森に包まれた神社、などと形容するが、日本にはそのような場所が多くある。それも、なかなかたどり着けない場所にある。徳島県にもそのような神社がいくつかあって、すでに紹介しているものもあるけれど、今回は初めての天岩戸別神社(あまのいわとわけじんじゃ)である。
場所は佐那河内村の大川原高原の北の山間部にあるが、たどり着くのが難しい。天石門別八倉比売神社神社(あまのいわとわけやくらひめじんじゃ)は徳島市国府町にあってよく行っているし、以前に投稿した神山町にある天岩戸立岩神社(あまのいわとたていわじんじゃ)はここからそう遠くない(道路では8km、32分。直線距離では3kmと近い)が、別の神社である。
ここへ行くには大川原高原の山頂まであと少しの場所から右折して下っていくと道幅が広く迷うこともない。村から上がる、もしくは水平移動する道は通行量が少ないため、狭い道路に岩や枝が道に落ちている可能性が高いと推察する。
車を停めて歩道を下っていくと、ほどなく塚が見える。「手力男神の塚」(たぢからおのつか)と記した看板があるが真偽は不明。神話では天岩戸から天照大御神を引っ張り出した神ということになっていたと記憶する
どんどん降りていくので帰路の登り返しがある。イノシシが隠れていそうな茂みなども通過する
青石の階段をさらに降りていく
背後から神社の拝殿へとたどり着く
西の方角が開けていてかつて人が住んだ痕跡のようだ。その向こうに丘があって「奥の院」の案内がある
なぜか太陽が背後にある(さきほどもそうだったが、方角が違う気がする)
神社と奥の院の下には平地があり、沢がしみ出す湿地となっている。シカやイノシシがダニを落とすために使う蒐場(ぬたば)のようにも見える
神社は下から門をくぐって上がるので、いったんは下に降りて本殿へ上がる石段を再び上がる
この石段は狭くて急なので足の置き場所が難しい。上がりはまだしも下りは使わないのが無難
石段に化石のような孔が空いている
奥の院へ再び。古墳のようにも見える
イノシシに遭遇する夕刻になる前に道に上がってしまおう。手力男神の塚が見えてくると車道は近い。
誰が何の目的でこの神社を置いたかは想像がつかない。天岩戸別神社は、人里離れた森(かつては人が住んでいた痕跡あり)に鎮座するも、今日でも信仰の深さを感じる場所である。
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