寒気が日本列島を覆った2月が終わって3月1日、開花が遅れていた阿南市の明谷(あかだに)の梅林もほころんでいるのではと訪れてみた。
少し前に訪れた八桙(やほこ)神社も近い。あの記事を書いて後、なぜ皇太子さまがこの神社を訪れたのか考えてみた。(その2年後に雅子さまとご成婚されたので)まっさきに縁結びのご祈願ではと思ったが、(真偽のほどは不明だが)1991年のご訪問は
さて、八桙神社から明谷梅林は目と鼻の先。桑野川沿いの県道から離れて支流の堂谷川を遡っていく。この春の里山の道中こそが明谷梅林の白眉といえる。だから梅林前の駐車場に停めずに、その手前に車を停めて(年によって場所は変わるが臨時駐車場が設定される)歩くのが心はずむ。
梅は蕾のままの木が多く全体として三分咲き。最盛期は3月第1週の週末と予想。
堂谷川に生える白梅
光踊り水ぬるむ春を連想させる
この一角は白い梅の精が宿るよう。春霞の空のようにおぼろながら光を宿す
こんな枝振りに誘われて進んでいくとマヨヒガ(訪れた者に富をもたらすという遠野の伝承)に行き当たるのではないか
梅が映える背景に白梅が重なるように浮かぶ
終点まではもうすぐ。民家の軒先で野外カフェも開かれている
風は凪 陽射しはほがらか 歩みも軽く紅梅見上げる
上ばかり見ていないでと、足下のタチツボスミレのたたずまいも愛おしく
終点の売店では着物を着た海外からの方のよう
売店の前に駐車場がある
さらに奧にも続くが このあたりで折り返す
この案内絵図のような満開には至らなかったが、のどかなひとときを過ごした。
開催に当たっては地元の方々の梅林の手入れや苗の植樹、当日のご準備など並々ならぬお力添えをいただいている。高度経済成長期には22戸が梅を生産していたというが、現在では4戸に減少。近年は獣害も深刻である。梅の木も少なくなり勢いの衰えも散見されることから往時と比べると来訪者も1/5に激減している。
そこで地元住民を中心に明谷の梅林をこれからも人々が愛でるようクラウドファンディングにも挑戦。集まったお金で植樹と獣害対策を行なっているとのことであった(この日も獣害からか崩れた石垣の補修を数人でされていた)。梅の手入れには人手が必要となる。現地を訪れて関係の方々にお話を伺って、できることから行動するのも方策。
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