2013年06月10日

朝食には野菜を 秋には琥珀の天女を


本日の朝食はたっぷりの野菜とバナナ。

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野菜はこれで一人前。
ドレッシングは自家製。
市販のドレッシングを数十種類試したが、
納得いくものには出会えないから。

ドレッシングのような風味商材は
嗜好性が強いため
なじみがないとブランドスイッチしてくれない。
だから、5百円を超えるような新顔を購入することは少ない。

従って後発ブランドは、
少量に特化したり、生製法を取り入れたり、
地産地消を押し出してマスコミを活用したりと工夫をするのだが。

それでも3百円で販売する際の原価を想定すると
良い材料を使いにくいのが現実。

だったら、自分で良い素材を調合したほうがおいしい。
まず、材料を揃える。

良質のオリーブオイルを用意する。
これが風味のベース、要となる。
スーパーにあるような著名ブランドはダメかも。
例えば、イタリア料理店が野菜の添えるような製品を探す。

良いオリーブオイルは果実のようにみずみずしく
そのまま飲みたくなる。
手頃な価格であってもきっと見つかるはず。
(注1/私が買っているのは500ccで1500円程度のEVグレードなので惜しみなく使える)
(注2/オリーブオイルは人間の身体に悪さをしない。それどころか抗酸化機能があり健康増進に役立つ。著名な100歳の現役医師も毎朝そのまま飲んでいらっしゃる)
(注3/私が購入している店は「R天」にしか出店していないので困る。出店者、買い物客とも搾取されるしくみが見えてくる。検索して直営店舗があればそちらで購入するようにしている)。

次に、副材料として、
醤油、ミネラル塩、
ゆこう果汁、みかんジュレなどの香酸柑橘の類、
りんご酢、バルサミコ酢などから酸味を適宜。
香り付けにいりごま(食べる直前にミルにかけて)
塩麹、バジルペーストなどなど
好みに応じてそのときどきの気分で調合するだけ。
オリーブオイルが苦手な人は
グレープシードオイルをベースに使っても良いだろう。

冷蔵庫で一週間程度は保存できるが、毎回つくるほうが楽しい。
体調や気温、気分で風味を調整したいから。

ラディッシュに自作ドレッシングをかけてポリポリかじると
生きている幸せが胸に迫って
万感の思いがこみ上げる。
ということで、野菜はあっといういう間に完食。

こういう食生活を長く続けていると
年齢不詳の見かけとなる。
(自分でも20代の頃と体型、体力ともほとんど変化を感じない。見た目が若い人は血管の年齢も若いそうな)

ところが…。
おいしい野菜が直売所などで手頃に入手できる
(京阪神の野菜蔵ともいわれる)野菜王国の徳島なのに
野菜を食べないのは
お隣の香川県と並んでワーストワンを競っているとか。
(徳島県、香川県のみなさま、野菜をもっと食べましょう)

さて、次の話題を。

仕事は忙しいが、
花の開花のように自然界には時期というものがある。
今年もやってきた待望の季節。
それは、梅酒づくり。

いつもなら、
熊本の米焼酎35度を使うのだけれど
今年は泡盛35度(「久米島の久米仙」35度)を使ってみた。
(ホワイトリカーを使わないのは当然として)

甘みも氷砂糖ではなく廉価な蜂蜜(カナダ産)を使う。

梅は、徳島の美郷産の小梅を使う。
美郷地区は出荷量こそ多くないが、
梅酒特区による梅酒づくりをするなど
良質の梅と梅干しを生産している。
(和歌山の産地に趣いて試食を行ったが、やはり美郷の梅干しがおいしい)
小梅を使うのは
透明度の高いまろやかな風味をねらったので。

いつものように
美郷物産館のAさんに手配をお願いした小梅を買ってきた。

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なぜ、自分でつくるかって?

市販の梅酒はツンと来る刺激感とくどい甘みがある。
(ホワイトリカーと氷砂糖が悪さをしていると見ている。健康にも良いイメージがない)。

年に1〜2本程度の自分用の仕込みなら
良い材料を使えばいい。
あとは仕込みをていねいに行うだけ。
梅干しと違って梅酒は誰がつくっても失敗は少ない。
(業務用の梅酒は、ヘタをひとつひとつ取るのだろうか?)

こうしてつくった3か月程度の新酒のみずみずしさは想像を絶する。
梅の華やかな酸味が口のなかで弾けながらも
(子猫がじゃれて部屋を走り回るような)
(まろやかな酸味がきらめくというか)
舌の上をトトトと転がるありさまに、
新鮮な驚きを感じさせつつも
細胞がやさしく受け止めて
ほのかな香りと余韻を残す。

もう少しだけ。

このときを味わいたいから
一個一個ていねいに仕込む。
(手作業でやってみるとわかる。量産品にはできない品質感があることが)

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天高く馬肥ゆる頃、
琥珀色の小梅の天女に
食卓で出会えるときを心待ちにして。

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言い忘れた。
小梅を使うのは、小梅でしか表現できない世界があるから。
まろやかで純度が高く…あなたもつくってみれば?
タグ: 直売所 美郷
posted by 平井 吉信 at 23:14| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
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