前回来たときはまだつぼみだったが、
いまは満開となった。
→ 2012.11.4
今年咲いたナカガワノギク、両手いっぱいに受け止めてみる。

花が重なり合う。いまが盛りのようだ。この下流に十八女(さかり)という地名がある。

なかには、紅色に近い花も

川を見下ろすこんな崖に咲いているのだ

鷲敷ラインの急流

色彩を散りばめた空間がある角度から、ある時間だけ現れた


さあ、咲こうといのちを開く

大河、那賀川がいつもナカガワノギクに寄り添う

つぼみはやや紅を帯びる

ここまでがD7000(ニコンのAPS-C一眼レフ)。
ここからが、X20(フジフィルムの2/3センサーのコンパクト機)で。
X20には色彩を微妙に変化させて楽しめる
フィルムシュミーレション機能がある。
今回は、プロビアとプロネガ・ハイで。
何より、一眼レフでは絶対に表現できない広角マクロの世界がある。
(28o相当の画角で1センチまで近づけるカメラはそうそうあるものではない)
やわらかなメルヘンのような世界はフジフィルムのX20の独壇場。
至近距離の手持ちでぶれない。
忠実な色彩のなかに魅せる豊かさは他の追随を許さない。
花が好きな人はこのカメラが最適だろう。
(欠点があるとしたら、可動式液晶がなく地面近くがやや見づらいことだが)





河原を吹く風が一瞬弱まったとき
指先が動いて切り取っていく。
実物が感動的なのは言うまでもないけれど
写真でしか表現できない世界もある。
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