2018年10月15日

砂美の浜 午後の遅い時間 それだけでいい


仕事で牟岐を訪れての帰り、
せっかく来たからと古牟岐経由で南阿波サンラインを抜けることにした。
途中は砂美の浜(さびのはま)でクルマを停める。
砂に竿を立てた釣り人がいつもいる。
アオリイカ? それともキス?
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夕陽が優美に沈む時刻までまだ半時ばかり
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とにかくこの1枚。
さっと来てさっと押しただけだけど
砂美の浜ってこの写真1枚で語れる。
長い影が伸びた夕方に湾曲した砂浜に打ち寄せる波がある。
それだけでいい。
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(フジX-E2+XF18-55mmF2.8-4 R)
posted by 平井 吉信 at 22:37| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2018年10月13日

夕暮れのとくしま植物園 秋桜と秋の桜


急に冷え込んできた。
ジョージ・ウィンストンのCDを寝る前にかけながら
ふとんに入るのがなつかしいような。

立て込んでいた仕事と家事を片づけて
夕方から出かけてみた。
とはいえ到着したらもう太陽は山の端に。

公園は山の丘陵にあるので山を登っていく感じ。
コスモスが咲いていた。
もう陽光はないのでどの花にも光がやわらかくまわっている。

咲いている花に虫が寄ってくる。
まだコガネムシがいるとは。
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コスモスは秋桜と書く
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ところが秋に桜が咲いていた。
(この木は春にも咲いていたはず)
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薄明を感じて見上げると
西の空に三日月(昔の人は眉のような月といった)
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遠き山に日は落ちて
秋桜も深沈と眠る時刻がやってきた
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丘の上はひっそりと
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そこから見える動物園は夜の時間帯での観覧があるようだ。
動物園を植物園から眺める秋の夕暮れ。
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ふと、中津川の栗きんとん、栗粉餅が食べたくなった。
どこのを買えばいいのかな 岐阜の人おしえて。

(フジX-E2+XF18-55mmF2.8-4 R)
posted by 平井 吉信 at 23:28| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2018年10月01日

増水の小歩危渓谷 空色の水はタイムマシーンに乗って

四国山地が隆起するのに負けじとばかり川は北上していく。
ところが中央構造線にぶつかってくるりと東流して紀伊水道へと注ぐ。
不器用だけどひたむきな吉野川の「生き方」は好きである。

吉野川を源流から河口まで見ていくと
見どころが多すぎて数日ではとても足りない。
そのなかにどれだけ「日本一」が転がっているかご存知だろうか?

ラフティングではこの先行谷の地形に光が当たった。
吉野川でもっとも美しいのは小歩危峡である。
この日は水が増水して透明度がない。
川が緑色をしているのは濁っているからである。
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徳島県人ならご存知の徳バスのサンデーツアーの告知番組、
確か平日の17時45分から5分枠で流れた番組。
鳴門の渦潮から吉野川の鮎戸の瀬、小歩危峡が流れる場面がある。
そのときの川の色は空色だった。

早明浦ダムができたのは昭和50年だった。
期待された洪水調節は果たせず、
利水においても渇水が発生するなど役割は果たせなかった。
その後の吉野川の長期的な濁りをもたらした。
ダムが築かれた大川村では村の共同体が崩壊した。
(村の元教育長をされていた方に直接話を伺った)
さらに小歩危ダムの計画まであったという。
ダムは、人間の良心の墓場である。

徳島バスのローカル番組はダムができる前に撮影されたと思われる映像である。
どなたかあの頃の映像を動画に掲載してもらえないだろうか。
水の色に驚かれるだろう。
流れが早い渓谷で水底が見えるとはどういう景色なのか。
規模がまったく違うが
それを彷彿させるのは吉野川の源流(白猪谷)である。
(このブログでも写真で紹介している)
番組中に流れていたBGM(You do something to meのムードオーケストラ版)もなつかしい。
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在りし日の小歩危峡には程遠いが、それでも吉野川は不平を言わずに流れていく。


タグ:吉野川
posted by 平井 吉信 at 21:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2018年09月30日

秋の黒沢湿原 森のキノコとススキとツマグロヒョウモン 湿原の最後に白が舞う


山野草がいっせいに芽吹いて山ツツジに彩られる4月、
新緑の5月、
トキソウやランの仲間が成長する6月、
コオニユリ、キキョウ、サギソウ、ハンカイソウが乱舞する
7月から8月は特に愉しい季節。

でも秋の湿原にはまだ来たことがなかった。
キキョウは残っているかな? 
でももう花の咲く山野草はないだろう、と思っていたから。

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ススキが目に飛び込んできた。仲秋の名月は終わったばかり。

首をもたげているキセルアザミ
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クルクルねじれるネジバナ
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蜘蛛の巣は森が身に付けたネックレス
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ツマグロヒョウモン(♀)
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ツマグロヒョウモンとキセルアザミ(♂)
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湿原の池が見えてきた
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ヒツジグサがまだ咲いている
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池から離れて畔を歩いていると林間にキノコが続々と
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いかついシロオニタケ
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シロソウメンタケ
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色違いのようなベニナギナタダケ
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松尾温泉へと続く下り道にある滝
ここで引き返す
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湿原の秋の気配が部分的に色づけをしたかのようにあらわれる
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最後に見たのはまだ咲いていたサギソウ
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秋の湿原に別れを告げる白の乱舞を見送る。


タグ:黒沢湿原
posted by 平井 吉信 at 22:17| Comment(0) | 山、川、海、山野草

天然のプールから子どもの姿が消えて


まちの近くの川を少しだけ川底をプールのように掘り下げて
人間の子どもが使いやすいように変えてみた。
(もちろん生態系には何の影響も与えていない)

田んぼの向こうにはパラソルがあって
おとなたちが交替で水遊びする子どもを見守っている。
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そんな映画のような世界があるのが高知県西南部。
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でも、いまは誰もいない。
稲穂と彼岸花が見守っている。
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来年は少し大きくなってここに戻ってくる子どもらを。
タグ:幡多
posted by 平井 吉信 at 21:25| Comment(0) | 山、川、海、山野草

九月の風が追い越していく「夏のクラクション」 


海沿いのカーブを君の白いクーペ 曲がれば夏も終わる ♪
(「夏のクラクション」/稲垣潤一)

もうすぐ10月だけど
彼の声でこの曲を聴くと
手の届くところにあったあの頃が胸を熱くさせる。

稲垣潤一の「思い出のビーチクラブ」と「夏のクラクション」
国道56号線の文字から
何光年彼方の過去が光速度でよみがえるのはなぜ?
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写真は土佐佐賀の展望台から見た太平洋
(X-E2+XF18-55mmF2.8-4 R )
タグ:幡多
posted by 平井 吉信 at 21:07| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2018年09月24日

大川原高原 初秋の夕暮れの池の畔


遅い時間だったけど
大川原高原の池にやってきた。
太陽は西へ傾いて風がやんだ夕方。
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徳島ではよくみかけるシコクママコナ
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時期は少し早かったが数輪咲いていたアケボノゾウ
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ハナトラノオ。園芸種が持ちこまれたのか
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暮れゆく池の畔で静かにときをつむいでいく。
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タグ:大川原高原
posted by 平井 吉信 at 23:36| Comment(0) | 山、川、海、山野草