
そこから歩けば用が足せる利便性がある。
かつて小松島港(新港と旧港)と国鉄小松島港駅・小松島駅(本駅)を軸に発展した
求心力がまちの構造に残っている。
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二条通でも大正館のある街区は歩行者専用として
道路の真ん中に自然の蛇行するせせらぎ(近自然河川工法による土砂の水路)を通してみたら
思いがける現れる蛍やメダカ、カジカの声などに魅了されて
人々が集まり、商業環境が劇的に改善されて実験的なことができる街区
(またはそのようなことを求める人たちが集まる街区)
になるのではないかと考えるけれど。
タグ:小松島
posted by 平井 吉信 at 23:23| Comment(0) | まちめぐり

2019年02月24日

歩いて暮らせるまち 人と店とともにたたずむ

中村(四万十市)に仕事で訪問して昼に時間が取れたら
喫茶ウォッチに寄ることがある。

昼間からジャズを聴きながら手作りの料理とコーヒーをいただくのは
よい時間の過ごし方。

JBLのパラゴンやソナスファベールといった名機を
マッキントッシュやアキュフェーズのセパレートで鳴らすのは
先代店主の趣味。
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これが東京にあったら大変なことだけど
人口3万人の人柄のよいまちの人々の
日常の居場所となっている。
この日も満席だった。

カレーセットをいただいた。
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よい音楽を聴きながら食後のコーヒーに浸る。
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中村のまちがすばらしいのは
素朴で飾らない人情。
(これは四国のなかでも有数と思う)
中村(四万十市中心部)は関白一条教房が下向して五百年余り。
人口3万人のまちなのに
安心して食べられる(入店できる)飲食店の水準の高さ。
まちなかで目覚めたら鳥の声がして
(車がビュンビュン通らないので閑静)
市役所、図書館、文化センター、商店街、飲食店街、商工会議所、銀行、病院、小中高の学校に歩いて行ける。
(喫茶店の朝は地元常連の席が決まっているのでどこに座ったらいいかは誘導してくれる)

天神橋商店街は民放ドラマ「遅咲きのヒマワリ」のロケ地にもなった。
さらに2020年にはまちなかにみんなの夢を乗せてカフェがオープンする。
(続編はまたいつか)
タグ:中村
posted by 平井 吉信 at 12:54| Comment(0) | まちめぐり

2018年10月08日

神隠しの湯屋 道後温泉本館 改修まであと数ヶ月 


泊まりの会議が松山市内であり、
会場が道後温泉近傍の大和屋本店であったことから
道後温泉本館で湯浴みしてみることにした。

前回入浴したのはいつだったか思い出せないが
有名な割に小さな風呂との印象があった。
(若かったのだろう)
道後には頻繁に足を運んでいるが、
本館周辺を散策するだけで入浴は避けていた。

今回は宿泊が本館のすぐ近くであり
6時からの一番風呂に入ることができる。
道後もご多分に漏れず
東アジア、アメリカ、ヨーロッパからの観光客でいっぱいである。

本館には神の湯と霊(たま)の湯の2種類の湯がある。
休憩室、提供される飲食、サービスの組み合わせでプランがある。
観光で来られた方は迷うことなく最上級のプランで入浴しよう。
霊の湯 三階個室 大人1550円 小人770円(利用時間1時間20分)
セット内容:霊の湯、神の湯、貸浴衣、貸タオル、お茶、坊っちゃん団子、又新殿観覧
(選択の余地なしですよ)

湯としての道後温泉の歴史は千年を超える。
明治27年に道後湯之町の初代町長「伊佐庭 如矢」(いさにわ ゆきや)の英断で
いまの本館が建てられた。町の命運を左右する大勝負の投資だった。
(いかに政治家の資質が未来を左右するかがわかる)
それが奏功して今日の道後温泉、松山市がある。
その本館も建築後120年を越えた。
耐震性に問題があっても観光への影響が大きいため
改修が先送りとなっていた(改修には7年を要する)。
そのため、外湯の「椿の湯」を充実させ、
さらには「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」を整備することで
本館改修の影響を緩和しようとしている。
(新しい施設で本館と同じ湯の雰囲気が味わえるのでこちらも選択肢に)

それでも本館が魅力的なのは今回行ってみて納得できた。
建物が狭く動線が曲がりくねり、
しかも立体(階をまたいで)に交錯している。
最上級プランでは神の湯と霊の湯を行き来できるが
スタッフに聞かないと辿り着くことも
部屋に戻ることもままならない。

階段は狭い上に急で、
これまでに転落事故が起きているのではないかと想像する。
これが自宅であればストレスがたまるだろう。
(各地で人気の古民家の宿も頭を打たないよう敷居をくぐるなど不便。非日常だからよいのだ)
でもこの雰囲気に浸りながら複雑な通路を経て
たどりつく湯への期待が高まる。
この構造だと人を随所に配置する必要があるので人件費がかかる。
そこがまたよいのだ。
はるばる道後までやってきて客人としてもてなされている、と感じる。
(千と千尋の雰囲気そのもの)。
きょうはしばし世俗を離れて湯につかりたい。

曲がりくねった長い廊下と地階に降りる階段をすり抜けると
ようやく霊(たま)の湯。
庵治石でつくられた中国王朝を思わせる図柄や曲線の造形が
伊予にいながら異国情緒をかきたててやまない。
アルカリ性単純泉の湯は肌触りがやわらかく
それでいて古い角質を溶かしてしまうほど(PH9を越えるという)。
久しぶりの本館の湯に感激した。

これが混み合っていたら
これほどの感慨にはならなかったかもしれない。
朝一番は意外にも混んでいるが
時間制限の関係で7時頃から空いてくる。


午後の昼下がりの道後温泉本館DSCF6178-1.jpg

改修された椿の湯
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新設された別館 飛鳥乃湯泉
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大街道から銀天街もL字だが
道後商店街もL字である。
会議の後、松山市在住の山本聡子さんにご案内をいただいている。
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六時屋のアイスもなかを奨められた。
歩きながら食べる。
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坊っちゃん団子はどこで買っても同じではない。
ぼくも以前からこちらで買っている。
元祖だから、ここでしか買えないからという理由だけではない。
団子の口溶け感、上品な風味が他と違うのだ。
(みやげもの用とは一線を画する。この良さがわかる人にだけ買ってもらいたいと思うほど)
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家に持って帰ったら来客があってその日のうちになくなってしまった。
(賞味期限が短いのもいい)

自宅へ持ち帰ってからの写真
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夜の本館はいよいよ妖しさを増して千と千尋の湯屋になっていく。
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道後温泉本館の全貌
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(道後温泉公式サイト提供 https://dogo.jp/download





朝が来た。
6時に玄関を開ける本館の前にはすでに行列。
今回は三連休の初日だけど台風がこの日襲来することになっていたので
宿泊客が少なかったのでは。

やがてドンドンと太鼓がきこえてきた。
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道後温泉振鷺閣の刻太鼓は
環境省選定「残したい日本の音風景100選」のひとつ。

一番の湯浴みをめざす来客がどんどん入っていく
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ぼくも躊躇することなく一番いい切符を買う。
まずは3階の個室に通されてそこで着替えて階下に降りていく。
曲がりくねる廊下、小さな部屋が連続する構造、
すれちがうことは不可能な狭く急な階段だけど、
そこがまたいい。
人が近く感じられるから。

霊の湯(公式サイト提供)
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神の湯(公式サイト提供)
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同(公式サイト提供)
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3階に上がっていくと個室が用意されている。
これが80分以内で取って置いてもらえる。
(これで1550円は高いですか?)
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花瓶にはホトトギスが生けられている
(正岡子規にちなんだもの。気付く人は気付くだろう。さすが道後温泉)
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窓の外は本館の敷地内。増築され入り組んだ建屋の構造がうかがえる
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湯上がりを報せると
坊っちゃん団子と茶が運ばれてきた。
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3階には漱石の間があって見学できる。
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漱石の間の左前(障子がある部屋)がさっきまでいた処
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さらに申し出れば本館内の見学ができる(皇室ゆかりの部屋などがある=写真撮影不可)
皇室専用の又新殿と浴室(公式サイト提供)
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道後温泉から12分で大街道。降りたところで坊っちゃん列車とすれちがう。
車掌が手を振る先には東アジア系のツアー客
(双方が手を振り合う。こんなところから外交は始まっているんだね)
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大街道から北へロープウェイ街を歩く。
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ところで松山市の都市経営は四国随一だろう。
停滞することなくまちが進化している様子が伝わってくる。
ロープウェイ街は10年ほど前に商業地で全国一の地価の上昇率を示した街区。
(エリアマネジメントができているんだね)

「霧の森大福」は本店のある新宮村(現四国中央市)と
松山ロープウェイ街の支店だけで手に入る。
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10時開店前だが、帰りに通りかかるとすでに行列ができていた。
(地元で採れる茶葉を活かす視点がぶれていないところが見事。苦みと甘みで個性をつくったのが成功。まずい、という声が多いほど熱烈なファンも多いということ)

愛媛県では水道の蛇口をひねるとみかんジュースが出てくる。
だから水は買っているそうだ。
(香川県ではうどんの出汁、高知県では辛口の日本酒か麒麟麦酒、徳島県ではポカリスエットが出てくることはよい子のみんなは知っているよね←本気にしない)
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道後温泉は日本の宝である。


タグ:温泉 松山
posted by 平井 吉信 at 15:24| Comment(0) | まちめぐり

2018年06月24日

南予紀行 その3 大洲市


特急宇和海は松山へ向けて順調に滑り出した。
昨日停車した卯之町駅も定刻に出発。

ちらりと見たのは肱川の上流。
ここで肱川の話題を少しだけ。
肱川は全長103kmの愛媛県一の大河。
鳥坂峠に源を発するが、峠の標高からすると
肱川の源流点は標高400メートル少々ではないだろうか。
これでは、支流のほうが源流点が高い場合があるだろう。
標高差が少ないので肱川の流れは緩やかである。
その一方で肱川はほとんどが山間部を流れる。
河口を目前にしてもそうである。
四万十川と似ていなくもない。
ゆるやかな標高差と大部分が山間部という矛盾にも似た
地形をあなたはどのように読み解きますか?
(ブラタモリ愛媛県ロケは松山だったけど、もう一巡するときは肱川を取り上げるかな?)
つまり、川が存在して以後、土地が隆起した先行河川ということになるのでは?
(大歩危小歩危も先行谷でなかったか)

肱川には支流が474ある。これは全国5位だとか。
田んぼの小川と油断していたら、
いつのまにか支流を集めて大河に化けるのだ。
南流する肱川が雄大な左蛇行を続けるうちに
ついには源流点よりも北へと流れ込む。
そのため河口と源流が直線距離で18kmしか離れていない。
(釣り針を連想するとわかりやすい)
大洲盆地でいったん平野が開けるが、河口へ向けては渓谷の下流域というのも珍しい。
河口部は冬の肱川嵐で有名だし、
国の重要文化財である現存最古の開閉橋、長浜大橋がある。
(点検と観光のため毎日13時に開閉しているそう。団体客がいればサービスでそれ以外の時間に上げることもあるとか)
肱川のことをもっと勉強したい人は国土交通省が14ページの資料にまとめている。
http://www.skr.mlit.go.jp/oozu/kawa/ksk1_gaiyo.pdf

田んぼを流れるこの小川が肱川ということを覚えておこう。
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伊予石城駅の南には象が2頭いる。
わらでできたマンモスには物語があるらしい。
水のたまった水田に影が映っている。
マンモスの背後に広がる盆地こそ肱川の源流域なのだ。
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しばらくして大洲が目前となり
さきほど南へ流れていった肱川が
北へ向かうJRの車窓から雄大な流れを見せている。
肱川マジックである。
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大洲駅から古いまちなみと商店街が連なる肱南地区へと歩みを進める。
まちの駅あさもやが拠点だ。
きょうは晴れるかと期待したのだがあいにくの曇り。

そこからおはなはん通り、臥龍山荘、
肱川を見ながら思ひ出倉庫、ポコペン横丁、おおず赤煉瓦館、油屋、本町通りを見ながら戻る。
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バブル期にみんな鈴木保奈美に夢中になった「東京ラブストーリー」。
主人公が愛媛県の大洲出身という設定ではなかったかな?
ドラマのなかでリカが手紙を投函したポスト。
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快晴の臥龍山荘はこんな感じ。
重要文化財 臥龍山荘 http://www.garyusanso.jp/index.html
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眼下に肱川の淵を見下ろす。
こんな部屋でかぶせ茶を味わい昼寝をしてみたい。特に初夏は。
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赤煉瓦館の中庭
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ポコペン横丁は日曜営業だったかな
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油屋は東京ラブストーリーの頃、旅館だった。
司馬遼太郎も投宿している。
いまは郷土料理を食べさせる飲食店として賑わっている。
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中へ入る。
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今回は、「とんくりまぶし」をいただく。
http://www.city.ozu.ehime.jp/site/kanko/15788.html

大きな椀から自分でよそおって食べる。
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甘く味付けした豚バラと大洲特産の栗が主人公。
まずはそのまま食べるが
2杯目からはわさびを添えて出汁をかける。
大きな豚肉なのにどんどん箸が進む。
これはおいしい。

大洲駅に戻る途中で志ぐれを買って宇和海に乗り込んだ。
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宇和島、卯之町、大洲、内子、伊予にかけては
ふるいまちなみや建物が落ち着いた風土に息づいている。
それは不思議と寂れている雰囲気がしない。
南予は豊かな風土である。
いざとなったらどうにでもなる―。
開き直りのような潜在力を感じるからかもしれない。
四国は広い。

posted by 平井 吉信 at 17:22| Comment(0) | まちめぐり

南予紀行 その2 卯之町から宇和島へ


南予の卯之町駅から宇和島へ向かう列車でのできごと。
雨のため停車して半時間ばかり。
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(おそらく累計雨量が規定値を越えたのだろうな。こういうときに愚痴を言わずに笑顔で対応する。すると相手もぎすぎすいない。仕事の約束の時間が迫っているが仕方ないと諦めれば心に波風を立てることはない)

しばらくしてこの列車の全乗客(8名!)を
2台のタクシーで目的地まで運んでいただけるというJRのご好意。

仕事が終わってホテルに戻ると蛾が止まっていた。
(モスラはこの蛾がモデルではないかな)
ぼくの持っているフジX20が1センチの距離まで近づいてマクロ撮影ができるので。
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前回は、宇和島駅近くのかどやで夕食をいただいたので
今回は、ほづみ亭。
雨は小やみになっているが店横の辰野川の水位は上がっている。
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窓から川が眺められる。
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まずは、ウニから。
地元で採れるガンガゼという。
ガンガゼは海水浴の際に四国ではよく見かけるウニ。
北海道のエゾバフンウニのような美味ではないが
大量発生することがあり、生態系保全の点から食べても問題ない。
(むしろ海藻を食べ尽くすので放置するのはよくないかも)
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じゃこ天はつくりたてがおいしい。
だから、みやげに持って帰りにくい。
その場で食べるのがいい。
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宇和島には全国有数の名産品が揃っている。
四国の東の横綱は鳴門とすれば西は宇和島だ。
鯛飯の原料は養殖物だが、味は天然と遜色ないというのが地元の評価。
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グルメでないのにおいしい夕食をいただけたのはよかった。
これから濡れた服や鞄を宿のエアコンで乾かす作業が待っている。
posted by 平井 吉信 at 17:09| Comment(0) | まちめぐり