世界は暗く、未来は翳んでいる。もしいまの社会を異常と感じないのなら、どのように未来が暗転しても不感症でいられるから?
でも、刻一刻と移りゆく時代を洞察しながら、可能であれば処方箋を描いて、ときにその実現のためにできうることをしながらも、淀んだ流れからぽっと脱けて精神清浄の時間に浸る。
ひらたくいえば、現在を見つめながら染まらないでいられる。いまはそんな生き方がよいのかもしれない。でも、自分だけ愉しくてもそれが幸せかどうか…。
初夏から真夏になれば行ってみたくなる場所、それが高地にある湿原。全国には尾瀬とか東北地方にも多い。徳島では黒沢湿原に行きたい。
湿原の入口に印象的な木陰がある。はやる気持ちを抑えてしばし休憩をかねて弁当を食べる。
樹間をとおしてみる湿原
草いきれと、ハルゼミの声が溶け合った湿原の風を感じていると、ぽろぽろと垢が堕ちていく。
湿原の入口から眺める北部一帯、湿原は南に向けて細長く伸びているので全景はここからは見渡せない。見えないところに何があるか気になるのがときめき。
湿原のビジターセンター前にクルマを移動して停める。標高554メートルから歩き出す。
木道の傍らから湿原の植物を観察する。思いがけずツボスミレが咲いていた
ところどころにベンチがあり、木陰を伴いながら山裾をたどる
湿原の生き物を見るのも愉しみのひとつ。それぞれができるところであるべき姿でいる
湿原の北半分を見下ろす展望台から
湿原の並木と木陰
湿原に流路をとる小川
湿原をたどる小径は木道だけではく砂利道もある。かつて日本の里山にはどこにでもあったような
森に吸い込まれていくと、子どもの冒険(物語)がはじまるのだ
照り返す葉や幾何学的な水面の植物をみている
初夏の湿原に遊んでもらったら、家路につく。
タグ:黒沢湿原
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