高知市内の昨年見つけたムラサキセンブリの生息地に立ち寄ってみた。
クルマを置いて歩くこと1時間で到着。
蛇紋岩の痩せた傾斜地にキキョウが一輪。こんな遅くまで?

紅白のまんじゅうを思い出した
このとき、食べるもの、飲むものを
クルマに置いてきて空腹だったので。

野菊が絨毯のように。

ナスビの花かと思ったが、イヌホオズキではないかと。




ハコベの仲間だろうが、ミヤマハコベではあるまいに。
この花ににはいつも幽玄を感じる。

ヤマラッキョウに近寄ってみた。

リンドウも。

ツリガネニンジンがモミノキに咲いているようで。

クリスマスの儀式のような。


ようやく見つけたのはムラサキセンブリのつぼみ。
まだ草丈も小さい。今月中旬から下旬にかけて見頃を迎えるはず。


追記
秋なので、食の話題に触れないわけには…。
(おいしい食は、人との語らいがあって、なお楽しいもの)
小京都と呼ばれる中村のまち。
昭和21年の南海地震で由緒ある建物が倒壊してしまったが、
一部に風情は残っている。

いちじょこさん市場で弁当を購入。
郊外の農家から集荷を行いつつ
空き店舗からまちの発展に思いを込めて運営されている。

天神橋の商店街振興組合のみなさまと楽しい一夜での食事
ゲストの向井京子さんを迎えての懇親会。
(普段はまじめな方々が仮装までして楽しんでいらっしゃるので写真掲載は自粛)
アオサノリのてんぷら、川えびの唐揚げ、塩たたき、鰹のさしみなどなど。
写真は、ぼくの大好きな川えびで。
四万十川だけでなく、四国の清流には広く生息しているので
ヘッドランプを付けてよく採りに行ったもの。

喜八の塩たたきは絶品であった。

翌日は宿毛市に移動しての打ち合わせ。
その後、まちなかの料亭で食事。
その夜は、四万十市に戻って
駅前商店街の方々と厨房わかまつへ。

塩たたきは中村の家庭料理とされたが、
「おいしんぼ」で有名になったのはこの店。
いまでは市内全域で塩たたきを売り出している。

絶品なのは、ブシュカン仕様のさしみ。
カツオから旨味や歯ごたえ一辺倒ではない、
繊細な香りを引き出している。

イセエビのさしみ。頭はみそ汁で。

秋の夜長は、ダバダ火振りとともに更けていく。

(2013.10.31〜11.1)
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