2017年07月02日

イオンモール徳島 初体験で見えてきたこと


思い切って、覚悟を決めて、
そしてもし帰ってこられなかったときのために
家族への遺言を従えてイオンモールへ行ってきた。

実はなかなか愉しかった。
角を曲がる度、階に上がるたび、新たな局面が目に飛び込んできた。
買いたいモノはなかったけれど、良さそうな店はあった。
(おそらく説明を聞いてどこに何があるかがわかれば数千円は買ってきたと思うけれど
半時間程度の時間内で買い物の意思決定をするという気構え
― 独特の緊張感を持って― 他人やショップの視線にさらさらながら
孤独な放浪をするのは疲れる。
それでもイオンモール初体験をしなければ
1日一桁は訪れてくれているこのブログの読者との約束を守れないから。
(1人か2人はこの記事を読んでくれたらそれでいい。Facebookだと一瞬で60億人に読んでもらえるので惜しことをした)

一通り眺めたあと、迷わずに出口へ戻れた。
スマートフォンを持っている人だったら迷うことはないのだが、あいにく持っていない。
まずはイオンモール歩きアプリをインストールする。
店内は歩きスマートフォンはOK(徳島東警察署承認番号 平29第246584号)なので
ナビに従って右へ左へとコースを辿る。
ときどき持っている端末の頭が蛍のように点滅して
所有者に注意を促す。
この店がおすすめ、という場面なんだろう。
もし、40代県警職員のスマートフォンが
ポルノショップの前で誇らしげに光ったらどうなんだろう。
(イオンには入っていないようでよかったね)

ときどき、ディスプレイになにかが表示されるらしく
某ブランドの前を30代前半の女性が通り過ぎると、
宮崎あおいちゃんが出てきて、
あなたに合うおすすめなどを3秒程度の時間枠で伝えているんだろうな、と想像。
でも、お節介なアプリケーションが
「あなたの年齢とご趣味には、もう少しおとなの雰囲気で生地のしっかりしたH&Mがおすすめです」
などと割り込んでくるんだろうな。
さらに購入者の声、趣味の良く似た人からのリアルタイムの助言があって
これだからイオンモールはやめられないよね。

さらに、その場で買わなくも、ここでお気に入りに登録しておけば
後日インターネットで購入することもできる。
イオンモールはオンラインとオフラインの実験店舗となっている。
スマートフォンに登録されたデビットカードの残高が商品を上回るときは
アラートが表示されて、それでも買い物をするときは
自動的に少額ローンが承認されるしくみ。
(想像とか推察、というのはぼくはスマートフォンを持っておらずこのアプリを試したことがない)

とにかくチラシの裏に見取り図を書きながら探検したので
なんとか入口に戻ってこられた。
ぼくは迷子になっても
この館内では赤外線センサーで「生物」と認識されるが
どこの誰かわからない。
そのために、入口で顔認証の記録を取っていて
出るときに登録するかどうかを聞かれるはず。
その際に属性を入力するのが面倒なので「いいえ」を選択。
「はい」を押していれば1か月有効の500円クーポンが発券されるのだろうけれど
クーポンを納めておくアプリケーションは
AndroidかiPhoneなのでぼくのPHSにはクーポンは登録できない。

(電話機としてしか使わないので。電話機として大切に使いたいので=相手の声から感情やそのときの心の動きを掴みたいので。これまで知り合った人たちのために電話番号を変えたくないので → PHS以外の合理的な選択肢はないでしょう。もし、折りたたみ式で通話がしやすく、音がよく、画面がモノクロで、メールやインターネット機能、ゲーム、アプリ、カメラ機能などが着いていなくて、電池が1週間程度持続して、数字のキーボードが着いているスマートフォンがあったら参考のため教えてください。次の機種の候補にするので)


しかし店はそんなぼくのために
個人情報とクーポン情報が記録されたQRコードを発行してくれる。
発行手数料は初回無料と聞いているが、2回目からは100円となっている。
だったら顔認識で登録したほうがいいかもしれない。
入口までたどり着けそうなので、緊張の糸が解けた。
ほっとしたので、和田乃屋でお菓子をいただいた。

イオンモール徳島初体験は以上です。
都市型の岡山にはすでに行っていたんだけれど。
どこかの駅前にシアトル系女神様コーヒーが開店したときには
徳島県人は驚喜して数時間の行列ができたと聞いていたから行くのを躊躇したんだよ。
とよとみさんのような良い店があるのにね)

VS東京のプロモーションをやるよりも、VS徳島だね。
改革すべきは内側なり!
などと言っていると
「言っている意味がよくわからないというのが正直なところだ」
「そのような指摘はまったく当たらない」などと言われそうで。

都議選の結果が出そうだ。
どの政党がいい悪いではない。
政治に関心を持つことから始めよう、と言いたい。
ほかに適当な人がいない、支持する政党だから―。
無関心が今回の政治の暴走を招いたのだから。
政党はすべて要らないと思っているけれど
ただちに実現できそうもないので
すべての政党からなる連立政権(という表現も不要だが)として
政策と実行力と人物の3要素で選べばいい。
(現閣僚はすべて選ばれなくなってしまうので、政治家以外から補充しないと。そのために議員をもっと増やすこと。兼業が普通で報酬は実費弁償のみとする。四国に100人程度の議員は必要)
しかしその前に中央集権を終わらせるという、大仕事がある。


追記 サードウェイブって?

iPadもMacも持っていないし、コーヒーだけで味わいたいから
(でもThinkPadは歴代使っている。S30からX240まで)
シアトル系は行かないけれど。
では、サードウェイブ系はどう?
確かにスペシャルティーコーヒーを手煎れしているけれど、
メガネをかけていないし、ひげははやしていないし、
スムージーも飲んでいない。
ユニクロは年に1〜2回行くけど、それがぼくが服を買うすべて。
たまに(東京ではなく洋服の)青山へも行く。
スニーカー、Tシャツ、ジーンズさえ持っていないよ(1着も1足も)。
仕事で着るか、海山川で着る機能的な2種類だけあれば足りる。
(冠婚葬祭さえ仕事着を着ていくよ)
モノへの志向がライフスタイルを表すとは思っていないから。
脱消費、ミニマム消費のように見えて
実はものを所有することは好きだから
DLではなく、パッケージ(CD)を買う。LPと合わせて数千枚ある。

安全でおいしい食品を探したり
自分でていねいにつくるけれど
スムージーは飲まないし(青汁は飲むけれど)
有機JASやオーガニックにも興味ないよ。
(でも魚をさばいたり、米を研ぐのは名人級。梅酒や梅干しをつくっているよ。市販品より確実においしい)
脱トレンドで画一的なのがサードウェイブ。
(他人から見たおしゃれ感、充実感を見て欲しい人たちはSNSをやっているけど、ぼくはやっていない)
脱トレンドで稀少なのも社会には必要だと思うから。
(結局ぼくは何に分類されるのだろう?「その他」かな?分類されないほうがいいから)

posted by 平井 吉信 at 16:35| Comment(0) | 徳島

2017年04月01日

ふと気付くと 熊谷寺の山門 白い木蓮が咲いていた 


高知県西部の出張からの帰り、
用事があって土成I.Cで降りようとした。
すると、その少し手前で寺の山門があり、
白い花を咲かせているではないか。

ちょっとだけ見ていこう。
人生は未定稿。

急いでいたのでご本尊を拝むことはできなかったが、
寺は熊谷寺(URLはkumatanijiとなっているが、
「くまだにじ」のようだ)とわかった。
外国からのお遍路さんもいるので、kumadani-jiで検索されるよう
Webページのタイトルとリンク先を修正しておいたほうがいいかも。
http://www.88shikokuhenro.jp/tokushima/08kumataniji/

山門の向こう、下っていく道の左に花が見える。
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ぼくは木の花は詳しくない。木蓮ではないのかな。
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堂々と山門の脇で、互いに引き立て合っている。
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暮れゆく田園風景のなかにいた。
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ベートーヴェンの田園が聴きたくなってきた。
この雰囲気だと、ブロムシュテット+ドレスデンがいいかも。
(無為の為といいたくなるような良い仕事をしているね。オーケストラの木質の豊かな響きに浸ってしまおう)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1977年6月6-9日、ドレスデン・ルカ教会
http://amzn.to/2nKklN4 (←アナログ時代の名盤が1,000円以内で買えるとは)

(フジX-E2+XF35mmF1.4 R、XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)
posted by 平井 吉信 at 18:34| Comment(0) | 徳島

2017年01月29日

和田乃屋に黄花亜麻の季節がやってきた。焼き餅は江戸時代のファストフード

阿波踊り会館からも歩いていけるところの山裾に
天然の滝を取り込む中庭を持つ甘味処が和田乃屋本店
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徳島市内の観光でここに立ち寄らない手はない。
眉山の山麓、大滝山はお城下の保養の地。
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ここには皇室をはじめ、文化人や著名人が立ち寄った。
実は父母もこちらの二階で、滝を眺めながら見合いの茶席を囲んだという。
(それがきっかけでここに文章を書く人間がいるわけで)

しかし和田乃屋さんは気取らない庶民の店だ。
女子高生や近所のおばさんたちが気軽に立ち寄って
焼き餅と抹茶を召し上がっていく。
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その和田乃屋の冬の風物詩といえば
徳島に縁のポルトガル人、モラエスが愛した黄花亜麻
滝を背景に満開となっている。
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冬の海松茶色の山麓に山吹の光がぽっとたたずむ風情、
もち米を伸ばして手で焼いた焼き餅と
抹茶をいただきながら庭を眺めると
癒されたい女性御用達の空間となる。
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滝のやき餅は江戸時代のファストフード、
そして平成のスローフード。
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タグ:和田乃屋
posted by 平井 吉信 at 11:13| Comment(0) | 徳島

2016年12月25日

徳島LEDアート2016 速報 演出ではないほんものに触れてみては?


時間の都合で一部しか回れなかったが、速報として掲載。

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すべてを見ていないので…とお断りしたうえで書き続けるので
読み飛ばしていただいてもいいことだけれど…。

アップルの端末が出回った頃、
指先で画面がスクロールしたり拡大したりすることが不思議だった。
サンダーバードの新作では、至るところでVRとARの接続する場面が画かれている。
https://www.youtube.com/watch?v=b48iqR63zEM

人々は常に新しい刺激を求め、刺激に飽きたら既成の表現になってしまう。
(LED電飾を見て目を留めることがなくなった)
参加者を見ていると、SNS投稿のためだろうか、
現物を見るより先にシャッターを押していて
心のなかに入っていっていない気がする。
もはやLEDやPJMはアートというよりも電光看板と同じ領域に入ってきたような気がする。
(いっそのこと風船にスポンサー名を入れて予算を抑える発想もあったかも)
でも、その方向はデジタルサイネージがたどる道と同じようで虚しい。
(サイネージを一定のルールのもと誰でも参加できる地域のパブリックメディア=迷子犬を探していますなど、地域コミュニケーションツールとして活用する方策があったはずだが、地図と観光情報がセットになったような箱や見たくもない広告を見せる手段としてITゼネコンや広告代理店の飯の種にされてしまった)
今回も個人が創意工夫して出品されている作品に共感できるものがあったような。

これは勝浦町でこの秋に行われたイベント。
現地に行かないで写真だけをお見せしても仕方ないけど、
お時間があれば見てください。感じるものはないでしょうか?
http://soratoumi2.sblo.jp/article/177277035.html


このブログでも紹介しているような
流れとさざなみが一体となって川底を映すほんものの川のきらめき、
夜の森の静寂のなかにきらめく樹間の星座や獣の気配の饒舌さ。
時間とともに色あせていくものとそうでないもの―。
わくわくやどきどきを大切にしたいから。
徳島にはそれがある。
目には見えない自分だけの宝を探しに行ってみては?
(アートは無目的なもの。感動ってそこから生まれる。宝物はそれを見ようとする心のなかに発現するもの。問題提起として書いてみた)
posted by 平井 吉信 at 14:39| Comment(0) | 徳島

2016年10月09日

吉野川小歩危峡 渓谷に咲く花 プロジェクションマッピングによる風景


身近な草花や植生を追いかけている。
ときに光の花が自然の造形に映し出されるということで
それを見るのもいいだろうと訪れてみた。

場所は小歩危峡。
前回訪れたのは1か月前のこと。ラフティングでは全国有数の場所だろう。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/176663031.html

その秘密は四国山地を横切る横谷(おうこく)にある。
吉野川の大歩危小歩危の白眉は
白川谷との合流点から上流の小歩危峡だが
その付近に岸壁と合流点付近の河原に投影するというもの。

開始半時間前の投影場所
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18時に開始されたが、あたりがまだ薄明で鮮明には見えない。
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カメラでは肉眼よりも明るく捉えてしまうので
目で見た感じに近づけるとこんな感じ。
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太陽は落ちているが、岸壁に光が当たり始めた。
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色が変化するのは
アサガオ、ヒマワリなどと季節が変わっていくからだろう。
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時間が進むにつれて映像が渓谷に浮かび上がる。
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ここが前半のハイライト
(といってもプログラムを再生しているのではなく現場で描いているらしい)
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なお、撮影にはISO3200〜6400が必要。
レンズはXF18-55mmF2.8-4 とXF35mmF1.4 Rを使用。
f2でも速度は1/10〜1/20程度(マイナス1/3〜2/3EV補整)。
映像は絶えず動いているので
映像を止めるのならISO12800、f1.4、1/60秒程度か。
(小型のデジカメやスマートフォンでは難しいだろう)。
しかも会場は混み合うので三脚は不適当。
(邪魔になるし引っかけられるなど事故が想定される)。
だから登山用の1本ストックに載せて手持ち+電子シャッターで撮影した。

樹幹ごしに見るとアートに見えてくる
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場所を変えてみた。
開始当初からずっと標準レンズ。
ISO6400、f2.8で1/10秒。
金の鉱床に彷徨っているよう。
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肉眼ではこれほど明るくは見えない。
渓谷の水の流れが見えるのは
光を蓄積して一定の明るさに仕上げるカメラならでは。

闇夜に浮かぶ光芒はときに金属質な透明感を見せることがある
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本流は右から左へ流れている。
画面下から本流に合流する白川谷の流れに光が当たっている
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ヒマワリがご覧いただけるだろうか。
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ヒマワリとアサガオと椿が揃った
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樹木ごしに見える風景こそが白眉ではなかったか。
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魚はうごめく光にどんな反応を示しただろう。
カニは? ウナギは? アユは? 
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小歩危峡は静かな昼間を迎える。
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posted by 平井 吉信 at 18:04| Comment(0) | 徳島