満月を過ぎると月の出が少しずつ遅くなり、月の入りが朝に近づいていく。
愛しい人を訪ねて見上げた宙に、十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)…などと名を付けて眺めた古びと。
二十三夜の下弦の月に雲がかすめて流れる風情、眠いけれど、あと少し眺める夏の夜。
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