2022年10月05日

ネアンデルタール人から見た21世紀 ペーボ博士の受賞は我が身のようにうれしかった


ネアンデルタール人とクロマニヨン人(ホモ・サピエンス)が交雑していた証しとして、現代人に一定のネアンデルタール人由来の遺伝子があるとの見解が世に出されてまだそれほど年月が経っていない(2010年)。

絶滅したネアンデルタール人が今日の人類にまで痕跡(影響)を残している、ということがあって喜んだ。なんといってもネアンデルタールマニア、ネアンデルタール人ファンなのだ。それどころか、いまも生き続けてホモ・サピエンスと共存できていたらなと思っている。

ネアンデルタール人の遺伝子の解析からは、白い肌、青い目、ブロンドの髪といった特徴が抽出されるそうだ(アフリカ人にはこの遺伝子はごく少ない)。つまりこれらの特徴は白人の外観に通じる。程度の差こそあれ、今日の人類はネアンデルタール人のDNAを受けついでいる。

フランスのブルニケル洞窟でネアンデルタール人の住居跡が発見されたが、この場所は入口から350メートルも奧につくられている。火を使っていた痕跡はもちろんある。そうでないと暗闇のなかでたどり着けない。年代測定では17万年以上前である。

ネアンデルタール人は、死者を埋葬するときに花を手向けたとされる。高齢者や障害者が長生きしたこともわかっている。ワシの羽根や爪、貝殻の装飾品も見つかっている。言語能力もホモ・サピエンスと遜色ないことがわかっている。

一方で体格は現代人よりも大きく筋肉質、脳の容量はやや大きい(ネアンデルタール人が現在生存していれば大相撲の横綱はモンゴル人ではなくネアンデルタール人だろう)という彼らが約3万年ほど前に絶滅したのはなぜか?

参考までにチューリヒ大学が復元したネアンデルタール人の少女の顔。21世紀のまちを歩いていても違和感がない。かつてイメージされたネアンデルタール人とのあまりの違いに驚く人もいるだろう。ぼくはホモ・サピエンスよりネアンデルタール人が本能的に生きていたのではないかと想像している。
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%92%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AB%E5%8F%A4%E9%AA%A8%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%82%E3%82%8A/5904308

COVID-19が流行の2020年、スバンテ・ペーボ教授はコロナで重症化するDNAはネアンデルタール人がもたらしたとしている。これは余談だけれど、交雑によって獲得する免疫もあれば、病気で不利に働く遺伝もあるだろう。コロナの影響が民族で異なるとすれば、それは遺伝子の相違が関わっている。

近年になって人類の多様性が少しずつわかってきた。学生の頃習った教科書にはネアンデルタール人は旧人とされていたし、デニソワ人(学名が付いていない)やホモ・フローレシエンシス(ホモ・エレクトス・エレクトス=ジャワ原人との関連性が濃厚か?)はいなかった。台湾海峡から出現した澎湖人はアジア第四の原人(ジャワ原人、北京原人、フローレス原人)とされるし、ルソン島で発見された謎の人類ホモ・ルゾネンシスは新種の可能性が高い。アジアは人種の堝だったのだ。

デニソワ人は、ネアンデルタール人と近い位置づけにあり、実際にネアンデルタール人とデニソワ人の混血の子どもが発見されている。大きな流れでいえば、ホモ・エレクトスから分岐した現生人類に至る流れ(ホモ・アンテセッサー、ホモ・ハイデルベルゲンシスなど)からデニソワ人・ネアンデルタール人の祖先とホモ・サピエンスの祖先へと分化。しかもデニソワ人、ネアンデルタール人、ホモ・サピエンスは同時代に存在しただけでなく交雑(セックス)しており、デニソワ人の遺伝子はメラネシアやアボリジニなどに多く残存する。インドネシアは人類遺伝子の多様性の堝である可能性もある。日本人には、デニソワ人由来、ネアンデルタール人由来の遺伝子の両方があるとされる。

いずれにしてもホモ属ではホモ・サピエンス以外の種は絶滅しており、ホモ属を未来へつないでいく現生人類の責任は重いという実感が湧いてくる(それなのに、つまらないことに明け暮れているよな)。
→ 人類史マップ サピエンス誕生・危機・拡散の全記録

2013年に南アフリカで発見された脳の小さな人類、ホモ・ナレディは上半身は古い世代の人類のようで下半身は現代人のようと形容された。化石の年代について約30年前との測定との発表がある。このことはホモ・サピエンスやホモ・ネアンデルターレンシスがいた時代と同じである。人類の起源、文化、交雑、進化の興味は尽きない。
(ところでぼくのATOKは「ホモ」と入力すると、ホモ族がすべて候補として表示されるようになっているので入力は楽である)。

ぼくはペーボ博士が好きである。この方がいなければぼくの好きなネアンデルタール人の真実が世に明らかとならなかったかもしれないから。ノーベル生理学・医学賞受賞、おめでとうございます。

夢中になって読んだ本


買って良かった本
全ページがカラー。全ページに大型の写真、図版、イラスト、復元図で散りばめられていて食後に眺めるひとときは欠かせない。ナショナル ジオグラフィックの好著(もちろん日本語版である)

タグ:人類
posted by 平井 吉信 at 22:52| Comment(0) | 趣味

2017年10月22日

特急うずしお N2000・2000系から新型2600系へ   


平成29年12月2日から高徳線のうずしおで一部投入される
新型車両2600系の試運転に遭遇。
JR四国の特急気動車で新型車両が導入されるのは
約30年ぶりとのこと。
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それまでの主力、N2000系と比べて最高速度はやや抑えたが
カーブの走行時の制御に空気バネを採用しているのが特徴。
空気容量と距離から高徳線のみで運用される予定。

高徳線は気動車区間で電化はされていない。
現行のN2000は速度が上がるとディーゼルエンジンの騒音が大きすぎて
デッキでの携帯電話の使用はほとんど聞き取れない。
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そのためマナー違反ではあっても車内で電話を取る乗客は少なくない。
(ぼくは通話はあきらめて下車してからかけ直している)

高徳線では、吉野川の鉄橋での揺れがひどいが、
(それなのに速度はぐんぐん上げるので恐怖感を感じることがある)
佐古近辺の高架区間と牟岐線の文化の森周辺は乗り心地が良い。
線路の規格(公差)か設置精度が違うのではないか。
もしくはコンクリート枕木の効果か?

次世代を期待されながらつなぎの役割かもしれない2600だが、
愛着を感じている。
いつか2600に乗ってみたいものだ。
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高徳線のうずしおでは以下が予定されている。
(すべてのうずしおが2600になるわけではない)
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2009%2025%2001.pdf


タグ:JR四国
posted by 平井 吉信 at 02:32| Comment(0) | 趣味

2017年06月25日

ほのぼのと明日香村(回想) 初夏になれば吉野の葛餅 


中学の頃に訪れて以降、明日香への思いはずっと続いている。
天武持統陵、高松塚、キトラ、牽牛子塚―。
古墳の文献を読んでは思いをめぐらす。
考古学や文化人類学は大好きだから。

春の石舞台古墳辺りに明日香川沿いを散策。
夏のせみしぐれに甘樫丘(あまかしのおか)から大和三山を眺めた。
秋は明日香川上流を逍遥しながら万葉集をひもとく。
明日よりは 二上山を 弟背と吾が見む―
平城京ナンバーワンの皇子の運命は暗転する。
(大津皇子は誰が見てもプリンスでしょう)
弟を想う恋慕にも似た姉(大伯皇女)の気持ちが滲みてくる。
https://ameblo.jp/naranouchi/entry-11821258347.html
明日香はふるさとのように心に住み着いた。

駅に貼られていた観光ポスター。誘われて明日香へ行ってみた
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こんな表情の石がなぜここにある? 明日香は木訥な語り掛けのオブジェばかりで好き。
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衝撃の壁画が見つかってからどれだけ時間が経っただろう。
高松塚やキトラの壁画は人類の英知をかけて復元保全する義務がある。
大君が葬られた頃を追想しながら歩く明日香路。
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飛ぶ鳥の飛鳥、明日香村。
いにしえ人の思いに触れることは身体中の細胞が共鳴する温もりを感じるはず。
いまの私たちに箴言をもたらしてくれるだろう。
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天河神社は浅見光彦シリーズでも有名になったが
芸能の神様はここにおわす感じがする。
さらに足を伸ばして室生寺や伊賀上野なども。

近所のスーパーで催事販売として売られていた吉野の葛餅。
(がんばれキョーエイすきとくは買って応援している!)
東からの太陽は簾をすり抜けて
ちゃぶ台の葛餅にこぼれた。
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かつて明日香村、吉野を訪れて天川まで足を伸ばした際に
陀羅尼助丸とともに求めたことがある。
みやげもの用と地元でその場で食べるものは違うから
やはり吉野に足を運びたい。
そんなことを思い出して、また明日香へ行きたくなった。
明日香の話はまた今度。
(語り出すと20万文字はしゃべってしまうけど誰も付き合ってくれないでしょ)


タグ:神社仏閣
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2016年11月06日

四国と関東の空から俯瞰する西日本


Googleアースがあるじゃないかといわれるけど
飛行機に乗るときは窓際を予約して
飽きることなく外を眺めている。

徳島空港を離陸してまもなく日高川と田辺市
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紀伊半島の山間部を蛇行する川を見ていて飽きることがない
熊野川と熊野本宮大社が見える
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うろこ雲を見ていて飽きることがない
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今度は往路
横浜市南部の臨海部。礒子区の上空から中心部みなとみらいを臨む
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江ノ島
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(江ノ電の車窓のYouTubeではこの映像が美しい。乗ってみたい)
https://www.youtube.com/watch?v=FoA9M8Wobfg

相模川がつくりだす広大な平野。中流の相模原市全域が見えている。
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酒匂川河口
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この日の富士山は全容が見通せた。
飛行機の高度は約6,700メートル(機長説明)
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富士山西側の山麓。新東明高速が富士川を横切る。
その右の河川は、沼川の支流潤井川で田子の浦へ注ぐ。
潤井川右岸には富士フイルムの富士宮工場、
さらにかすんでいる辺りは白糸の滝付近。
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4つの水系が見えている。
右から、富士川と甲府盆地、
その隣が興津川、
画面左寄りが安倍川のわらびの温泉周辺、
左端が大井川の井川ダムではないだろうか。
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矢作川下流を雲が渡っていく
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松坂市の沿岸部へ流れ込む櫛田川河口の澪筋が印象的
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そろそろ徳島空港へ着陸の準備。

(フジX20)

タグ:
posted by 平井 吉信 at 13:25| Comment(0) | 趣味

2015年12月20日

品川のニコンミュージアムと富士


浜松町界隈で会議を終えたあと、
懇親会に参加して翌朝帰ることになった。
そのまま空港へ行くつもりだったけど、
わずかな時間を見つけて
品川駅から10月に開設されたばかりのニコンミュージアムへ。
京急で羽田空港へ行けることがわかったから。

ニコンといえば、ニコンF。
これに標準レンズNIKKOR50oF2を付けて
星夜写真を撮影していた人がいた。

知人の新聞記者がF3をいつも持っていた。
ジウジアーロが手がけたデザインで
精悍でかっこよく、
このカメラでバリ島を写して
土門拳賞を取った人の写真集なども求めたことがあった。
(「バリ超夢幻界」)

川が好きな友人の写真家はF4を使っていた。

かくもニコンに憧れながら
ニコンの一眼レフは一度も使ったことがなかった。
ミノルタのX700の自由な風が気に入っていたから。
明るく高倍率のファインダーで光と影を見ていたから。
このカメラで縄文を求めて青森へ、
民話を求めて岩手へ、
もののけの屋久島の森へ、
西表のマングローブに、
地球の裏側の広い海を求めて南太平洋へと旅に出た。

そんなこんなでAF時代にはカメラを買うことはなく
ミノルタで約20年通していた(いまも極上の現役)。

ようやくニコンを買えたのは
デジカメ時代になってから(D50)。
600万画素のバランスの取れた機種で
いまでも姪が使っている。

次に購入したのがD7000。
次々と新型機が出て
D7000のようなAPS-C・16メガ機は見えなくなった。

このところ、ニコンは元気がない。
買いたいと思える機種が見当たらない。
用途によるが、画像処理エンジンの世代も加味すると
D810、D750、D7200の三択ではないだろうか。

このなかでD750はもっともバランスが取れた買い得機のように見えて
実はシャッターショック(ミラーショック)が大きいという致命的な欠点がある。
実物に触れたときに、三脚とミラーアップ前提のカメラと判断した。
D810には不満がないが、
データ容量が大きい、カメラも重いなど、山野を駆け巡るには不向き。
となると、消去法でDXフォーマットのD7200となるが、
高画素機を使いたくないこと、ローアングルへの対応、肩液晶の表示の少なさがネックとなっている。

ニコンは、解像度を上げるためには高画素化よりも
シャッターメカニズムの洗練を行っていくことが先決。
そして質実剛健ななかに、使用感というか官能的な感触を向上させて欲しい。
DXフォーマットの広角レンズの充実も望みたい(例えば、DX16oF2など)。

そんなことを思いつつ、ミュージアムを訪れた。
品川駅からの回廊は朝の光に包まれている。
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ニコンミュージアムは品川駅からすぐのところにあった。
著作権の関係で動画は撮影不可だが、展示物の写真は構わない。
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真っ先に行ったのは銀塩時代の一眼レフ。
なかでもFE2はとても実用的で良いと思ってX700と最後まで迷った。
でも、ミノルタの醸し出す自由で南洋的なテイストが優ったのだ。
(これには地元出身の「楽園」写真家の幻影もある)
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ニコンF
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ニコンF3
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ニコンFE2
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黒く落ちた館内で立体感を演出する光に浸る。
そろそろ京急に乗らなければと後にした。

日本の写真機をあたためつつ
羽田空港から南ウイングで徳島に向かう飛行機の機内から
大地に鎮座する富士がまぶしく見えた。
(富士フイルム X20にて)
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三原山と噴火口
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雲を見ていると飽きない
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高い空から地上を見ていると
日本や地球が恋しくなった。
そこで地図帳を買った。
国の名称は変わったけれど
気象や産業なども見ることができる。
買って良かった。

新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas)





posted by 平井 吉信 at 14:38| Comment(0) | 趣味

2014年06月25日

宝くじが当たりそうで困る場所


その昔、空から寛永通宝が降臨した土地がある。
ありがたい。
善男善女がおしかける名所となった。
なんでも金運に恵まれるらしい。

ぼくは宝くじを買ったことがない。
買えば当たりそうだから。
(思い切って100円分買ってみようかな)
だって、この風景を見てしまったから。

ここは四国のとある場所。
さて、どこでしょう?

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実は一億円当たってしまって(内緒だけど)
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♩ ♩ 〜 〜 〜

駅のなまえはさまざま。
豊かな感性でつけられた駅もある。

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☆ ☆  ★  ☆ ☆ ☆  ★  ☆

ある夜、目撃したことをぼくは誰にも話していない。
徳島県東部のまちの某市役所が
深夜に出現したイカ大王星人に侵略されていたことを。

なかの職員が
そっくり地球人に擬態した宇宙人に置き換わったことを
誰も知らない。

でも、その恰好がちょんまげなのには驚いた。
きっと参照した
地球人擬態マニュアルのバージョンが古かったのだろう。

住民票を発行する振りをして
連れ去るべきかどうか画策しているかもしれない。

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彼らがやって来た日のことを覚えている。
火星が大接近した2003年だったのだ。
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彼らが生まれたのはM78星雲
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彼らの乗り物は孫悟空がかつて乗っていた
きんと雲なのだ。
おとといも飛んでいるところを見てしまった。
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月には兎がいないことを知ってしまった
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○ ◎ △  ■ ◆

子どもがこんなところでおしっこをしている。
誰か注意をしなきゃ。
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・・・・・・・・・・・・・・
サスペンスの撮影に欠かせないのは崖。
なら、ここはどう?

崖がありすぎてどこから飛び降りるか迷うって?
(確か浅見光彦のシリーズでも使われてような記憶が)
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・・・・・・・・・・・・・・・・
世界のどこかで愛を叫ぶのなら
こんな場所もある。
欄干がなく水面まで近い一本の橋で
いまにも落ちそうな女性を
助ける男性があなただとしたら?
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これは沈下橋だけど
別の場所では潜水橋と呼ぶ。
この場所はクルマもほとんど通らないから
昼寝している青年がいた。
橋の上で寝られる場所ってそんなにないでしょ。
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・・・・・・・・・・・・・・

誰だ?
水のない山の尾根に船を建造してしまったのは?
その名も射手座造船所?
(確かにぼくは射手座だけど)

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこからさほど遠くないところから
こんな風景が見られる。
景色も美しいが、横顔の女性も美しい。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんでこんなに高床式なの?
ネズミが多い地区なのか?
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¥・・・・・・・・・・・・・・・・

海まであとわずかという川なのにこの水質の良さ。
パラソルの大人が交替で子どもの水遊びを見守る。
忘れられた四国の一角の誰にも言いたくないこの場所で
夏を避ける。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千と千尋の神隠しのあの湯屋はあるのです、たぶん。
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・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ続く、四国クイズ(いつのまにクイズに?)
有名なこの方、そして砂浜。
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太平洋に負けないぐらいまぶしい。
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・・・・・・・・・・・・・・・
四国一の清流のほとりで
野点をたしなむ蝉時雨の夏。
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これらは四国のどこかの光景。
全問正解の人はいないと思うけど
(いたら四国マニア)
きょうはこの辺で。
続きは気が向いたら、ね。




タグ:潜水橋
posted by 平井 吉信 at 23:27| Comment(0) | 趣味

2013年12月06日

速報 博報堂の雑誌「広告」(2014年冬号)に写真が掲載


今回は、お知らせです。
博報堂から発刊されている雑誌「広告2014年冬号
(2013年12月3日発刊)に
平井吉信/空と海の写真が見開きで2カット採用。

「広告」は1948年に創刊された博報堂の魂のような雑誌です。
現在では、市耒健太郎編集長の下、
「恋する芸術と科学」をテーマに季刊されています。
「理性と感性の融合」は平井吉信の実践でもあります。



タグ:空と海
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2013年11月24日

サクラソウ(園芸種)あでやか!

ぼくがこの種類の花が好きなことは
このブログをご覧になる方ならご承知のこと。

モモイロイワバソウ(仮称)を見つけに大川原高原に出かけ、
シコクカッコソウを求めて県西部の山を彷徨い、
岳人の森ではクリンソウに出会った。

可憐さと華やかさのふたつを備えた
日本の心、とでも言いたいサクラソウの仲間は
江戸時代から趣味の人たちによって育てられてきたという。

このところ、果実酒やマーマレード、シロップなどを
仕事の合間につくっている。
(朝から朝の3時まで仕事をしている人間なのに)

地元のレモンを分けていただいた人があって、
好物の蜂蜜づけにしておこうとしたら、
容器がすべて出払っている。

そこで、近所の量販店に見に行ったら
良いモノがあった。
岩城ハウスウェアの耐熱ガラス容器密閉パックという商品で
処分価格で売られていた。
おいしさを閉じ込めたい、匂いを逃がしたくない、
電子レンジにかけて調理もできるし、そのまま保存もできる。
こんな良いモノなのに、小松島の人は買わないの?
(あとで見たら、アマゾンより3割安い、もちろん全国最安値)

これにレモンの蜂蜜づけと、
ゆず、ゆこうのマーマレード(シロップ)をつくりおきしておいて
紅茶に入れて飲もうというもの。
(パンに付けるより香りが高い)
低速回転の電動絞り器は持っていて、
カレーなどの下ごしらえや、
りんご&にんじんの絞りたてジュースなどに活用しているのだけれど、
香酸柑橘(ゆず、ゆこう)には力が強すぎる。
手の力を加減して絞ることで
香酸柑橘のえぐみは出ずに、香りとまろやかさが活きる。
そのために手絞り器をインターネットで探してきて発注したところ。
だから、ゆず、ゆこうは数日後になるのだけれど。




話が長くなったけど、
容器を買って園芸売場を抜けようとしたら
目に飛び込んできた。
見るともなく山野草を見る訓練が付いているので
周辺視界にちらりと入ったら反応してしまう。
(サクラソウだ!)

価格は書きたくない(198円だなんて)。
自宅で大きな鉢に植え換えて
日当たりの良い玄関に置いてみた。

そして、ニコンの出番。
この色の出方は、
フジフィルム(X-Trans CMOSセンサー)じゃない?
といわれそうだが、
ニコンD7000にニッコール純正(60/2.8と70-200/4)。

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かわいいな、かわいいな、と思いながら何時間も眺めている。
晩秋の残照に照らされて
とろけるような淡い色彩に浮き立つ桃色のアルペジオ。
ペンをとめて見とれてもいいでしょうか?

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カメラプロファイルは、スタンダードかニュートラル(決してヴィヴィッドや風景ではない)
(↑ やわらかい階調にたゆたう色の遷移、それでいて立体感のある色彩ではないかと)
posted by 平井 吉信 at 19:35| Comment(0) | 趣味

2013年05月11日

体幹を意識して歩き、五感にスイッチを入れる。わかりやすい山野草はこの図鑑で

見ればみるほど見慣れない。
新種か?とわくわくした。

続きはこちらで。


posted by 平井 吉信 at 22:07| Comment(0) | 趣味

2011年04月21日

美郷の高開の石積み 天空の城


美郷(みさと)という地名はそれだけで得をしている。
美郷といえば、ホタルで有名だが、ぼくにとっては梅の里である。

近年は、自作の梅酒を浸けることが恒例となっている。
材料は、美郷の小梅(1kg)、カナダ産の蜂蜜(600グラム、後で適宜追加する)、
熊本の米焼酎(35度、一升弱)。

3月もすれば、新酒の果実の風味あふれる梅酒ができあがる。
市販品でこれほど無垢で滋味に富んだ梅酒には出会っていない。

美郷には、農家民宿がある。
地元産の野菜をたっぷり使ったランチを予約していただくこともできる。

きょうは高開地区へ。
高開(たかがい)地区には、高開の石積みがある。
代々、地元の高開さんが守ってきたもので、
生活空間を地元のご好意で見せていただいている。
見頃を迎えている芝桜をめざして登る。

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天空の城の花畑のよう。

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2006年11月12日

影絵となった波乗り。光を浴びるアシカ


1997年と98年にはプロサーフィン世界選手権大会が
海部郡と接する高知県東洋町の生見海岸で開かれ、
国内外から多数の参加者と観客がこの地域を訪れた。

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世界的な波とも評される海部ポイントや生見海岸では、
一年を通して波と戯れるサーファーの姿が絶えることはない。

晩秋の一日、室戸岬をめざす途中で足を止めた生見海岸。
蟻のような影絵が波に躍動していた。

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岬に向かって国道55号線を南下する。
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さらに数時間後、高知県野市動物園。
スポットライトを浴びるアシカを見た。

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