いつものように県南へ出かけたら、途中から雨になった。雨中でも傘を差してスミレの観察をすることにした。3月下旬のことである。
この場所には、ツヤスミレの群生地があった。ところがその土手に今年は一輪もない。もしかして除草剤がまかれたのか?と思ったが、真偽はわからない。写真はツヤスミレ(タチツボスミレの海岸型)が多く咲いていた数年前の光景。
この日は、土手から離れた場所で変わったスミレを見つけた。草丈が高いタチツボスミレの仲間で、毎年観察を行っているが、この場所にある年とない年がある。伊豆七島が原産というシチトウスミレではないかと思うのだが。交雑種のようにも見えるが。
スミレ(Viola mandshurica)。海部郡内では大型の見栄えがする個体が多い
同じ町内でも少し離れた海岸沿いにはスミレの海岸型、アツバスミレが自生する。港の岸壁で咲くものもあれば、国道沿いの道で白と紫の二色を混ぜて咲くものもある
平地のシハイスミレは珍しいように思う。どちらかというと、山や丘陵で見かけることが多いので
ヒメスミレ。南方系のスミレらしい。
木の下で雨に打たれるタチツボスミレで、ツヤスミレと分類してもよいのでは。海岸からは多少離れているが、それでも数百メートル以内。徳島県海陽町から室戸岬にかけての海岸沿いには色が淡くて葉が厚いタチツボスミレ(ツヤスミレ)が見られる。
傘を差して写真を撮るのも風情がある、などとは思わないけれど、雨中のスミレもそこに確かに生きている。
追記
海陽町の町長選が4月26日にあり、三浦茂貴さんが三選を果たされました。堅実かつ効果的な町政運営は県内の自治体でも出色ではないでしょうか。おめでとうございます。
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