2019年06月16日

菖蒲を見に那賀川町まで(那賀川町の住友菖蒲園)


県南部へ行く際、5月下旬から6月中旬に
国道55号バイパスを通ることがあって
菖蒲の花を見たいとき
個人の方が期間限定で一般開放されている場所があるという。
http://www.anan-kankou.jp/docs/2016051600012/

車は神社の境内が臨時駐車場として設定されている。
女性を中心に閲覧者が次々とやって来られている。
(どちらに向けても人が入りそうでお顔をはずすことが難しい場合はトリミングしている)
今回は写真のみで花のたたずまいを再現してみた。

DSCF2810-1.jpg

DSCF2815-1.jpg

DSCF2825-1.jpg

DSCF2828-1.jpg

DSCF2838-1.jpg

DSCF2849-1.jpg

DSCF2857-1.jpg

DSCF2860-1.jpg

DSCF2865-1.jpg

DSCF2874-1.jpg

DSCF2944-2.jpg

DSCF2907-2.jpg

DSCF2916-2.jpg

(ここまでがフジX-T30+XF35mmF1.4 R)

DSFT1665-1.jpg

DSFT1669-1.jpg

(ここまでがフジX-T2+XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

D7N_4291-1.jpg

D7N_4299-1.jpg

D7N_4309-1.jpg

D7N_4316-1.jpg

D7N_4323-1.jpg

D7N_4329-1.jpg

D7N_4331-1.jpg

D7N_4333-1.jpg

D7N_4346-1.jpg

D7N_4363-1.jpg

D7N_4343-1.jpg

D7N_4369-1.jpg

D7N_4380-1.jpg

(ここまでがニコンD7200+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR)

朱くなっていない赤とんぼが紫陽花の葉に止まっていた。
トンボに危害を加えないという気持ちで
アイコンタクトを取りながら少しずつ近づき
距離30センチ程度まで接近する。
昆虫に詳しい人には反論されるかもしれないけれど
昆虫にも好奇心があるように思う。
自分に敵対しないと判断できる他の生物を
受け容れる可能性があるのではないかと。

このトンボもこちらを警戒していないことが見て取れると思う。
羽根を段々と下げて
首を傾けて笑っているようにすら感じられたのだ。

これまで野生の動物や昆虫を撮影していて
なぜ逃げないのかを胸に手を当てたとき
そうとしか思えない。
稀少な植物(自生地の情報はまるで持っていない)についても
向こうから「ここにいるよ、見に来て」と言われているようで
いつのまにか誘われるように見つけてしまう。
愛でる気持ちで見つめている(ように写真を撮っている)。

posted by 平井 吉信 at 22:18| Comment(0) | 山、川、海、山野草

一足先にやってきた北の脇の夏、水に浮かぶ雲は等身大の水彩画


近場でゆっくりしたい、できれば海で、という人は
阿南市の北の脇海岸がいい。

ぼくにとっては高校(冨岡西)から自転車で行くぐらいの距離、
小学校の遠足もここ。
当時はさらに遠浅の海であった。

北の脇には無料の駐車場が2箇所にある。
海を散策する人は第二駐車場に停めて
防風林を歩いて渚に出るといい。
(もっとも海へ出るまでにこの林間のこみちをどんどん歩きたくなって海へ辿り着くまで1時間かかったりするのだけれど)
ウィキペディア(Wikipedia)には次のような記述が並ぶ。
ちょっと誉めすぎのような気もするけれど。

北の脇海水浴場
紀伊水道と遠く伊島を望んで美しい自然環境、遠浅の地形、水質、規模等の上から徳島県下有数の海水浴場である。1950年(昭和25年)以来、見能林村が脱衣所・監視所・シャワー室等の設備を次第に整え、阿南市に合併後はレジャーブームに乗り、遠くは京阪神から客が訪れる。透明度・酸素要求量等は西日本一といわれ、立地・交通条件、受け入れ体制等が完備された海水浴場である。毎年7月1日が海開きで…(略)


クロマツの林床には無数の植物が四季折々の花を咲かせる。
(いまの時期は花の端境期のようで特に目立つ花はなかった)

北の脇へは到着する前から儀式が始まっている。
見能林から海へ向かってまっすぐに伸びる道、
稲をなびかせ田を渡る風、
自転車でかけていくその瞬間の晴れがましさ。
DSFT1764-1.jpg

DSFT1768-1.jpg

家々の石垣も立派だ
DSFT1771-1.jpg

北の脇へ着いたら林間の散策から
松林を風が吹いたりやんだりしながら
蝉などの虫の声、鳥のさえずり、
そして遠くに聞こえる潮騒が背景音となって
木洩れ日が明滅する。
森のこみちをたどる愉しさは言葉に言い表せない。
DSFT1775-1.jpg

DSFT1780-1.jpg

植生に足を止めながら風を感じて進む。
(虫が多いので気になる人は虫除け対策を)
DSFT1790.jpg

DSFT1808-1.jpg

DSCF3184-1.jpg

DSCF3189-1.jpg

DSCF3191-1.jpg

DSCF3195-1.jpg

DSFT1805-1.jpg

やがて渚が見えてくる。
DSFT1797-1.jpg

沖合に浮かぶはイシマササユリが自生する伊島。
おだやかな表情の渚。
DSFT1878-1.jpg

海沿いの舗道は散歩する人、自転車の人なども
DSFT1841.jpg

海岸の南端へと足を向ける
DSCF3246-1.jpg

DSCF3236-1.jpg

波打ち際まで近づいて目の高さを下げてみる
一足先にやってきた北の脇の夏、水に浮かぶ雲は等身大の水彩画
DSCF3251-1.jpg

DSCF3283-1.jpg

DSCF3288-1.jpg

人が多いのは海の家のある中央部
波打ち際で遊ぶ人たちの表情に癒される
(広い渚に10人程度しかいない。そもそも都市部にこんな海はないけれど、都会では考えられないこと。地元の良さは地元の人が知らないのはどこも同じかも)
DSFT1857-1.jpg

DSFT1868-1.jpg

DSFT1872-1.jpg

静かな砂浜に打ち寄せる波は太古から変わっていない。
ここは北の脇海岸。
DSFT1884-1.jpg
夏はそこまで来ている。
posted by 平井 吉信 at 18:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年06月15日

天狗高原・四国カルスト 6月の薫風の森、晴れ渡る草原


四国を代表する観光地というと
まず室戸岬、次いで天狗高原・四国カルストかな。
後者は道が狭いので離合に苦労する。
だから連休中は行ってはいけない観光地のひとつ。
(関係者の方すみません。でも実際に渋滞を経験した身としては観光地の収容力を簡単に上回ってしまうのも事実なので)

四国カルストは日本3大カルストと呼ばれている。
高知県と愛媛県の県境に広がる高原状の地形に
放牧する風景が清涼感を呼んで人気となっている。

高知県津野町・檮原町から天狗荘へ上がる道は比較的楽にアプローチできる。
天狗荘からは天狗高原セラピーロードをめざす。
DSCF2523-1.jpg

水平トラバースのセラピーロードに入るつもりが
天狗高原の山頂(通称「天狗の森」1485m)をめざすルートへ入ってしまった。
しかし途中でセラピーロードに向けて降りるコース(カーレンコース)がある。
そこを通れば稜線コースと水平コースの両方が愉しめると気付いた。
DSFT1244-1.jpg

歩き出して登りに差し掛かるけれど
それほど急勾配ではない。
明るい森が歩みを快適に
しかしどんどん遅くさせる(快適さゆえに)。

すると足元の山野草が目に飛び込んでくる。
この日の主役はウマノアシガタ(俗称キンポウゲ)。
葉が細めだが花のテカリが印象的。
石灰岩質ゆえの変異(変移)かと思ったほど。
DSCF2527-1.jpg

これらはいずれも希少種だろう。
DSCF2562-1.jpg

DSCF2566-1.jpg

DSCF2536.jpg

DSCF2611-1.jpg

DSCF2587-1.jpg

DSFT1266-1.jpg

天狗の森を目前に右折してカーレンコースへ
石灰岩の織りなす奇岩と展望が開ける
やがて樹林帯に差し掛かると森の営みへ
DSFT1258-1.jpg

天狗荘まで戻れば今度は西へ。
カルストの広々とした地形が人々の気持ちの凝りをほぐしていく。
DSFT1293-1.jpg

DSFT1300-1.jpg

DSFT1303-1.jpg

DSFT1309-1.jpg

DSFT1319-1.jpg
posted by 平井 吉信 at 00:14| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年06月14日

四万十川最上流の沈下橋 高樋橋


二十代の頃から四万十川へ通っている。
ビーチボーイズのカセットを聴きながら
国道56号線を西へと下っていき、
窪川から四万十川中流に沿っていく。
三島の瀬を下るカヌーイストを横目で見ながら
土佐大正では無手無冠でダバダ火振を購入する。
中流の広瀬(十和村→四万十町)をキャンプ地としていた。
近くの柳ヶ瀬温泉の熱い湯の感触を覚えている。

広瀬ではテナガエビやモクズガニを取りながら
夜通し若い男女が焚き火の火で語らう。
映画のような世界。
(帰路は眠気との戦い。須崎の手前ですでに渋滞が始まった。高速がない時代だったから)

仁淀川を見て四万十川上流を見て天狗高原をめざす途中で立ち寄った。
四万十川は江川崎から下流と、大野見から上流が道が狭い。
四万十川らしい里山の景色がいまも残存するのもこの地域。
DSFT1190-1.jpg

あいにくの曇りで冴えない写真だけど
思い出だけはぴかぴか光っている。
ここは四万十川最上流の高樋沈下橋。
DSFT1200.jpg

片思いだったあの娘も見ているかな?

追記
四万十川らしいというと下流の岩間の沈下橋だよね。
この橋も老朽化で橋桁が崩落したけどその後復旧したかな?
DSCF0470-1.jpg


タグ:四万十川
posted by 平井 吉信 at 23:37| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年06月10日

ある晴れた日の喪失の風景 


かつて台風一過の濁流が押し寄せる川辺に立ち
ひとりの男性が船だまりから船を出そうとしていた。
大水が出ると川の魚は流れが緩い船だまりなどに集まってくる。
それをねらいにいったのか、
碇はきかなかったかどうか、
いまとなっては誰にもわからない。
ここから数百メートル下流で水難事故でこの世を去った人。

DSFT1627-1.jpg

ある晴れた日の午後、
あのときの叔父の年齢を超えてしまった。
積み重ねた年月の重さを思うと
水辺に沈黙の碇をおろしてしまう。
そこから動かない、動けない。 
積み重ねた年月の重さゆえに。

posted by 平井 吉信 at 10:07| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年06月03日

坂本川の蛍(勝浦町)


蛍を見つつ上流へ歩いて行くと
地元の方が声をかけてくれる。
「上流のほうがもっと多い」

徳島市内から来た女性グループに案内をするともなくされている。
蛍は周期を同期させて明滅しているように見える。
その光景に観客から声が上がる。
でも、地元の方はこうもいう。
「これで最盛期の1/4だ。多いときは川底が照らされて見えるぐらいだった」
それでも目の保養になる生命の明滅である。
見どころは周囲が暗闇で川がせき止められて水を湛えて対岸も暗い場所。
蛍の飛び交う光跡がせき止めた川面に映る。
(↓この場所)
DSFT1608-1-1.jpg

DSFT1621-1-1.jpg

三脚と高感度対応のカメラは不可欠でスマートフォンでは手も足も出ない暗さ。

坂本川は、旭川とともに勝浦川でも有数の支流であるが、
そのまた支流の沼谷川の蛍もいい。
こちらは観客はほとんど来ず谷が暗黒に包まれる。
これは昨年の映像。
DSFT4155-1.jpg

フジX-T2+XF18-55mmF2.8-4 R  絞りF3.2(開放)
ISO6400,露出20秒
posted by 平井 吉信 at 23:45| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年06月02日

高知県の山間部には川がある 仁淀川の支流の物語 上八川川 安居渓谷


明るい光の降り注ぐ山村にある大河の源流とその支流は
四国高知の山間部の風景。
ぽつんと取り残された日本の桃源郷のような場所。

まずは吉野川を遡る。
吉野川SAで休憩して大豊I.Cで降りる。
早明浦ダム直下の流れでSUPの練習をしている。
カヌーと丸太乗りを合わせたような。
やってみたい。
でも、ファルトやインフレータブルでの川旅はもっと愉しい。
DSFT0976.jpg

DSFT0977.jpg

DSFT0983-1.jpg

高知県出身の森下雨村の随筆「猿猴川に死す」では
早明浦ダムの上流に海とみまごう山間部の桃源郷があったという。
もしその景色をいま見ることができたらどんなにしあわせだろう。
(しかしほとんどの場合、生態系の復元は不可逆的である)


ここは仁淀川支流の上八川川。
山里を縫って流れる里山のたたずまい。
どんなにのどかであってもここでの暮らしは大変だろう―。
そう思われる人もいるだろうが、ぼくはそう思わない。
DSCF2403-1.jpg

DSFT0996.jpg

DSFT1003.jpg

道の駅633美の里を経由して半時間少々で到着する
仁淀川支流土居川の支流安居渓谷こそ
仁淀ブルーの真髄。
水晶の切り口のような色彩は夏が終わってからと言われる。
それでも行ってみたい。

安居渓谷の入口にある みかえりの滝
DSFT1010-1.jpg

千仞峡と呼ばれる渓谷でカヌーを浮かべる人たちがいた
D7N_4272-1.jpg

最高の状況で見るには安居渓谷は午前中の遅い時間がいいだろう。
DSCF2410-1.jpg

DSFT1046-1.jpg

渓谷だけでない生き物たちの営み
DSCF2412-1.jpg

キツネノボタンか?
DSCF2419-1.jpg

うれしくなるような色彩
DSCF2416-1.jpg

さらに上流へと進む
DSFT1031-1.jpg

DSFT1033-1.jpg

D7N_4248-1.jpg

風景というより水の分子を見ている感じ
DSFT1028-1.jpg

D7N_4266-1.jpg

水晶淵と名付けられている。
DSFT1037-1.jpg

DSCF2423-1.jpg

アメゴ? いやニジマスではないかな。人がいるのに表層を餌を探して泳いでいる。
D7N_4265-1.jpg

人が生きていくのにつらいときがあるだろう。
ふっきれない思いを抱えてもやもやすることもあるだろう。
そんなときに無垢な水に心を投影してみたら?
DSCF2423-1.jpg

水はあらゆるものを映し
あらゆるものを流していくのだ。

タグ:仁淀川
posted by 平井 吉信 at 22:49| Comment(0) | 山、川、海、山野草

雨上がりの樫原の棚田 棚田に暮らす人々の願い(上勝町樫原地区、市宇地区)


次の予定に少し時間があったので
上勝町の樫原地区へ上がってみた。
旭川沿いの県道から10分程度だが、
山道に慣れない人は道が細いのと曲がりくねっているので
心して来たほうがいいだろう。

DSFT1396-1.jpg

DSFT1423-1.jpg

DSFT1424-1.jpg

DSFT1433-1.jpg

樫原地区には全国棚田百選に選ばれた樫原の棚田がある。
町役場を早期退職後、棚田の保全と啓発活動に力を入れていた
谷崎勝祥さんももうこの世にいない。
谷崎さんには勝浦川流域ネットワークの代表をお願いし、
上流の里山と下流のまちの交流を通じた保全に力を入れていただいた。
自称「百姓」(この言葉にも深い意味がある)の谷崎さんからは
里山の暮らしの知恵と風土の持つ力や役割を教わった。
棚田の暮らしについては当時の徳島新聞の谷野記者の良質の記事が印象に残る。

谷崎さんから教わった自称「戯れ歌」をいまも覚えている。

棚田にやってきた鹿に棚田びとが呼びかける。
「ひゅうと鳴き棚田に近づく鹿たちよ もみじの山に帰れよ早く」

すると、鹿から返歌があった。
「去れという棚田の人よもみじ山 いづこにありや杉ばかり見ゆ」

棚田の暮らしから未来を見つめる谷崎さんのやさしいまなざしが忘れられない。

勝浦川流域ネットワークの会員で
上勝町役場の職員としてごみゼロに向けて献身的な活動を続けていた
東ひとみさんもすでにない。
ドイツの環境政策を自費で視察に行かれるなど
思い立ったら即行動の人。
あまりに早い辞世だった。

在りし日の谷崎さんと東ひとみさん。ときの流れと運命に声も出ない
arisihi.jpg

21.jpg

azuma.jpg


当時の笠松町長はその強力なバックアップを行った。
現在の花本町長も「彩山構想」を精力的に後押しされている。
優れた首長のいらっしゃるところで
いろどり生産者も花開いた。
今後は後継者の確保育成が最大の課題である。

樫原のひとつ上手にあたる市宇集落で
1999年から植松さんら地元の方々と「棚田の学校」を始めた。
国の内外から毎回大勢の参加者を集めるなど活況である。

棚田の学校の運営には1円の補助金もあてにせず
参加者の参加費だけで賄っており、今年で20年目となる。
(徳島新聞さん、この活動の節目に取り上げてみてはどうだろう)
当時の集客の原動力になったのは参加者の口コミと
公式Webサイトでの事後のイベントの発信だった。
http://www.soratoumi.com/river/ryuiki/

記念すべき第1回は参加者が3人(それも内輪だけ)。
それが数ヶ月後にこのにぎわい(毎回50人程度が参加された)
taue.jpg

植松光江さんのつくるボウゼの姿寿司は
生涯に食べた3本の指に入るもの。
ゆこう、ゆず、すだちをブレンドした酢飯を使っていたのでは? 
棚田の学校では食事も参加者が共同でつくるから、また会おうねと連帯感が生まれる。
それが高いリピート率の要因。
82.jpg

草でつくったバッタ ほんものそっくり。このつくりかたも集落の古老がまちの子どもに伝える
92.jpg

三世代の田植え
44c.jpg

上勝の茶摘みは自生している山茶なので農薬を使わない。これが上勝晩茶となる。農家によって発酵のノウハウが違うため家々で異なる風味。
tyatumi.jpg

稲わらでつくるわらじ
waraji.jpg

amego.jpg

棚田の網にかかってたったいま息絶えた鹿。この後集落で解体されて地区の人々の胃袋に収まった。いのちを考えるうえですべてを受け容れていくことが大切
sika.jpg

海外からの参加者も。いまと違ってSNSもない時代、どうやってこのイベントを知ってわざわざ来られたのか?
50.jpg

集めた茶葉を選別している
24.jpg

収穫体験は子どもも愉しい
29.jpg

このイベントの盛り上がりを受けて
2007年にはNHKの全国番組の特番、年に1回の「地球エコ」という番組で
ゴールデンタイムに数十分にわたって放映されたことがある。
これがきっかけとなって、植松夫妻は齢70を越えて農家民宿(里がえり)を創業されることになった。
90歳に近づいた植松ご夫妻はご健在で今年もイベントを開催されている。
(この棚田を「天上の楽園」と名付けたのはぼくである)

植松ご夫妻から教わった暮らしの知恵や伝承も書きとめておきたい。
例えば、ハミ(マムシ)に遭遇しないように次の文言を唱えるという。

「我行く先に鹿の子まだらの蟲あらば たまもの姫に言づてやせん あびらうんけんそわか」

マムシの紋様を描写しながら道筋でマムシに逢わないよう
たまもの姫にお願いするという。
たまもの姫とは何物か?(「玉藻姫」のことか?)
どなたかご存知の方は掲示板に書き込んでいただけたらと思う。
その後の呪文のような言葉は大日如来の真言の一節と思われる。
要するに神仏の眷属の力を借りて災いを防ぐ言霊のようなものだろう。
(直接神仏にお願いするようなことではなく日常なので山の神の狐に願うという趣旨かも)

棚田の意義をいかに伝えていくか
どのように保全していくか、
それは上流の意義というよりも下流の恩恵、
いや、国を挙げて農業と国土と環境保全に取り組むべきこと。
そうでなければ。

タグ:棚田 上勝町
posted by 平井 吉信 at 12:47| Comment(0) | 山、川、海、山野草

水滴を宿した新緑の緑 フジフイルムで新緑を撮る 緑の色 碧の色 翠の色 


マニア向けの話だけど、
フジのデジカメは普及機を除いて
光を受けるセンサーの前に置くフィルターの配列が
一般的なカメラのフィルターと異なる。
デジタルカメラの色の再現性ではフジフィルムという声をよく聴く。
緑の深み、緑から青への階調の変化など他のデジカメでは味わえない。
これを裏付けるかのようなニュースがあった。

富士フイルム株式会社は5月23日、令和元年度全国発明表彰(公益社団法人発明協会が主催)において「周期性の低いカラーフィルター配列を用いたデジタル撮影素子の発明」で「文部科学大臣賞」と「発明実施功績賞」を受賞した、と発表した(以下から引用)。

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1186100.html

仕事で上勝町を訪れた雨の日、ほんの一瞬の雨上がりに
X-Trans CMOSを採用したX-T2とX-T30で撮影した新緑。
(リサイズ以外はJpeg出力のまま無加工)

マニアックな話はさておいて
雨の滴を宿す葉のつややかな生命感に打たれる。
雨のすばらしさ、水のいのち、葉緑体の力、それを愛でる人の心が一体となって
写真が誕生している(作品というより「現実」)。

DSFT1347.jpg

DSFT1350.jpg

DSFT1355.jpg

DSFT1364.jpg

DSFT1367.jpg

DSFT1372.jpg

DSFT1383.jpg

DSFT1470.jpg

追記
手渡しできる方に限り
第二世代のX-Trans CMOSを採用したX-E2(シルバーボディ)をお譲りしたいと考えている。
理由は最新型のX-T30を購入したためボディ3台は不要のため。
最新の第4世代のX-Trans CMOSセンサー搭載機と比べるとAFの早さが劣る。
植物などの静止モノはいいとして、動き回る昆虫などは合焦が難しい。
(これも慣れるとおきピン=予めMFでピントを固定してそこに来たときにシャッターを押す=でカバーできる)
後継のX-E3にはなぜかフラッシュが内蔵されていないが、
X-E2には内蔵されているので
カフェで料理を撮影する際にも重宝する。

X-E2 銀色の質感 → http://soratoumi.sblo.jp/article/92851475.html

中古相場を見ると状態の良いボディは4〜5万円程度なので
手渡しできる方に現物をご覧になっていただいて
箱、バッテリー、保証書(保証機関は切れている)をつけてお渡しできる。
(顔が見えないオークションには出品しない)
もちろん完動品。主として電子シャッターで運用していたので
メカシャッターの劣化は少ないと考えている。
センサー面の状態も良い。
レンズ別なので別途、購入が必要。
XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZがいいだろう。
https://amzn.to/2YVtJx0
タグ:上勝
posted by 平井 吉信 at 12:02| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月22日

ニホンカワトンボ


陽光を透かした葉に
宝石がとまっている、と思えた。
ニホンカワトンボかも。
D7N_4186-1.jpg
(勝浦川支流の立川にて)
タグ:勝浦川
posted by 平井 吉信 at 12:18| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月19日

足元の山野草に思いを馳せながら空に浮かぶアケボノツツジのあでやかさ 砥石権現

連休中の話題になるけれど
今年の連休はほとんどお金を使っていない。
家でいるよりは出歩くほうが多かったが
お金のかかるところへは行っていないし
外食もしていない。
(家にいれば料理三昧)

連休中は料理人は最善を尽くすのが難しい。
市場が休みになるなど原材料の調達とて難しい。
(料理をされる人への敬意として混む時期には訪問しないと決めている)
そこで生産者が直接出荷する直売所へと足を向けた。
これらは近隣の生産者ばかり。
このトマトは食べる前から甘みと酸味が高度にバランスして「濃い」ことがわかる。
DSCF1807.jpg

DSCF1831.jpg

DSCF1820.jpg

残念だったのは
いちごを家へ持って帰ると変質していた。
(おいしそうに見えるけど半時間の温度変化で傷んでしまった)。
連休前に収穫して冷蔵していたのだろう。
(連休中は人手が確保できないので出荷できないのだろう)
でも冷蔵して店頭に並べたらどうなるかを考えなければ。
(勝浦町内の著名な生産者だけに残念)

農産物には連休がないが流通が止まってしまうから
こんな事態になってしまう。
来年からは10連休などの一斉の休日は設けられないだろう。
(せいぜい3〜4連休程度でいい)

さてと、本編へ戻るとして
新緑を浴びに出かけた日が一日だった。
自宅からせいぜい1時間少々で登山口へ到着する。
いまは春の山野草の時期でもあり
アケボノツツジの咲く頃でもあり。
ということで、旧木沢村の砥石権現へと出かけた。
(砥石権現は山の名称であって神社ではない)

日射しは期待したほどではなく薄曇りときどき陽が射す感じ。
登山口は沢を遡行していく。
シコクブシ(トリカブト)の群落にシロバナエンレイソウが盛期。
ヤマシャクヤクはまだ蕾だった。
DSFT0328-1.jpg

苔に覆われた場所でミヤマカタバミの楚々とした白
DSCF1385-1.jpg

DSCF9340-1.jpg

ネコノメソウは独特の色階調で存在感を訴求
DSCF1636-1.jpg

DSFT0332-1.jpg

沢が近いのでサワハコベ
DSFT0338-1.jpg

ヤマウツボ
DSFT0341-1.jpg

今年は例年より花暦が遅れているようだ。
まだ新緑というには程遠い枯木のような森


紅一点のホソバノミツバツツジ
DSCF1433-1.jpg

DSCF1426-1.jpg

葉が細いのでエイザンスミレか
DSCF1425-1.jpg

ワチガイソウとともに咲く 白と薄紫の対照
(ときどき走っている方がいるけれど、道ばたのワチガイソウなどは踏まれてしまう)
DSCF1411-1.jpg

DSCF1420-1.jpg

このスミレは何だろう ナガバノタチツボスミレか?
DSFT0350-1.jpg

年々森が明るくなっているような気がする。
(特に地面。鹿の食害だろうか)
DSFT0355.jpg

オブジェのような岩、樹木
DSCF1435-1.jpg

DSCF1437-1.jpg

樹木に寄り添う ハクサンハタザオ、オオバタネツケバナか?
DSFT0371-1.jpg

尾根に出るとカタクリが群生
DSFT0356-1.jpg

DSFT0388-1.jpg

DSCF1452-1.jpg

DSCF1472-1.jpg

DSCF1483-1.jpg

DSCF1492-1.jpg

DSCF1505-1.jpg

砥石権現の山頂を過ぎるとこの山の春の主役、アケボノツツジ
DSFT0406-1.jpg
(例年はミツバツツジと饗宴するが今年はミツバの開花が遅い)
アケボノツツジはあでやかだけど潔い色で日本的な感じ。
DSCF1516-1.jpg

楚々とした日本画のなかに洋画の色が混じっているような
D7N_4015-1.jpg

春霞の乙女といった風情
D7N_4026-1.jpg

艶姿なみだ娘といった風情
D7N_4033-1.jpg

姉妹デュオという感じ
D7N_4040-1.jpg

足元の小さな山野草を愛でながら下山。
DSFT0429-1.jpg
(まだまだ連休は続くと思っていたら10日間は早かったかも)
新緑を愛でる山の散策が一年でもっとも愉しい。
DSCF1622-1.jpg

春の砥石権現は和洋折衷の魔法をかけるのだ。
DSCF1385-1_Fotor.jpg


posted by 平井 吉信 at 21:49| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月12日

横瀬立川から恐竜の里へと入る 往時の里山と近未来のシナリオ(勝浦町立川)


新緑に覆われる勝浦川はいい。
DSCF1837s.jpg
(仁淀川のようにも見える。徳島市飯谷町周辺。勝浦川では最下流の屈曲点)

DSCF1843s.jpg
(長柱潜水橋から)

でもかつての流れを知るものとしては
いまの勝浦川は一抹の寂しさを覚える。
中学時代は最下流の江田で通学の途中で毎日泳いでいた。
だから身体が水を覚えている。

水量が少なく淀み気味で透明度が下がっている。
河原に草木が増えた。
河床の苔の質が低下。
おそらく水質評価のデータ=生物化学的酸素要求量や溶存酸素量など=には出ないが
生物が感じる川の劣化はここ半世紀で進んでいる。
この変化は正木ダムができて数年後からだろう。

ダムの洪水調節機能で水が出なくなると川は荒れていく。
洪水調節といってもほとんどの場合、
洪水は社会生活に影響を与えることなく
適度な出水は河川の生態系の回復の一助となっている。

かつて勝浦川が好きな人はこう言っていた。
「横瀬立川のアユが日本一」と。
(自称日本一の鮎は全国に数えきれず。親父がこう言うのは谷崎鱗海さんがいたからだ)

勝浦町横瀬地区(棚野)は勝浦川の屈曲点。
ここで勝浦川は東流から北流へそして再び東流する。
最初の屈曲点の少し上流に支流の立川(たづかわ)が流れ込む。
上勝町福川からここまでは勝浦川の秘境ともいうべき区間で
民家がなく川沿いの道路も途中までで立川へと入り込む南岸、
ガードレールのない細道が川から高いところを心細げに通る北岸と、
横瀬橋から上流は川に沿う連続した道がない区間。

勝浦川は本来の表情を取り戻し
谷の湧き水を集めた冷たい水が良質の苔を育み
上流の沢のような水に潜れば
対岸まで見通せる透明度だった。
ここでは5分も泳いでいられなかった記憶がある。
つまり、川は生きていた。
(ダムが生態系のみならず地域の共同体を破壊していく話はここでは繰り返さない)

いま勝浦川を見に来るといっても
それは川ではなく川とともにある里山の風景。
そうは言いながらも川を見に来てしまうのはどうしてだろう?

横瀬の屈曲点。
DSFT0692-1.jpg
対岸の河原から手前の岩場まで泳いでたどりつく。
(意外に流れはある)
水深は2メートル少々だったろうか。

現在の横瀬立川(ここでの立川は地名でここはまだ勝浦川本流)。
この水質できれいと思う人はほんとうの川を知らない。
DSFT0694-1.jpg

支流の立川へ入る。勝浦川右岸(南岸)の道路は本流を通らず立川をたどる。
この地区が脚光を浴びているのには理由がある。
立川河畔の森に大きな動物が息を潜めているからだ。
DSFT0701.jpg

それにしてもこの現実感、目の表情は虫類そのもの
DSCF2026.jpg

DSCF2021.jpg
いい場所に鎮座している。林間の光では今にも動き出しそう。
道の駅に置かなくてよかったね。この場所でないと。

谷の水を引いた噴水?
DSFT0759.jpg

恐竜の里を過ぎて立川渓谷を歩いて登っていく。
高低差のある渓谷で降りられそうにない。
DSCF2040.jpg

やがて平坦な地形に出る。
この辺りまで来ると立川はおだやかな渓相。

DSFT0711.jpg
(対岸に石垣と棚田の跡があるから集落があったことがわかる)

水辺の木陰が印象的な場所
DSFT0749-1.jpg

さらに上流には民家に渡るコンクリートの小さな橋がある。
車は渡れない。
DSFT0741-1.jpg

水辺にはヒメレンゲが咲いていた。
DSFT0728-1.jpg

DSFT0734-1.jpg

立川の散策はときめきを感じながらも心身は緩めている。
でも、運転はそうではない。
ガードレールのない崖っぷちの狭い箇所が何カ所かある。
(まちなかでしか運転したことのない人は怖いと思う)

日陰に展開する植物。テンナンショウ、ユキモチソウ、マムシグサがまっさかり
DSCF1997.jpg

キツネノボタンのように見えるが5枚花弁ではなく八重咲き
もしかしてヤエキツネノボタンかもしれない。
DSCF1981s.jpg

DSCF2006s.jpg

在りし日の川を思う半日。
帰りはJA東とくしまの「よってネ市」で地元の柑橘を買った。
勝浦町は有数の香酸柑橘の産地。
きょうも甘夏を驚くような価格で買った。
甘酸っぱい思い出の川は記憶のなかで存在し続けるけれど。


追記
人が滅びダムが崩壊する近未来を想像しても往時には戻らない。
なぜなら、森が変わってしまったから。
手入れの行き届かない人工林には光が差し込まず
森林の新陳代謝が起こらない。
長い時を経て杉が枯死したり
大規模崩落が発生した後に自然林が蘇生することはあっても
それを手入れする人はもういない。
里山は人と自然の織りなす協働作業であったから。
経済とは経済界だけの定義ではなく(為替や株価などどうでもいいよ)
自然、風土との相互作用から引き出される社会的利益も含む概念だから。

タグ:勝浦川
posted by 平井 吉信 at 11:50| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月11日

お前が落としたのはこの金の斧か?


近所の山に咲いていた(自生)。
DSFT0536.jpg

DSFT0542.jpg

DSCF1182.jpg

DSCF1188-1.jpg

黄色いのもあるが、白いのと交配しているよう。
DSFT0525-1-1.jpg

近寄ってみると生物(鳥の怪獣?)みたいな顔を持っている
(目を開けているのと閉じているのと)
植物が動物の擬態をするのも不思議
DSFT0554-1.jpg


お前が落としたのはこの金(銀)の斧か?と問いかける童話があったような。
こちらは金。この環境でしか生きられない。
D7N_4109-1.jpg

D7N_4118-1.jpg

DSCF1729-1.jpg

DSCF1780-1.jpg

DSCF1693-1.jpg

DSCF1709-1.jpg

こちらは銀。こちらも同様。
DSCF1062-1.jpg

DSCF1989-1.jpg

DSCF1995-1.jpg

DSCF2002-1.jpg

DSCF2010-1.jpg

不思議な話だけど自生地はまったく知らないのに偶然見つけてしまう。
(花に呼ばれているとでも)
でも野に咲いてこそ山野草。
誰も知らなくても
正直に生きてこそ輝くものがある。

posted by 平井 吉信 at 11:45| Comment(0) | 山、川、海、山野草

五月の勝浦川 彩山への道程


上勝町への所用で勝浦川を遡っていく。
DSFT0509-1.jpg

偏光レンズ越しにカーブを曲がるごとに新緑が萌えて水が沈む。
DSFT0573-1.jpg

DSCF1843s.jpg

DSCF1909-1.jpg

上勝町に入って月ヶ谷温泉周辺。
DSFT0679-1.jpg

しいたけ膳
DSCF1923-1.jpg

1125_2.jpg

DSFT0690-1.jpg

DSFT0683-1.jpg

DSCF1975-1.jpg

いろどり橋を渡る。
DSCF1973.jpg

DSFT0687-1.jpg

いまの時期はどこを見てもシャガ
DSCF1955-1.jpg

葉わさび(栽培)も成長している。
DSCF1962-1.jpg

この両岸が彩山へと変わる姿を追っていきたい。
DSCF1929-1.jpg
posted by 平井 吉信 at 11:02| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月06日

ホタルカズラとフデリンドウ


同じ場所に自生していた。

フデリンドウ(リンドウ目リンドウ科)
D7N_4071-1.jpg

ホタルカズラ(ムラサキ目ムラサキ科)
D7N_4069-1.jpg

D7N_4077-1.jpg

D7N_4061-1.jpg

D7N_4079-1.jpg

日陰で紫を帯びた蒼、瑠璃色が点在する光景。
(ニコンD7200+AF-S Micro 60mm f/2.8G)

追記
植物図鑑を見ながら連休最後の一日を過ごしている。
子どもの頃から植物図鑑を見るのが好きで
(いまも手元にある)
三つ子の魂はおとなになっても変わらないもの。
現在使っているのは以下のもの。

APG牧野植物図鑑 1
APG牧野植物図鑑2
牧野植物図鑑について以前の記事→ http://soratoumi2.sblo.jp/article/176742609.html

野に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)
山に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)

日本の野生植物―草本

ぱらぱらめくるのは新井和也さんのもの。
見ていて写真の美しさに浸れるから。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/71277931.html
タグ:植物図鑑
posted by 平井 吉信 at 12:30| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月04日

四国の夏は室戸岬から 晴れのち晴れ


いつもならまっすぐに岬へ向かうのだけれど
岬の手前で室戸市内へ入るために右折した。
連休中は食べるところは満員か臨時休業が多い。
そこでスーパーで弁当を調達しようと考えた。

高知県にはサンシャインという地元資本のスーパーがある。
室戸市内にも何店舗かあるのでそこへ向かって
先に食べ物を押さえておこうというのだ。
弁当とともに久保田食品の冷菓も購入。

スーパーの前に
室戸市街地を過ぎて行当岬を見て折り返すことにした。
ご存知、室戸岬周辺は世界ジオパーク遺産に登録されている。

車を降りるとムラサキカタバミの群落
DSFT0214.jpg

周辺には散策路がある。航空写真で見ると複雑な地形がわかる
DSFT0219.jpg

隣接する港内にも岩がある
DSFT0228-1.jpg

岬へ向かう
DSFT0235-1.jpg

岬の東岸で岬からもっとも遠いところに車を停める
遊歩道を長時間歩きたいため。
DSFT0233-1.jpg

岬には春の野草が咲いている
DSFT0237-1.jpg

弘法大師行水の池
DSFT0244-1.jpg

エボシ岩(ここから先は岩が崩れて通行止めなのでいったん車道へ上がることになる)
DSFT0248-1.jpg

海と岩しかないだろう、と思っているなら室戸の魅力の大半を見逃すことになる
(それだって海洋深層水やジオパークである)
遊歩道を歩いていてちっとも進まないのはすぐに立ち止まって見てしまうため
波打ち際の近くで淡水とクレソン
DSCF1238.jpg

岬は生態系の縮図のような地形が無数にある
それらを拾っていくと半日でも足りない
DSFT0251-1.jpg

DSFT0252-1.jpg

岩に腰掛けて弁当を食べていると
お遍路さんが会釈していく
(日本在住の外国からの方だろうか)
美しい女性で一瞬見とれた
DSCF1229-1.jpg

ハマアザミ
DSCF1220-1.jpg

ハマダイコン
DSCF9299-1.jpg

ハマエンドウ
DSCF1257-1.jpg

仏具に見立てて名付けられたというハマボッス
DSCF1240-1.jpg

DSCF1244-1.jpg

トキワツユクサ
D7N_3906.jpg

この時期の室戸岬の主役は黄色いイワタイゲキ
DSCF9287-1.jpg

テリハノイバラ
DSCF9311.jpg

ハマウド
DSCF1258-1.jpg

DSCF1282-1.jpg

アロエも自生しているが、これはアオノリュウゼツラン。テキーラの原料らしい。
DSFT0257-1.jpg

遊歩道が樹木のトンネルを抜けるところはわくわくする
DSCF1267-1.jpg

冬の主人公、シオギクが夏日を迎えてまだ咲き残っている個体
DSCF1301-1.jpg

室戸岬は断崖から眺めるのではなく水辺に立ち寄れるところがいい。
ここが岬の先端という感覚ではなく
岬を形成する岩盤の塊がぐいと太平洋に突き出ている感じ。

それぞれの岬を楽しんでいる様子
DSCF1297-1.jpg

DSCF1303-1.jpg

D7N_3945.jpg

さらに遊歩道を進む。ムラサキカタバミの群落を抜ける
DSCF1320-1.jpg

DSCF1326-1.jpg

白いキクラゲか?
DSCF1311-1.jpg

アコウ
DSFT0280-1.jpg

クワズイモ
DSFT0290-1.jpg

サボテンの仲間
DSFT0316-1.jpg

浄土ヶ浜を過ぎるとこの印象的な地形
DSFT0274-1.jpg

DSFT0266-1.jpg

DSCF1334-1.jpg

DSCF1343-1.jpg

夕方近くになって海はやさしい表情
海に続く散策路にはハマダイコンで埋め尽くされる
DSCF1350-1.jpg

それでルリハコベはあったのかって?
ありました、数輪咲いていたけれど
夕方近くになって閉じてしまいましたよ。
直径5ミリぐらいですから99%の人は存在に気付きませんが。
DSCF9318-1.jpg

花が開けばこんな感じ。時期的には3月下旬から4月上旬が見頃。
DSCF1011-1.jpg

D7N_3654-1.jpg

今回は時間がなくて廃校水族館は行けなかった。
空海がひらいた岬の全容をもっと知りたい。
室戸をたどる歩みは空と海を訪ねて終わることのない旅。


タグ:室戸岬
posted by 平井 吉信 at 20:44| Comment(0) | 山、川、海、山野草

室戸岬を前に夏が始まる(尾崎のサーフィンポイント)


雨が続いた連休の前半が終わると太陽が顔を出した。
今年の春は室戸岬のルリハコベを見に行けていなかった。
けれど3月から4月の花なのでもう行っても遅いかもしれない。
そう思ったけれど、
室戸岬は何もしないことが最大の魅力だから
特に目的なく行ってみたくなる。
ガソリンも車に半分入っているから往復できる。
(2000ccAWDの4ATのSUVで往復の燃費は17〜18km/リットルだった)

大滝詠一を聴きながら南へ向かい、止まらずに岬の手前にやってきた。
夫婦岩と岬を前に尾崎の海岸で車を停めた。
DSCF1199-1.jpg

DSCF1211-1.jpg

この渚はローカルサーファー御用達のポイントで
海岸の地形が岩礁のため注意が必要。
小さな川(尾崎川)が渚を横断して流れ込んでいる。
そのため波打ち際へ行くにはどこから行っても
川を渡る必要がある。
河口で人の手で加工されることなく
海へ辿り着く川が見られるのは高知県ならでは。
D7N_3902-1.jpg

生見の波に力がないときでも尾崎はまずまずのことが多い。
D7N_3893-1.jpg

D7N_3889-1.jpg

D7N_3896-1.jpg

こんなに心地よい時間はないだろう。
おだやかな天気とうねりがなく良い波に揺られている。
D7N_3918-1.jpg

D7N_3924-1.jpg

D7N_3929-1.jpg

近くに見えているのは夫婦岩
この岩が見えると岬はもう指呼の間。
D7N_3908-1.jpg

夏の始まりは室戸岬への道中から。
D7N_3897-1.jpg

posted by 平井 吉信 at 15:35| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年05月01日

クマバチとクサフジ


今頃になると土手沿いにあでやかに密集して咲く紫の花がある。
ところが色の鮮やかなのとそうでないのがある。
クサフジ(在来種)はやや地味で
ナヨクサフジは派手に見える。
生命力が旺盛なのだろう、どこにいっても見かけるようになった。
もしかしてこれはナヨクサフジなのだろうか?
DSCF0725-1.jpg

DSCF0708-1.jpg

DSCF0692-1.jpg

DSCF0698-1.jpg

DSCF0704-1.jpg

クマバチは(スズメバチと違って)おとなしい蜂なので
蜜の採取を邪魔しないように静かに見守る。

八多川沿いの土手にて
DSCF0683.jpg
(フジX-T30+XF35mmF1.4 R)
posted by 平井 吉信 at 17:52| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年04月30日

ここはどこですか? 徳島県庁から23kmです


秘境のような場所です。
桂林を思わせる谷間の地形です。
全面に田んぼが広がっています。
DSCF1053-1.jpg

関門となっている地形が随所に見られます
DSFT0189-1.jpg

湖の畔に出ました
DSCF1104-1.jpg

周囲は生態系の宝庫
山野草や水辺の生き物、トンボが飛び交う楽園です
DSFT0187-1.jpg

DSCF1062-1.jpg

DSCF1091.jpg

DSCF1085-1.jpg

DSCF1131-1.jpg

車道は狭くタイヤの幅すれすれでガードレールがない箇所や
切り返しが必要な箇所があります。

車を停める場所がほとんどないので
近くの広い場所から歩く必要があります(10分程度)。

さて、ここはどこでしょう?

連休は混むところに行きたくない、
お金を使いたくない、
外食は避けたい、
そう思っている方には
おにぎりをつくって持っていくだけで
ごちそうになります。
こんなところがあるというご紹介でした。

連休中、普段なかなかできない毎食つくる、
これが愉しい。
うちでは米は近所の知人(特別栽培米)から買って
毎回研ぐ直前に精米して
5分、7分、ときどき白米で食べています。
調理の時間を取りたくないので手抜きですが
手を抜くところと抜かないところを見極める必要があります。
だいたい半時間以内でありあわせの材料を見繕ってつくります。
(パーツをつくって冷凍しておけば応用できるのでしょうが、普段は仕込みの時間がないので)
レシピはないしレシピ集も見ません。
味を見ながら適当に…ですが、そうはずすことはないし、
化学調味料を単体で使うこともありません。
味は決して濃くなく減塩ですが
それを目的としているわけではなく
おいしさを求めてそうなっているだけです。
自家製の梅干しや梅酒はお金では買えないおいしさ(品質)と思っています。


実は…中国の桂林へ行ってきたところです。
(そんなはずない)
ここを探すのも楽しみ、ということで。

(フジX-T30+XF35mmF1.4 R)
タグ:徳島
posted by 平井 吉信 at 15:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年04月28日

モモイロイワバソウのある光景


DSCF0820-1.jpg

DSCF0821-1.jpg

DSCF0993(1).jpg

DSCF0829.jpg

DSCF0836.jpg

DSCF0844.jpg

DSCF0909(1).jpg

DSCF0921(1).jpg

DSCF0934(1).jpg

DSCF0954(1).jpg

DSCF0965(1).jpg

DSCF0901-2.jpg

DSCF0884-2.jpg

(フジX-T30+XF14mmF2.8 R、XF35mmF1.4 R)
posted by 平井 吉信 at 22:15| Comment(0) | 山、川、海、山野草