2013年07月09日

田井ノ浜 7月のハマボウ そしてひたひたと流れる母川へ

→ 前回までのあらすじ

田井川の下流に拡がる自生地(北岸)を再び訪れてみた。
花はまた今回も見当たらない。

さらに根気よく探すうち
一輪だけ見つかった。
まだ盛りには早いのだろう。

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次の場所へ移動する時間が迫っていたが、
駆け足で南岸へも回ってみた。

あった。花が次々と咲いている。
同じ川の両岸でなぜこうも違うのか?

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夏の太陽を浴びるハマボウ。
光を花びらに折り込んで風に吹かれているとでも。

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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

続いて、海部郡を北から南へと移動。

行きつけの美容室で髪を切ってもらう。
シャンプーは普通のシャンプー。
なのに、彼女の手に掛かると
髪の毛を傷めることなく
地肌の汚れのみを取り除く。
だから「神の手」。

手の動かし方は教えてもらったが、
自宅ではどうもうまくできない。

このシャンプー法は革新的だ。
白髪が黒髪になり、髪の薄い人が濃くなることも。
(彼女は数十年に及ぶ経験と実験で確認している)
特別なシャンプーも毛髪料も要らないのに、
納得できる理論を構築していた。
コロンブスの卵だ。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

髪をすっきり切ってもらったので
母川へ行く。

前回は蛍の時期だった。
西日本でも数少ない自生地の母川の河川敷で
ツクシイバラは見つからなかった。
花の時期は5月が最盛期ではなかったか。

夕食前の散歩に出かけるような時間帯だけど、
今回は川を観察する。

母川は湧水を集めて淡々と流れる。
ここには瀬や淵のようなドラマはない。
けれど、萌葱色の河畔林を従えて
浅い流れに藻が揺れるという風情。

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水深は浅く対岸まで歩いて渡れそうな感じがする。
そんな小さな小川なのに大河のようにも見える。

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もし、この川が都会にあったなら、
夕暮れときは涼む人たちや憩う人たちで賑わったことだろう。
そうはならない徳島県の南部。
誰もいない南阿波、四国の右下の一こま。

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この時間をひとりで過ごすとき
川が自分の背骨のように感じられるかもしれない。

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午前中は青と黄が競い合った世界が
太陽が滑り落ちると
青と黄はねぐらへ戻り
緑の時間になったのだ。

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オオウナギ、蛍、河畔林が
ひたひたと寄り添ってくれる静かな川は滅多にないから。








posted by 平井 吉信 at 23:37| Comment(0) | 生きる
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