飲むためにつくったもの。
ゆずの果汁を手絞りで抽出し、
千切りの皮とともに少量の黒糖で煮詰め、
飲む際に蜂蜜を入れて飲むというもの。
ゆずのえぐみを出さずに、
ゆずの濃厚な酸味を味わうのがねらい。
市販品は、砂糖が多すぎて風味までべとべとするし、
歩留まりを意識して、ゆずの酸味が損なわれている。
自作ならていねいに、
そして自分の好みに仕上げられる。
まず、ゆずを手絞りで。
(しぼりーな
次に、皮を千切りにして何度か湯こぼしする。
(この湯は入浴用に取っておく)
皮を取ったあとの種と房をひたひたの水で茹でる。
ゆずの果汁と皮の千切りに黒糖を入れて弱火でことこと。
これがベース。水は加えない。
(煮詰めすぎないよう)
種と房を茹でる鍋から、スプーンで適宜上澄み液を入れる。
ジャムにしないのでペクチンはなくても可なのだけど、
口当たりをやわらかくするのと、ほんの少しえぐみづけに。

はい、できあがり。
密閉できる容器に入れて冷蔵庫へ。
朝起きたらレモンの蜂蜜づけか
ゆず果実と皮のマーマレードを湯に溶いて飲む。
仕事にかかる前の儀式のようなもの。
このレモンを輪切りにして蜂蜜づけ

瓶の蓋を取ったとたん、
濃厚な香りが立ちこめる。
風味も濃厚なのに、えぐみは皆無。
ゆずのやわらかさを抽出した飲み物として
ゆずをいただくたびにつくっていく。
房は網袋に入れてその日の夜の風呂に。
以上、ゆず王国でした。
次に、トマト共和国。
鎌田農園に電話してみると、
この冬一番のトマトが1週間ほど前からできているとか。
仕事で近くを通ったときに2袋購入。

宝石のような切り口を眺め、
がぶりと口に入れる。
(トマトはおちょぼぐちで食べてはおいしくない)
苺と間違うような
(ちいさな子どもはおいしいトマトと苺を間違う)
濃縮された甘みと酸味の高度なせめぎあい。

やがて立ちこめるのは
咽の奥にとどまる旨味。
それも数秒でぼんぼりが消えるように駆け足にて。
(味の素が咽を通過してて溶暗していく感じ)
四国東南部のミネラル豊富な土壌から
作り手の愛情と
使い手の気持ちが重なって
おいしい食べ物が見えてくる。
毎日の睡眠時間が4時間でもつくる手間は惜しまないのです(^_^;)
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