2025年09月15日

そのまま食べるのがおいしい夏野菜 徳島は野菜の王国であることを生成AIと考えた


徳島は野菜の一大産地との仮説を考える。基本は川の王国がもたらす山のミネラルである。徳島が野菜の王国となりえた理由(仮説)を5つ考えてみた。

(1)小雨で日照の多い瀬戸内気候から雨の多い南海気候(海岸性温帯湿潤気候)までの多様性
さらに深掘りすると(非AI/自家考察)、日本で雨がもっとも多い屋久島は洋上アルプスの独立峰のため海水面からのエネルギーを受けて1年中多雨で山間部では年間8千ミリに達している。四国東南部は、台風など太平洋からの風を四国山地(剣山山系)が遮断することで豪雨になりやすい(かつて一日の降水量記録は木頭村だった)。南紀大台ヶ原も熊野灘からの供給を紀伊山地が受けるかたちで同様の豪雨となる。河川ではこの山域が源流域の那賀川が影響をもっとも受ける。

別の角度からの考察では、海の魚種も瀬戸内の魚に鳴門海峡の特殊要因が加わって鳴門鯛(マダイ)や鳴門わかめが生まれ、吉野川、勝浦川、那賀川(対岸も紀ノ川など大きな川が土砂を吐き出す)から供給される浅い砂地の海の魚種(ハモ、アシアカエビなど)、それに太平洋側の要因のイセエビ、ヒラアジ科の豊富な魚種が漁港界隈のスーパーの店頭に並ぶ。

(2)流通の産地に近い特性
四国からは京阪神市場にもっとも近い(陸続きの南紀より時間距離は短い)地の利や、季節ものが採れないときの代替や特産品の原材料として(冬の野沢菜や奈良漬けの原材料を供給など)。

(3)川の氾濫がもたらしたミネラル豊富な土壌
吉野川の氾濫は恵みと災いの両面をもたらすが、水害防備林によって土砂災害を防ぎつつ豊富な表土の養分は田畑に落とすという自然を活用する生活の知恵が藍染めをもたらし、明治年間は徳島市は全国有数の富める都市であった。このミネラル豊富な土壌がニンジン、ダイコン、キュウリ、ナス、トマトなどを供給する(トマトは水はけも重要)。

(4)急傾斜地農業
世界農業遺産にも登録された県西部の山々での農業は、稗、粟などの雑穀や野菜を産する(にし阿波の傾斜地農耕システム)。

(5)香酸柑橘の宝庫
食材に香りや酸味を添える、スダチ、ユズ、ユコウ、阿波すず香といった香酸柑橘が中部の山間部で収穫される。

以上の仮説をChatGPTに投げてみた。さらに定量データでの裏付けを求めた。

(ここからChatGPTの回答を抜粋)
農業産出額に占める野菜の割合
最新の統計で、徳島県の農業産出額の中で 野菜が占める比率が36.9%。つまり、農業全体の約3分の1以上を野菜が担っています。

主要野菜・品目での全国順位の高さ
いくつかの野菜・作物で全国上位に入っているものがあります。たとえば:
にんじん、れんこん、柚(ユズ)は “3位”

かんしょ(サツマイモ)やブロッコリーなども上位に位置付けられている類です。 また、「しろうり」「スダチ」「ユコウ(=柑橘類)」など徳島特産の品目で全国1位をとっているものもあります。

野菜の収穫量・作付面積の大きさ
徳島県の野菜作付面積・収穫量・出荷量についても一定規模があります。具体例として:平成28年時点で,「野菜生産出荷統計」によれば、作付け面積・収穫量・出荷量が多数の主要野菜でかなりな量がある。例えば大根・キャベツ・きゅうり・トマトなど。

農林水産省の作物統計調査により、徳島県は 主要野菜の作付面積・収穫量で全国5位とか3位 に入る品目が複数あります。

全体としての生産構造における「野菜部門」の重み
徳島県の農業産出額のうち、「野菜」が最も大きな部門になっており、果実・畜産などと比べても出荷額・比率が高い位置にあります。

(ChatGPTの出力には公的機関などの統計の裏付けが付随しているがリンク先は省略)

さらに問答を繰り返す。
(ここからChatGPT)
結論だけ先に言うと、(概算)徳島県の主要野菜の年間生産量は約144千トン、人口1人当たりに換算すると約201 kg/年になります。以下に出典・計算過程と注意点をまとめます。

要点(結論)
推定総収穫量(対象):約 144,312 トン(令和4年産の主要野菜37品目の合計、下に品目一覧の抜粋あり)。

徳島県人口(国勢調査 2020):719,559 人。
1人あたり換算:(計算過程省略)200.6kg/人/年

比較(国レベルの消費量と比較)
農林水産省の統計で示される「野菜の1人当たり年間供給量(国内消費に概ね相当)」は 令和4年で約88.1 kg/年 と報告されています。これと単純比較すると、徳島県の(今回扱った品目での)生産量は県人口1人あたりで国内需要の約2.3倍に相当します。つまり、疫災やサプライチェーン断絶時に県内で消費するには相当な余裕がある規模感です。

(ここまでChatGPT)

やはり野菜王国といえるだけの定量データもあるようだ。このことは南海トラフなどでサプライチェーンが途絶したときに地域で賄える能力があることを示す。潜在的(顕在的?)に御食国(みけつくに)の要素があることがわかったので生成AIから離れてローカルに戻る。

未だに日中の外気温が30度を越えているので夏野菜がまだ採れている。うちにもお裾分けをいただき、それをさらに近隣の親族で分け合ってもさらにまだあるというありさま。
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この野菜は収穫されて24時間以内のもので、今朝はここからピーマン4個を食べた。水洗いして縦に4つ割しただけ(ワタもとらない)。何も調味料は要らない。そのまま食べると、甘酸っぱさが漂う。やや誇張を交えれば菓子を食べている感じ。おいしい野菜とは採れたてのもの。この野菜は近所(といっても山間の傾斜地)なので水はけが良好。特別なピーマンではないけれど、ピーマンをかじると、いのちを感じる(生命あるものをいただいて生命を維持するということ)。極論すると、それがしあわせなのでは?と自分に問いかけ自分でうなづいている。
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観光面での発信には力を入れている徳島県だが、それでも毎年魅力度は最下位あたりを彷徨っている。観光でなく、ありふれた食材の宝庫ということを普段の県民の暮らしを通じて発信するだけでも価値あるものと感じてこのブログを20数年続けている(ハレよりケの暮らしの質的な高さが徳島県の本質と思っている)。魅力に乏しいが満足度は高いなどと揶揄されることもあるが、実は魅力もあるとの発信も行なっている。ここまで2012投稿がある。注目されないけれど。

追記
那賀川の木頭地区の天然アユをいただいた。一見養殖鮎のような見事な体型だが、追い星(オスの婚姻色)が明確な天然モノならでは。
DSCF2253-1.jpg

最初に塩をたっぷり付けて放置した後、水洗いをして拭き取る。あまり塩を利かせすぎないように焼いてみた。
DSCF2258-1.jpg

これも山のミネラルがくれたもの。那賀川の上流に位置する木頭地区は、中流にある長安口ダム、小見野々ダムのため天然モノは遡上しないけれど、湖産アユもこの環境に放たれれば違ってくる。木頭地区は全国有数の雨の多い地区で水量が多く水温を低く保てている。このことがアユの風味にもつながっているように思う。
posted by 平井 吉信 at 13:47| Comment(0) | 徳島
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