2012年01月01日

元日のパーティーは田園交響詩、女もすなる…男もしてみんとて

高校の旧友から電話が入る。
彼はついこないだまで、
ケータイ電話さえ持っていなかった。

山の中腹にある彼の家は
天然の別荘である。
グランドピアノ(元はうちにあったもの)が置いてあり
ヤマハの名機NS-1000MをLUXMANで鳴らしている。

それぞれが手作りの料理、菓子を持って集まる。
できあいの惣菜やファストフードは幸か不幸か誰も持ってこない。
女もすなる手づくりスイーツを
男もしてみんとて、
オリジナルの手づくりスイーツをつくる。

好きな音楽を聴きながら(彼はストーンズをかけたがる)
ろうそくの灯りに照らされて
笑いが絶えることはない。
ときおり外の田園風景に目を向ける。
ドラマのような世界。

今年も元日がやってきた。
冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし―。
ぼくは、一休宗純が好きである。

風の良寛 (文春文庫)


まずはオーナー夫妻が畑で野菜を採ってくる
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野菜スープをこしらえた。
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それぞれが手づくり料理や菓子を配り合う
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ろうそくも灯った
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しみじみと眺め入る
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田園の昼食
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タグ:音楽 菓子
posted by 平井 吉信 at 00:00| Comment(0) | 生きる
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