和田乃屋さんは17時の閉店間際であったが、
入店すると快くお迎えいただいた。
まずは、中庭の黄花亜麻を眺めよう。
お店の方の話では、昨日が暖かかったため、
花がたくさん開いたようだ。
いつもの滝を背景に

昨年だったか、藤原正彦さんが来られたときは
雪で花が傷んでいたらしい。
そういえば、藤原さんはこちらにお座りになられてこの角度で…。
「孤愁〈サウダーデ〉
お客さんと奥様とで話の花が咲く。

和田乃屋さんの菓子や甘党、お茶(煎茶、緑茶)はおいしい。
でも、この居心地の良さは空間と人がつくっている。

抹茶ぜんざいというのもある。

そろそろ夜のとばりが降りる時刻
黄花亜麻は電灯に向かって、なお向き合うとしている。


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