2025年05月17日

四万十川から仁淀川水系へ 萌える茶畑、混み合う仁淀ブルー


四万十町窪川から須崎市内へ、国道56号から北上して牧野富太郎の実家のあった佐川町を経由して越知町の仁淀川水系へと抜ける(牧野博士が横倉山で発見のヒメミヤマスミレを見るのも捨てがたかったが)。川沿いを走る国道33号線をしばらく上がって池川方面へと右折する。

土居川沿いに茶畑がひろがる。池川茶の銘柄で売られており、これまでに何度も買い求めている。土居川水系の中心部の池川集落は郡上八幡のようである
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高知県の田舎って何もなくても観光が成立する。心のおりものを洗い流してくれる。池川のまちなみと土居川、その上流部の安居渓谷も。

土居川から離れて国道439号線を東へと進み、道の駅633美の里で休憩しようと思ったら車が停められないほどの盛況。この道の駅の立地の良さは人々が休憩と食事を欲しがる時間距離で、しかも南北(国道194号)も東西(国道493号)も拾えるという意味で四国一かもしれない。

そこから近くにあるという、にこ淵へと立ち寄った。ここは、写真家の高橋宣之さん、NHK高知放送局の「仁淀ブルー」の仕掛けで一気に訪問者が増えた。そのため観光客過多になってしまい、地元では近年になって駐車場とトイレを設置するだけでなく、その混み具合を入口に電光掲示板に表示、さらに観光客が多いときは誘導員を数人置いている。
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青い箱に協力金を納めるようになっている。地元と行政の支援へのお礼としてお忘れなく。また、にこ淵は神聖な場所であるのでご留意を。

「にこ淵は水神の化身とされる大蛇が棲む所といわれ、神聖な場所とされています。従ってマナーを守り、静かに景観をお楽しみください。入水、飲食などは禁止されています」(仁淀ブルー観光協議会)


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また、足場が悪かった散策ルートは安全に整備された。これらの初期費用と維持費用、運用費用を賄うために1人100円の協力金を納めるようになっている。
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この日もあまりの人の多さに閉口して近くまで行ったものの途中で引き返してきた。また、ゆっくりと来てみようと思う。

仁淀川本流なら鎌井田地区と淺尾(あそお)沈下橋の佇まい、さらに下流の光景も。支流なら土居川と安居渓谷。5月の四国カルストを経由しての四万十川と仁淀川、たまるか。桃源郷の川はえい。ほいたらね。

→ 仁淀川のタグ(仁淀川の想像を超えるのどかな風景など35本の投稿があります。見たら行きたくなるので忙しいときは見ないほうが吉かも)
タグ:仁淀川
posted by 平井 吉信 at 20:12| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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