2019年04月01日

雨あがり 滴をたたえた桜 夕暮れに浮かぶ


桜は高い空の下で見るのがいい。
空と分離して光が対照をなすから。
でも、雨の滴をたたえた雨上がりの桜はさらにいい。
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撮影地:大坂峠のあせび公園(板野町)

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撮影地:桜づつみ公園(藍住町)
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posted by 平井 吉信 at 23:17| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月31日

人生のそのとき イチローを思いつつユキワリイチゲの谷へ

尊敬しているのはもちろん深いところで共感している。
イチローの真摯な野球への向き合い方は人生そのもの。

動体視力、バットコントロール、俊足という
3つの強みを磨き上げることで
首位打者、二百本安打、3割、ゴールドグラブにつながった。
盗塁、強肩、走塁技術も副産物である。

強みを磨き上げるとは
捉えた情報を身体が認識するとともに
骨格、筋肉(筋膜)、内臓、精神までもが一体となって反応できたこと。
それぞれが瞬時に情報を共有、伝達して動かす能力を
どう維持していくかが30代後半の課題ではなかったかと思う。

このことに気付かない選手(野球に限らず)は輝く時間が短い。
(20代後半で下り坂になってしまう)。
そんな選手を見ていると
若い頃と比べてマッチョな身体にはなったとしても
大切な何かを失ったとぼくは感じている。
(そこには精神に向き合わずに食生活の管理不足と特定のサプリメントの摂りすぎ、筋トレ偏重があるのでは?)

好きなことをやる、
そのためには「意思」を持って行動する。
されど本番(試合中)は無意識となって潜在的な身体能力を引き出す。
そんな選手ではなかったか。
イチローへの思いを語り出すと止まらない。

阿讃国境の谷へと向かった。
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この谷にはスプリングエフェメラル、ユキワリイチゲが咲く。
それも紫の色が濃いのが特徴。
おそらくは土壌の性質と
沢に沿った崖からの湧き水が多いという湿潤な条件が影響しているのではないか。
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最初に見つけた一輪
この日は曇りだったので日射しを感じないと開かない
イチゲちゃんは眠ったままかもしれない。
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ユキワリイチゲを探していると変わったたたずまいの植物に気付く
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木々や植生もおもしろい
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岩陰で開いている一輪があった
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腐葉土の豊かな土壌を持つ斜面に顔を出した一輪
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幾重にも折りたたまれた花弁は宝石(ブーケ)のよう
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開いている新たな花があった
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これは何の花だろう
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きょうもっとも美しいユキワリイチゲかも
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デュエット
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この谷のユキワリイチゲを今年も見られた。
けれど季節がめぐるように人生も駈けていく。
いつもと変わらぬ日々を積み重ねても
同じ日は二度とない。
だから春(いのち)はいっそう輝く。
posted by 平井 吉信 at 22:58| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月24日

棚田を彩る菜の花 水の神を祀り少しずつ下流へ恵みを流す(神山町上分江田)

神山町にある棚田の美しい江田集落では
毎年春に菜の花まつりを行っている。
旧上分中学校から歩いて20分で到着する。
人が少なければ江田の集落まで車を進めることができる。
妙法寺前の広い駐車場(トイレもある)か
空いていれば棚田を見下ろす小さな駐車場に置かせてもらうといいだろう。

平成13年に県農山村整備課から発刊された「とくしまの棚田」(これは米田潤二さんによる会心の調査紀行だ)では
標高3百メートルにある約240ヘクタールの棚田を13戸が耕作しているとのこと。
さらに、水利をもたらす江田谷川の水源となっている雲早山の神社を
集落を上げて信仰しているそう。
近年になって3本の用水のうち1本が渇水してしまって耕作に影響が出ている。
針葉樹が増えて保水力が問題となったのだろう。
1994年の早明浦ダムの異常渇水の際に訪れて
お話を聞かせていただいた筒井さん(大川村の元教育長)も
同様のことを指摘されていた。
(昔は雨が降らなくても谷の水は涸れることがなかったという)
http://www.soratoumi.com/river/sameura.htm
江田地区でも水を大切にする気持ちが集落の人々に受けつがれている。

この日は棚田の真ん中で俯瞰写真を持った方が
集落の見どころと歩き方をご案内いただいた。
途中で道をお尋ねした方々も含めて
この集落に住まされている人々は柔和で仏様のような滋しみがあった。
風土が人間の形成に深く関わっていることを改めて知らされた。

そのような人々の生きている時間に比べれば
観光で押しかけて写真を撮ったところで
深みがないのは仕方ないのだけれど
それでも地元の人々の暮らしを伝える一助となればと書いている。

まずは神山のメインルートである鮎喰川に沿って東西に走る幹線から。
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ところどころで見かける民家が桃源郷のようと足を止める
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江田の集落に入った。
Googleマップの航空写真で集落全体を俯瞰できる
https://www.google.com/maps/@33.9464523,134.2877182,651m/data=!3m1!1e3

車は妙法寺前の駐車場に停めさせていただいた。
そこから歩くと菜の花を植えた棚田が広がる。
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オオイヌノフグリに近寄ってみるとネモフィラのようで愛らしい
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なおも江田谷川を上流へと歩く
水辺にも春が来ている
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用水路の取水地
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木々の重なりが色を浮かび上がらせる
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上に上がって見下ろすとみごとな民家のたたずまい
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くるりと向きを変えながらさらに上がっていく
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ケイオウザクラ(啓翁桜)と教えていただいた
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4枚の棚田を管理する民家の凛としたたたずまい
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江田集落と棚田が一望できる
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これはわさびの花?
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木々の花もいいし
つくしもそれぞれにいい
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江田集落の魅力を集めてみた
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ペルシャ猫がいた
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日本中に江田地区のような美しい農村集落(中山間地域)があるのだろう。
棚田の水守が都市部の暮らしを支えている。
その関係を意識していくことが大切。
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追記
帰りがけに明王寺のしだれ桜を見た
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posted by 平井 吉信 at 23:55| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月23日

赤い目玉おやじに似た山野草

四季があるから日本を感じる。
季節があるから生きていると思える。
それが決まり切った旬の語感であっても
その人だけの風物詩であっても。

岩場に咲く赤い目玉おやじはなかなか出会えない。
下から見ているから目立つように思えるけど
人間の背丈で見下ろすと岩に同化して見つけにくい。
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つぼみはこんな様子
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空が入るのは下から覗くように撮っているから
(可動液晶がないと難しい)
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この山野草が個性を発揮するのは花が終わって
実がなろうとするとき、らしい。
白髪の翁のようになるのでそう呼ばれる。
posted by 平井 吉信 at 21:37| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月22日

三寒四温の里の風景 春の七草と水仙と(羽ノ浦町)

羽ノ浦町といえば秋桜だけど
思い浮かぶのは、
蛇行する那賀川の広い河原と早い流れ。
それに桜の咲く頃ぼんぼりが妖しくゆらめく妙見山、
どんがん淵公園に北岸用水。
このブログでもそれらの断片を何度も取り上げている。

→ 秋の桜 田んぼに咲いた 羽ノ浦町のコスモス 
→ 
その昔はどんがん淵だった岩脇公園 いまではのどけし春のひだまり
→ いまがいい
→ 阿南市羽ノ浦町の妙見山 里山の春が還らぬ故郷と人を呼び戻す
→ 子どもの頃に見た小川をもう一度見てみたいと思ったことはありませんか? 那賀川北岸用水と浦川、そしてかつてあった小川の物語
→ 里山に道路ができる最後の夏 南の羽ノ浦町と北の立江町

南に開けて夜空を見上げれば射手座の銀河や
全天第二の恒星、りゅうこつ座のカノープスを見ていた。

幼い頃、那賀川でトバシ(※)をして小アユを釣ったのもここ。
(※毛針をいくつかつけて錘を付けずに瀬を流す釣り方。アユ解禁の初期の釣り)
ぺんぺん草を鳴らしたのもここ。
水難事故で若くして亡くなった叔父に続いて
長い年月、その家を守ってきた妻も先般亡くなられた。

それでもここは川面に春の兆しが踊っている。
土手に春の野草が太陽にすくっと立つ。

そのときぼくは子どもに戻って虫取り網を持って
桜並木に出かける。
いた、アブラゼミと思って網を動かそうとすると
枝にシマヘビがいた、驚いた。
道ばたでひっくりかえってもがく虹色の虫、
お、玉虫だ。

ピアノの鍵盤から同じ旋律を幾度も畳みかけるように
繰り返す光景。

2019年3月、またここにも同じ季節がやってきた。
でも、あのときの胸ときめく何気ない「神秘」や「謎」は
そこにある現実。

野辺送りから四十九日、家のまわりの畦に咲いていたホトケノザ
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土手から見える景色は変わることなく
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妙見山に上がってみた
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春は水辺。踊る水面が植物の成長を躍動させる。
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posted by 平井 吉信 at 22:10| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月21日

大方浮鞭(黒潮町)の海 風が強ければ強いほど波の頭が美しい

国道56号線がもっとも楽しいのは
土佐佐賀から大方までの海沿いを走る区間。

朝の早い時間の息を飲むような凛とした渚の表情、
朝日を浴びて遊ぶ人。
斜めの日射しと波飛沫が横溢する渚が黄金に輝く午後、
そこで人は影絵となる。
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佐賀の展望台 晴れていても曇っていても一度は立ち寄る
南に開けた土佐湾・太平洋を見下ろすと脱藩したくなる
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短い背丈の木が渚を博物館にしてくれる
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かつてここでTシャツ展が開催されたとき
その第1回目に居合わせた

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きょうは風は強めで波は穏やかな
だから波頭が白く崩れるのがケーキにふりかける砂糖のよう
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雄大な大方浮鞭の海は高知県西部の宝物。

タグ:幡多 大方
posted by 平井 吉信 at 23:33| Comment(0) | 山、川、海、山野草

前松堂前の河津桜と吉野川SAの桜


勝浦町の老舗の和菓子店 前松堂前の河津桜
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吉野川SAで四国三郎を背景に公園の桜
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posted by 平井 吉信 at 20:07| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月17日

文殊堂の台湾桜(黒潮町) 誰もいない空の下 花びらを揺らす玲瓏艶々

ここは文殊菩薩を祀る黒潮町の文殊堂。
いつもお堂の周辺が掃き清められているのは
近所のおばあさんがお堂の手入れをされていることは知っていた。
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桜も見事だが、おばあさんもつつながくいらっしゃると願いつつ
今年も見上げていた。

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文殊堂は高知県黒潮町小黒の川地区にある。
近くを流れる伊与木川に小さなコンクリートの橋がある。
欄干がないから沈下橋なんだろうと思う。
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文殊堂は智慧(洞察力)を司る文殊菩薩をお祀りしているところから
転じて学業成就、志望校の合格を願うと解釈されたのだろう。
この桜が咲く頃はまさに合格発表の時期。
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本人や家族の願い事が綴られた絵馬が躍動する。
県外からも寄せられた願い、それぞれ叶うといいね。
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この桜はいまが盛りなのか樹勢が盛大で花の色が濃い。
花の気が遠くまで飛んでいるかのよう。
晴れ晴れしい―。
誰もが集まる観光名所ではないけれど
この時期にここへ来られることは
桜守のおばあさんとともに心に妙吉祥の光背をともす。
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この桜、見る方向によって趣が違う。
朝と夕方の光によっても違う。
いつ見ても玲瓏艶々なのだ。

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それなのにこの桜に気付かない人はまったく感知しない。
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再びやってきた出会いと別離の春。
人はめぐる季節に時間の流れを悟り
季節は人の一生を数えて流れていく。
それだけに儚くも燦々と照り返す木の花咲くや妙吉祥三月。
桜の精は人の心に投影された光粒子の揺らぎなのかも。
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タグ:幡多
posted by 平井 吉信 at 23:35| Comment(0) | 山、川、海、山野草

水辺のツルニチニチソウ

川の畔の一軒家に咲いていた。
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三寒四温の「寒」の日は水辺に風がふきわたる
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posted by 平井 吉信 at 20:12| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月10日

満石神社(美波町木岐)の椿に桜、足元のひらめきと波間のきらめき

美波町という地名に未だなじめず由岐町木岐というほうがしっくり来る。
日和佐道路ができてからは由岐I.Cを降りれば田井ノ浜はすぐ。
田井ノ浜を南へと越えていけば木岐の集落というわかりやすさ。

さて、2019年春、
地元の方々のお世話で椿祭りが開かれると聞いてやってきた。
(来てみて分かったが祭りは翌日とのこと。後の祭りだが、翌日の天気予報は雨とも)

満石神社を訪問したのは初めてだったが
地元のみなさんと話ができてよかった。
さらに人を包み込む風光明媚な風土がすとんと飛び込んできた。
陽が射すのも風がそよぐのも船が波間を横切るのも
陽光に照らされてたゆたう人生のひとこま。
写真を見て地元を訪れてみたら?

トイレがあって駐車できるところから満石(みついし)神社へと向かう小径
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登り口の花壇
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小径といっても海を眺める軽やかな逍遥
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やがて由岐町出身の書家 小坂奇石の石碑が見えてくる
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満石神社前の井戸はイボ取りに効能ありとか
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井戸の前の広場で地元の方々が集まって花時計を制作中
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満石神社に参拝
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春とは思えない透明度の高い空。明日も続いてくれればと願う
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神社の裏手には椿園が整備されている。それよりも足元の野草が気になる
寄り添う姿が愛らしい
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母に抱かれた子どもをさらに夫が包み込むよう(ムサシアブミか?)
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桜がちらほらと(花びらを陽光にきらめかせて)
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見上げれば椿 ただしそれほど開花していない。終わっている花も少なくない
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椿園めぐりも時間がかからない。満石神社まで戻ると
花時計が完成に近づいていた
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桜を見ながら渚へと近づいていく
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海へ続くこみちのなつかしさ。うれしくてしようがない時間
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菜の花にエンドウの仲間
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渚へ降りていくと砂利に自生している
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ブラタモリで取り上げたくなる岩
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港を出たすぐの渚の煌めく波間
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足元の岩の尖った形状に注目
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港の対岸を望む
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海沿いのこみちを戻るのもうれしくてしようがない
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木岐の港は水が澄んでいて魚がよく見える
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釣りをする人の気持ち良さはいかほど?
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帰りに田井ノ浜を俯瞰する
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足元のたんぽぽに日がまわって
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なぜ、春はアルペジオのような短い余韻を残すのだろう。

追記
木岐の渚を歩く感覚は朴葵姫の弾くトレモロかもしれない。







音をパチンとはたかず(ギタリストにとっては弾く快感があるけどそのように弾いていない)
抱え込んで滑らせる感じ。
(これね)「アルハンブラの思い出」
https://www.youtube.com/watch?v=zQnBstCaosE
聞き飽きているこの曲がいま生まれた感じ。
トレモノなのに旋律の流れを感じる。
音がギターから離れたがらない。
これまでのギター奏法と別の視点では。
名残手が音のない余韻を響かせる。


ぼくの好きなヴィラ=ロボスの5つの前奏曲でも
柔らかい余韻とレガートのなかに音楽が粒立つ。
木岐の海辺のように。
続く


posted by 平井 吉信 at 00:13| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月07日

蜜蜂とレンゲソウ

ミツバチがレンゲソウのまわりを飛び交うのも
水がぬるむのも
桜がはなひらくのも春だから
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この時期に寄り添うのは
ジョージ・ウィンストンの「Winter Into Spring」というアルバム。

澄み切った冬の星座が少しやわらいで
雪解けの水音をたたえはじめ
やがては春の草原でのなつかしい賛歌になる。
音楽は詩であり情景であり
季節を先取りしているつもりが
すでに春の先発部隊が訪れている。
それに気付いたら人生がどれだけ豊かになるだろう?



posted by 平井 吉信 at 21:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年03月03日

牧野公園に春の妖精(バイカオウレン、ユキワリイチゲ、福寿草、セツブンソウ)

野草が好きで
3月に高知県西南部を訪問されるなら
牧野公園は行ってみるべきところかも。
https://sakawa-kankou.jp/makino_park.html

標題を見ただけでわかるよね。
春の妖精(Spring ephemeral)とは気取っているのではなく
これらの山野草の総称(通称)。

牧野博士が幼少を過ごしたこの地で
地元のボランティアによって大切に運営されている場所。
休日は町役場に車を置いて歩いたとしても牧野公園まで5分。
まちなみを見ながらでかえってそのほうが好都合。
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役場の裏手の歩道を通って川を渡ると鯉の群れが目を引く(仁淀川に流れ込む柳瀬川の支流春日川)。
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佐川はウナギで有名である。
https://sakawa-kankou.jp/spot.cgi?SUB_GENRE_1368610461=1
造り酒屋から流れる米の栄養分があるため、と聞いたことがある。

さかわ観光協会が入る旧浜口邸の庭にもユキワリイチゲが咲いている。
(ここに寄って観光情報を入手)
https://sakawa-kankou.jp/hamagutike.html
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妖精たちを2種類のカメラで写してみた。
(フジX-T2+XF35mmF1.4 R、タムロン SP90/2.5Macro)
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(タムロンのマクロはファインダー越しにやわらかなオフピント部が感じられる。逆にいえばマニュアルでピントピークを掴むのが難しい。90年代はピークとぼけ味の両立が難しかったのかも)

ニコンD7200+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
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暖冬の影響でバイカオウレンは例年より早い。
今回でも盛りは過ぎてしまったように見える。
(花は咲き始めが美しくしかも群落になるためには数も必要となればほんとうのピークは数日)
ロープや花壇に入らないよう望遠レンズは必須。
三脚は足元の植生を傷めるのでどうかな?
(ニコンの望遠レンズもすべて手持ちで撮影している)

また来年も咲いてくれたらいい。
花を数えながら季節を数えている2019年春。

そしてこれからも続いていく。
春の足音からあの夏雲の季節まで。

道標ない旅―永井龍雲
https://www.youtube.com/watch?v=NOfNmDGCZww
posted by 平井 吉信 at 22:44| Comment(0) | 山、川、海、山野草

四万十川赤鉄橋上流 入田の菜の花まつり


朝起きると曇り気味。
きょうから四万十市中村の四万十川河川敷で菜の花祭りが始まる。
イベント開始時刻前ということで散策路には誰もいない。
陽光が射さないのは残念だが、風景画の一部となって歩いてみた。
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2017年
http://soratoumi2.sblo.jp/article/179274151.html

2016年
http://soratoumi2.sblo.jp/article/174789031.html
http://soratoumi2.sblo.jp/article/174341233.html

入田ヤナギ林菜の花まつりパンフレット
https://www.shimanto-kankou.com/pdf/2019nanohanamatsuri.pdf#view=FitV

四万十川パンフレット
https://www.shimanto-kankou.com/pdf/japanese2018.pdf

地図
https://www.shimanto-kankou.com/pdf/nakamura2018.pdf
タグ:四万十川
posted by 平井 吉信 at 22:30| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年02月24日

四国でもっとも早く太陽が昇る恋人の聖地 蒲生田岬 風に吹かれるだけ…

10日遅れのバレンタインだけど
(心を伝えたかった人)うまく行きましたか?
洋菓子屋さんの話では近年は「義理」も「本気」も減って
自分用に買う人が多くなっているとか。

という前振りで蒲生田岬へやって来た。
岬の手前で迎えてくれるのはハートマーク。
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(いいですか? 男性が画面の右側、女性が画面の左にいてシャッターを押すのですよ。すると愛は壊れるまで永遠に続くとWebサイトに書いています)

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もうここで満足してお帰りいただいて
船瀬温泉に浸かるのも選択肢だけど
それは1時間待ったラーメン店で自分の番になり
目の前に置かれたラーメンから湯気の香りにスープのコクが立ちのぼり
最初の一口をという場面で呼び出しがかかったような気分かも。
(それがナースステーションからのPHSなのか緊急配備の招集のかかった消防隊なのか得意先からの至急対応のクレームなのかは知らないけど)

この先にあるのは四国でもっとも早く太陽が昇る場所、蒲生田岬。
そこが少々行きにくくてもこれからの写真を見れば
100人中「ぜひ行ってみたい」(28%)、「行ってみたい」(28%)、「どちらかといえば行きたい」(19%)、「躊躇するけど行きたい」(42%)、「パワースーツのオプションがあれば行きたい」(2%)、「勧誘の意図が見えて行きたくないが自分の意思で行ってみる」(3%)、「海や岬や風や植物や水平線や異性や消費税率の改定に興味がない」(7%)などの回答が得られました。
(あなたはどれを選びますか?)

岬は目の前に近づいていて沖合には伊島が見える。
生活感のある海であるがゆえ旅情が迫る。
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岬の手前で駐車場が見えてくる。
ここに車を置いて歩く。
目の前には池がある。
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水辺の植生の帯が紋様のよう。
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岬へ行こうとすると孔の空いた岩の造形がある。
設置した人の意図としては
このなかに人を立たせて記念写真をどうぞ、というもの。
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さあ岬に向かって歩を進める。
あの灯台へと向かう。
(東大合格受験の方もよくいらっしゃいます)
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遊歩道の手前で山側に入ると神社に続く道。
神社から灯台をやや見下ろしながら伊島とともに写真に収める。
(ここからいったん元の遊歩道まで戻る)
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遊歩道沿いには海岸性の植生が目を楽しませる。
シオギクの咲き残りも数多くある。
ここからの急な階段は気を付けて。

お疲れさまでした。
上に上がると灯台のある平坦な場所がある。
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晴れた日には空と海の溶け合う濃厚な空気を吸い込むことができる。
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シオギクが遊歩道沿いに、海の崖の日だまりで咲いている。
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ここから反対側に下っていく。
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降りてきたら再び池を一周する。
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最後は湿原を渡す板をたどれば駐車場が目の前に。
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風のおだやかな日中はここで海を眺めて過ごすといいですよ。
(何も考えない、ただ風に吹かれるだけ)
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posted by 平井 吉信 at 12:16| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年02月23日

日和佐の恵比須洞 

美波町のWebサイトに紹介されている恵比須洞をついでに訪ねてみた。
https://www.town.minami.tokushima.jp/kanko/spots/06ebisu.html

ついでに、というのはわざわざ訪問の主目的としないという意味。
ウミガメで有名な大浜海岸を山沿いに上がって
「ホテル白い灯台」を過ぎて恵比須浜に下っていく途中に恵比須洞はある。

車は県道沿いに数台停められる。そこから歩いて半島を一周する。
上り下りの高低差はあるのでそれはそれで愉しめる。
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振り返るとホテル白い灯台。
白い灯台が白くないのはウミガメの上陸に配慮したため。
(少しでも陸に反射する光があるとウミガメが上陸を避けるので空色になった)
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曇りの日であったが海の深みは印象的
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神社があって半島をぐるりと一周して戻るけど時間はそれほどかからない。
次に恵比須浜へと車で降りていく。

逆光を受けた恵比須浜
周辺にはサテライトオフィスがある。
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周辺に自生する植物や樹木を見るのも楽しみ
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船が出て行くのは入り江の奥の港と外洋をつなぐ水路。
かつてこの狭い水道で潮干狩りをした記憶がある(アサリ)。
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残照を浴びる白い灯台。
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道の駅日和佐までやってきたときのオプションのひとつとして
恵比須洞と恵比須浜はどうだろう。

posted by 平井 吉信 at 22:51| Comment(0) | 山、川、海、山野草

春を待つ小川 河原のこみち 支流の日だまり 朝の海 〜四万十市周辺〜


仕事で訪れた四万十市周辺で道草をするのはいい感じ。

安並地区の水車(四万十市)
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四万十川下流にあって黒尊川ととともに清冽な支流の後川(四万十市)
中村郊外(作並の風車からも近い)では日だまりの川
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蕨岡(わらびおか)まで来れば水はいちだんと澄む
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四万十川本流 赤鉄橋の上流 菜の花にはまだ早い(四万十市)
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大方浮鞭の海(黒潮町)
渚に差し込む朝夕の光の錯乱を国道から眺められる
それも幾重にもわたって長い距離を斜めから見るように
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ときめきを感じてしばらくそこにいた
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まちには近いが春には遠い
茫洋とした光に包まれたそれぞれの場所で
すでに春の予告編を見たようが気がした。
posted by 平井 吉信 at 11:37| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年02月02日

徳島市南部に広がる荒涼とした光景


極北の地で撮影したような風景ですが徳島市内です。
どこかわかりますか?
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右を拡大
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冬には冬の表情があり冬を愛しむように
家に帰れば湯に浸かる楽しみがある。

追記
300円台で買えていたバスクリン、バスロマンは一気に500円台に値上がりしたのに
体感できる入浴感は変わっていない。
選択肢から外れて「温素」が一番手に。
着色料も濁り成分も入っていないこれがいい。
(バスクリンやバスロマンの香料は浴室に持ちこむことへの違和感があるね)



もし家庭の風呂に好きな写真がタイル画のように
しかも日替わりで入れ替えられたら愉しいかもしれない。
posted by 平井 吉信 at 18:45| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年01月20日

真冬の大神子 丘を登れば陽だまりの散策路

このブログでもっともアクセス数が多いのはどの記事だろう。
もしかして大神子・小神子(おおみこ・こみこ)の記事かもしれない。
勝浦川河口から南へと下る海岸線は
徳島市と小松島市に挟まれた静かな入江。
大神子と小神子と名付けられている。

大神子は海水浴に好適に見えるが
複雑な海底地形のため潮流の変化があるようで
遊泳禁止となっている。
ぼくが子どもの頃も大神子は水深が急激に深くなっているので
泳いだことはなかった。

大神子にはテニスコート、海岸でバーベキューのできる保養施設があり、
さらには静かな環境に病院が立地する。

小神子は子どもの頃に泳いだことがある。
浜が小さいためか大神子ほど複雑な潮流はないと思うが
さりとて安全に泳げるかというとそうでもなさそうだ。
沖合には一本松と呼ばれる岩があり、
子どもの頃、祖父の知人の漁船に乗せられて釣りに行ったことがある。
ボウゼ(イボダイ)を釣っていたのではないかと。
小神子を小松島港を見下ろす丘には
一部上場企業の社員専用保養施設がある。
かつて祖父の知人が所有していた施設だっと思う。
子どもの頃に連れられて飲んだ紅茶があまりにおいしかったことを覚えている。

この海域の沖合には沈んだ鳥居がある、
港から小神子にかけての先端部は通り魔と呼ばれている―。
親父から聞いていた言葉だが、地震と関係があるのだろうか。

大神子と小神子の間に渚があるが
この渚にどのように辿り着くのかがわかりにくかった。
小神子の奥にあるため奥小神子と呼んでいたが
地元の方からは「越ケ浜」の地名があると
ブログのコメント欄でご指摘をいただいている。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/88676981.html

いつの頃だったか、小神子からトラバース気味に
藪漕ぎをしながらの踏み跡があり
辿っていくと人家の跡があった。
このことから奥小神子の地区には人がかつて住んでいたと思われる。

大神子と小神子の間にある越ヶ浜は
いまも、そしてかつても徳島のお城下の近くにありながら
隔絶された陸の孤島のような場所であったのだろう。

越ヶ浜へは日峰山の北斜面から沢が流れ出し
湿地(荒れ地)を経て海に注ぐ。
陸路からは遊歩道を降りきったところから
この沢沿いに踏み跡を辿れば浜へと辿り着く。
いまでは踏み跡を探すミステリーはなくなったが
相変わらず神秘の場所であることは間違いない。

さて、今回は大神子の北にある半島状の地形、大崎を辿ってみようと考えた。
正月に転倒した家人のリハビリと気分転換も兼ねて連れだしてみた。
遊歩道のような道を想像していたが、
行ってみると高齢者にはつらい段差があり
身体を支えながらの散策であったが本人も達成感(満足)があったようだ。
写真で辿ってみよう。


大神子海岸の林間ごしに渚で体操する高校の野球部
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林間を北上する散策路(何本かあるがどこを通っても同じ)をたどると
大崎の尾根へと取り付く。大神子を見下ろしながら高度を上げていく。
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散策路は風もなくあたたかい
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勝浦川の河口
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大神子の日だまりにくつろぐ人たち
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越ヶ浜の全容が大崎から見られたとは
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越ヶ浜から小神子へ この2つの突端のうち奥(小松島港寄り)を通り魔と呼んでいた
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随所に展望台がある。
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北面は勝浦川の河口に突き出た砂州が見える。
ここからでないと見られない光景だ。
手前に金長狸の合戦のお相手、津田の六右衛門狸の本拠地の津田山、
さらにその後ろに紀貫之の土佐日記にも記された徳島市の象徴、眉山がある。
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勝浦川河口の右岸には徳島藩蜂須賀家が療養に使った湯浴み施設があったらしい。
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ここは絶好の見張りの地 のろし台の跡
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大神子、越ヶ浜、小神子、小松島湾から和田の鼻までを見通す絶景
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一本松は小神子から見るとはるか沖合に見えたが
大神子の大崎からみれば小松島湾の対岸の和田島が視野に入る
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大神子の休日を浜で憩う
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猫たちは人を見ると寄ってくる
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金長狸のような猫がいる 狸と交わったのか
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冬の光はのどかでやわらかい
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もう人影は見られなくなった大神子の渚
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冬の陽だまりで小石を数えていた人もいない。
残照の砂浜から少しずつ影が増えていく。

posted by 平井 吉信 at 14:04| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2018年12月31日

ベートーヴェンとサザンの年越し

第九を聴いていた。
前日はサイモンラトルとウィーンフィルで、
大晦日はフルトヴェングラーとバイロイトで。
もうコメントを残すこともないけれど
心臓から送り出す血が勢いよく流れて体温が2度上昇する感じ。

18世紀から19世紀にかけて生きている彼が
20世紀から21世紀も生きている。
それも習い事やアカデミックの対象として
多くの人の人生の設計に影響を与えつつ生計を支えている。
ベートーヴェンの経済効果は史上最大ではないか。

それとともに一人ひとりの胸にひっそりと
しかし堂々と生きている。

続けてミサソレムニスを。
ベートーヴェンのなかでも難解な楽曲。

晩年(後期)の楽曲が続いたので壮年期(中期)の作品を。
チェロソナタ3番をロストロポーヴィチとリヒテルで。
第九とはまた違う颯爽とした前身を楽曲の随所に盛りこんで
これまた胸が大きくなっていく。

最後はヴァイオリン協奏曲。
コパチンスカヤの新しい演奏もいいけれど
シェリングとシュミット=イッセルシュテット・ウィーンで。
ウィーンフィルが適度の厚みと端正な品位で鳴っている。
それでも弦や木管の花が咲いている(活かしている)。
シェリングの音色は楽器の美感と美しさに溺れすぎない品格が
もっとも高い次元で両立しているように感じる。
フルトヴェングラーもそうだが、この時代の人の芸格は(洋の東西、分野を問わず)高い。
テクニックだけならいまの時代が上回るだろうがなぜだろう。
そこにAIとは異なる合理性ではない人の本質が見える気がする。
(AIに駆逐される業種であっても十把一絡げにそうとは限らないということ)

久しぶりにピアノソナタ「月光」を聴いた。
楽曲のすみずみまでなじみがある曲であっても
初めて聴いたときのような心のうずきを感じた。
いつまでも月光のたおやかな海を孤独の調べが漂うように
いつもでも続いて欲しいと。

ベートーヴェンは後期、中期、初期の作風が違っていても
やはりベートーヴェンでしか描けない(人間ベートーヴェン)。
年末の第九を聴くのではなく
ベートーヴェンの第九を聴いている。


ところでサザン(オールスターズ)。
紆余曲折はあっただろうがデビューして長い年月が過ぎてなお第一線にある。
さまざまな楽曲にあるバランス感覚がいい。
日本語は不明瞭であってもそれがやわらかさを醸し出し
社会へのメッセージを込めていてもそれが尖りすぎないようエンターテインメントで包み、
卑猥なフレーズも観客がさらりと流せる。
悪意のある(そしてそのことに気付かない)政治家たちの無神経な発言と違って
桑田さんのはデリカシーを持って大胆に押し出すけど
そこに邪気はまるで感じられない。
なによりメンバーが長い間、サザンオールスターズというひとつのプロジェクトを
ときに休みつつ追いかけていることがすばらしい。
アウトドアのモンベルも設立当初の仲良し仲間はいまも会社の重役としてつながっている。
時間を積み重ねていける人たちは心に邪念がないから。

サザンのアルバムではNude Manをよく聴いていた。
そして2000年以降の音も好きだ。
たった2枚だけというなら次の2枚を。




これいいよね。
https://www.youtube.com/watch?v=6s2zEdWpdoU
砂糖の入ったサイダーを飲まなくなって久しい。
炭酸水ならたくさん飲んでいる。
でも、たまに飲むといいなと思う。
年配者にはなつかしさを
若者には新しさを
世代を超えて訴求する価値をサザンで魅せる。

2018年年末にオンキヨーのデジタルアンプから
ビクターのアナログアンプに戻してから
原音再生志向というより音楽を艶やかに奏でてくれる。
生きていれば良いこともそうでないこともある。
けれど、音楽で時間の流れを振り返るとき
時代が一瞬とまるけれど
そこから先にさらに駈けていくのだ。
よいお年を。
posted by 平井 吉信 at 23:57| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2018年12月24日

四国通の風景クイズその24

四国には潜水橋(高知では沈下橋)が日常的に使われている。
それもまちの集落の家並みと同化するように。
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川沿いの建物と少し上の建物の対比
まちと山間部が同居しているような
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さて、ここはどこでしょう?

→ 23はこちら

ヒント
1955 うだつ 
タグ:2018
posted by 平井 吉信 at 12:11| Comment(2) | 山、川、海、山野草