2013年11月30日

母川のほとり、神社の裏山でツチトリモチを見た


ぼくはひまそうでしょうか?
このところ、1日20時間近く仕事をしているよう。
それでも、わずかな時間を見つけては趣味や遊びに走る。
料理もつくるし、掃除もする。
(人間やればできるもの)

今回は、海部川支流の母川(このブログでも何度かご紹介)で
珍しいツチトリモチという植物の話。
調べてみると絶命危惧種。
そのような植物を見に行くことがすでに楽しいこと。

まずは、母川を遡っていこう。
この川は、オオウナギと蛍で有名。
湧き水を集めて平原を流れるヨーロッパの小川のような雰囲気

水深は浅いけれど、
藻が生えていて河畔林が水面に落とす緑が涼しげ。

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めざす神社に辿り着いた。
その日は地区の祭りのようで、地元の人が酒盛りをしていた。
広島ナンバーのクルマも駐まっていた。
(これには驚いた。おそらく室戸岬あたりの植生とともにご覧になるのだろう)

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山道へ入ってちいさな赤い小人を踏みつけぬよう
自慢の視力でくまなく探すけれど、容易には見つからない。
イノシシのヌタ場に出た。赤い実が印象的だった。

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さらに何度か山中を彷徨ううち、
イノシシ用のワナが仕掛けてあった。
そのワナのたもとに生えていた。
(あとで気付いたら、これはワナではなく生息地を示す表示で踏みつけぬようとの配慮)

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上流は水がない母川
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少し下ると水がある。空を映す。
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さらに下るとイチョウの木。そこには波切不動尊がある。
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中流にある公園。
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ナマズを見た。多いときは畳1枚ぐらいに1尾ぐらいいる。
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中流からは悠々とたゆたう。
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森のちいさな小人は絶滅寸前。
地元の人も、見に来る人も見守っていこう。
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posted by 平井 吉信 at 21:48| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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