年度末で身心とも疲労困憊の人がいらっしゃるだろう。そんなときに気休めの言葉など何にもならないのだけれど、それでも視点を遠くに置いてみるひとときがあればと。
東西に流れる大河では、吉野川と紀ノ川がある。ともに中央構造線に由来する紀伊水道を挟んで対称に位置する。紀ノ川の上流部は吉野川と呼ばれていてそっくりさんである。違いがあるのは、吉野川では下流(海)から日が昇り、上流(山)へ沈む。弓のようにしなる大河と夕陽のこの位置関係は春分近くの太陽ならではの構図。
それから約一週間、またまた川島町で日没を迎える頃、192号線を通過していた。両日とも撮影のために訪れたのではなく仕事で通過した際に撮影したもの。太陽が沈む位置が北にずれている
さらにその少し前の時刻、脇町潜水橋の北岸を通過していた。道の駅に車を停めて傾く太陽を見た。
太陽が川から昇り、川に沈む吉野川の春のこと。
タグ:吉野川
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