2013年10月18日

四国発のかっこよくないヒーロー アンパンマン でも素敵だ

ぼくは知らなかった。
いや、アンパンマンは誰でも知っている。
四半世紀にわたってテレビで放映されているのだから。
でも、知らなかった。
そのキャラクターがどのような思いで生み出されたのかを。
やなせたかしさんが亡くなられたとの放送で初めて知った。

アンパンマンはかっこいいキャラクターでもなければ
可愛いキャラクターでもない。
食べ物がなくて困っている人たちに
自らを食べ物として提供することもある。

人が困っている人を見たとき
思わず行動に出てしまった、
そうせざるを得なかった。
これは理屈ではない。
(自己犠牲の美談という視点ではないだろう。)
マザーテレサのようにひたすら行動する。
そこに理由は要らない。

やなせたかしさんは高知県のご出身である。
高知県は志を持った人たちが続々と出ている。
それは、龍馬の頃から変わっていない。

やなせさんのご冥福をお祈りするともに、
感謝を捧げたいと思う。


【追記】

JR四国にはアンパンマン列車が走る。
外装だけアンパンマンが描かれたものから
室内が特別仕様のもの、
トロッコ列車などがあるようだ。

ぼくもJR四国へは
毎月5万円程度は乗車しているので
(定期券ではなく切符購入として)
停車中の駅などでアンパンマン列車に遭遇することがある。

徳島駅で出番を待つアンパンマントロッコ列車
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阿波池田駅で停車中のアンパンマン列車
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徳島駅のポスターで見かけたのだけれど、
2013年11月12日、13日、14日に
牟岐線では臨時のアンパンマン号が走るらしい。
詳しいことはWebでと思って、
その後、JR四国のWeb上をくまなく探したが見当たらない。
念のため、電話でJR四国に確認したら、現時点では掲載情報はないとのこと。
(おそらくは運行列車でなくツアー催行だからと推察。しかし乗客から見れば、徳島線でアンパンマン列車の情報が掲載されているのに、なぜ、牟岐線はないのか不信に思うだろう)

ツアー内容は
催行元でもあるJR四国ワープ徳島支店へ問い合わせて初めて分かった。
(088-623-0542)

それによると、乗車駅は、徳島駅、阿南駅、日和佐駅で
徳島駅を10時頃出発して
それぞれの駅を結ぶプランがあるようである。

運賃は、おとな1800円〜4800円で
オプションとしてアンパンマン弁当(要予約 1100円)がある。
Webに情報が掲載されたらお知らせしたい。

その後、入手したチラシがこれ。
anpanmans.gif

ところでJR四国には、
特急列車の温度管理を上手にやって欲しいと思う。
特に、高徳線、土讃線。
四国内の移動で4〜5時間は乗車することがある。
夏の特急は冷房が効きすぎて停車駅で日光浴をしたくなるぐらいだ。
エコスタイルで乗り込むと風邪を引きかねない。
(エネルギーのムダと乗客の不快感という二重の無意味)

その半面、冬の高徳線は随所で乗客のセキが聞こえる。
コートを着たままの人も少なくない。
車内が寒いのである。
おそらくは、温度計の位置ではないかと推察。
夏は冷気が降りてくる関係で、
着座位置よりは室温が高く表示されるので冷やしすぎるのではないか。
冬は暖気は下に降りてこないので
計測位置で暖まっていると判断して
低めに温度設定がなされるのではないか。
人の官能試験に基づいて検証を行って欲しいところだ。
(ぼくがJRの社員なら着座位置での快適性を高める実証実験を提案している)

また、線路の揺れの激しい区間が数カ所あるように感じる。
(高徳線の吉野川鉄橋、三本松駅と津田駅の間の区間など)

良いエピソードもある。
気配りのできる車掌に遭遇すると、
身のこなしからアナウンスまですべてがそうで
列車に乗るのが和む。
(例えば、徳島運転所の池内さん)
また、ユーモラスなアニメ声を響かせて楽しませる車掌もいる。
(これは楽しい。いつも録音したいと思うぐらい)

数年前まで、牟岐線の二軒屋駅は無人駅ではなかった。
女性の駅員が通過する特急列車に
百貨店の接客のように手を身体の前で揃えて
おじぎをしていた様子が心に残っている。
(JR四国の幹部は誰も知らないだろうけど)

DSCF5736.jpg

サービス業は一人ひとりが会社を背負っている、
いや、地域を背負っているとの思いでやって欲しい。
そのほうが仕事のやりがいがある。
「させられ仕事」をしている人生なんてつまらないだけ。
積極的に人を喜ばせることに力を注いでみようよ。
アンパンマンのように。

JR四国は、北海道と並んで運営面では厳しいと思うが、
地元の私たちも可能な限り利用するので
安全面でもおもしなしの面でも頑張って欲しいところだ。




タグ:JR四国
posted by 平井 吉信 at 13:43| Comment(0) | 生きる
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