ただし、時間軸を空想のなかで適当に巻き戻しながら。
(カメラは、富士フイルムX20)
「かつて」と「いま」を重ね合わせると、
夕暮れの頼りない空気感が心地よい。
まちなかの公園では、子どもの声が響いていたかつて。
いまは草が生い茂る空間となっている。
市民の手で人が憩える場所へと蘇らせたい。

オシロイバナは夕化粧とも呼ばれ、この時刻に咲く。
紅と白が夕暮れに並ぶ。

X20は色の再現性をシミュレーションできる。
上から、プロビア、アスティア、ベルビア、プロネガスタンダード。




赤紫はデジカメで再現が難しい。ベルビアは飽和している。
(ベルビアは花の写真には向かない。全体に青みがかかるのと色の飽和が早い。海や川などの昼間の快晴時のみが使える場面)
プロビアはハイライトがもう少し乗ってきて欲しい。
(平均的にはプロビアが優等生)
緑の再現性はアスティアが良好だが、
見た目の自然さはプロネガスタンダード。
今回の夕暮れには、この色モードがもっと好結果であった。
(逆に言うと、フジでこの色モードを持たないデジカメは選びたくない)。
→ さらに詳しく内容は別ブログで
毎日日替わりでシェフが入れ替わるお店。
まちなかの古民家を活かして9月にオープンしたばかり。
→ 大正館なつ家

四国連絡航路(南海フェリー)があった頃、
賑わった旅館も静かに佇む。

川に係留された舟が人の営みを表す。

橋の上から同じ場所を見る。

憩う人のいないベンチはまもなく闇に包まれる。

フナを大釣りしたこともある。

駅前の泉には水を汲む人の列が絶えることはない。
この時間、一瞬人影が消えた。

寂れている―。
確かにそのように見えるけれど、
人の心はそうではないだろう。
そうではない証をこれからつくるのだ。
タグ:小松島
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