2025年09月26日

未来を語る 明鏡止水の政治家 


世間の関心は次の総裁選びに移っている。この国のトップで居られる時間も長くない。周囲の雑音が消え、自らの悩みも消えて揺るぎない境地に至ったのかもしれない。

第80回国連総会における石破総理大臣一般討論演説(令和7年9月24日/外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/un/pageit_000001_02451.html

開き直りであれば無茶もできるがそうではないようだ。むしろ抑制の利いた口調で(しかし良識のまなこをひらいて)淡々と国連改革や(固有名詞こそ挙げないが、暗にプーチンやトランプ、ネタニヤフを非難しつつ)あるべき国際関係を語り掛けるのは、21世紀になって久しく見ることのなかった場面のように感じる。「理想論を語るばかりで行動が伴わない…」と評されることもある人だが、理想も語れなくて何を実行する?

5人囃子が勇ましく絶叫する空虚な音声を耳に入ってくると(入れたくないのだが)、暗澹たる心地になる。誰も金権政治の一掃を語らない、誰も国民の幸福を語らない、誰も経済政策を語らない(真の課題が見えていない)。現状を洞察できず、未来を語れず、因果を見通せず、このままではアメリカのトランプ、ロシアのプーチン、中国の習近平、イスラエルのネタニヤフといった政治家の劣化版が日本にも誕生するのみ。

5人囃子はもとより、現在の野党党首の誰を持ってきても石破さんの代替はできない。おそらく短命に終わる次期政権とは距離を置いて対峙し、与党野党を問わず、未来をつくる政策の実現に向けて賛同者は誰であっても歩みを進めていく準備をしていこう。第1期石破政権の経験を死に物狂いで活かすのであれば、政治から離れたり、本質を見極められず似非政治家に踊らされる国民も目を向けてくれるはずだ。

ぼくは自民党の支持者でも特定の政治団体の支持者でもないが、そう思っている。混沌とした世界に光を照らす資質があるとしたら、多様な生態系のなかで1万年以上に渡って営みを続けてきた、そして唯一の被爆国でもある日本だけだろう。YouTubeには日本万歳とか日本すごいとかAIのつくる似非コンテンツが溢れているが、そんなものではなくもっと本質的なすばらしさを持つ国、縄文時代に端を発する真のSDGsの流れを持つ国は日本である。天皇皇后両陛下のまっすぐな理念と世界に灯りをともすお人柄はもちろんのこと、草の根では大谷翔平選手、アニメ、コンビニといった人、文化、個々のコンテンツは共感を集めつつある。良きリーダーとともに、国民一人ひとりが思いを持って冷静に行動していくことで未来はひらける。

そう思いながら、きょうも道に捨てられた吸い殻を拾っている。
posted by 平井 吉信 at 22:57| Comment(0) | 生きる
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