2008年02月10日

南阿波アウトドア道場

「癒し」という言葉が氾濫している。
あまり好きな言葉ではない。
現実逃避をしているような。

ほんとうの癒しは
困難に立ち向かった人だけが感じることができるもの。
そう信じている。

徳島県南部は、全国的に見てアウトドアの聖地というべき場所。
この土地に暮らすぼくにとっても数十年飽きることがない。

そこで、「南阿波アウトドア道場」というコンセプトを考えた。

DSC_7103a.jpg

「南阿波アウトドア道場コンセプト」

現代人は目的を持って生活することを強要されています。
社会に出れば、目標(成果指標)設定を行い、
その達成度に応じて評価されます。

失敗しないためにhow to 本を読み、
安全なレールを選んで歩こうとする、
そのことがまた新たなストレスを生み出します。

こうした生活から離れた生活場面を求める人たちは癒しを求めています。
ところが求めていたはずの癒しも
本質的な解決にはつながらないかもしれません。
「もしかして、現実逃避かも…」。

ただ心地よいだけでは
魂のやすらぎは得られないことに気付き始めています。

無目的に、無条件に我を忘れて打ち込む瞬間。
岡本太郎はそれを「爆発」と看破し、
瀬戸内寂聴は「切に生きる」と表現しました。

マラソンでも登山でもサーフィンでも水泳でもそうですが、
夢中になって挑んでいるうち恍惚の至福感を感じることがあります。

波に乗るときもシーカヤックに乗るときも、
健康のため、金儲けのため、生活のためなどではない、
いわば無目的。

ぽっかりと地球にひとり。
あるのはただ自然と己だけ。
やがて自我さえも消えて生命が輝く感覚。

真の癒しは、力の限り挑戦し、
苦悩に立ち向かった人にだけ訪れます。

ただ好きだからやっている、特に理由はないけどやっている。
だからかっこいい。だから楽しい−。

そんな野外生活の提案をしてみたかったのです。

もうやめようと何度も思いました。
身体の限界を感じながら、
あと一歩、あと少しと歯を食いしばり、
ぼろぼろになりながらもやり遂げたこと。
海、山、川から勇気をもらい、
「また明日から生きていける!」

(コンセプトブックの文言はここまで)
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徳島県職員でサーフィンを楽しむ新居さんをモデルにして
日和佐から千羽海崖へと続く四国の路で撮影したもの。
(眼下に見えるのは日和佐の大浜海岸)

DSC_7157.jpg

DSC_7096.jpg

DSC_7182.jpg

南阿波アウトドア道場、ダウンロードできます
楽しんでくださいね(PDF 3.36M 62ページ)。
http://www.awanavi.jp/_files/00001519/doujou22f.pdf



空と海

posted by 平井 吉信 at 00:00| Comment(0) | 生きる
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