2024年08月18日

サーフィンとホテルリビエラししくいと真夏の大手海岸(道の駅宍喰温泉) 


徳島県最南端のまち、宍喰町、さらにはトンネルを越えた高知県東洋町にはサーフィンに適した環境が整っている。大手海岸には道の駅宍喰温泉にサーファーが長時間を停車すると一般の利用者が使えなくなるため、サーファー用に駐車場が整備されている。東洋町には白浜海水浴場に海の駅東洋町があり、その隣の生見海岸はサーフィンのメッカとしてサーファー専用駐車場が完備されている。この渚は20世紀の終わり頃に世界サーフィン選手権が開催された場所であり、ぼくの知人たちもこの渚の常連だった。

大手海岸では波の浸食から護岸(国道55号線)を守るため、消波ブロックが波打ち際に置かれている。これが美感を損ねるので波の応力を波打ち際から少し沖で発散させつつ護岸を守り、その一方で自然界では安定しないサーフィンに適した海底地形を、サーフィンに適した波を安定的につくる海底テラスの整備(デルタ型リーフ)なども検討されたことがあった。

昭和のサーファーは、風紀が乱れている、お金を落とさず車中泊で長時間車を停める、ゴミを置いていく、漁業に影響を与えるなど地元からは嫌われていた。しかし一部の人たちが受け容れに向けて尽力しつつ、観光と漁業の共存に向けて調整や協議が行われた結果、現状に至った。

大手海岸に面するホテルリビエラししくいは、道の駅宍喰温泉に隣接し大手海岸に面している。どの部屋からも海が見えるのは当たり前として、特にすばらしいのは満月前後の宿泊で、東の水平線から昇った月が海面をゆらめきながら、その光の反射が灯りを消した室内にゆらめく。こんなホテルはそうは存在しない。好きな飲み物でも味わいながら、その場面に接することができたら生涯忘れられない経験となるはずである。大手海岸へもホテルから徒歩2分である。

→ ホテルリビエラししくいのタグ

道の駅宍喰温泉には、その名のとおり宍喰温泉があった。ここはぼくもよく通ったもので、一時期は、水床荘の温泉、宍喰温泉、ホテルリビエラししくいと宍喰町の同一エリアに温泉施設が3つあったことになる。しかし水床荘が閉鎖され、2008年にはボイラーを更新できず、宍喰温泉も解体されてしまった。ホテルリビエラししくいの2階に温泉があるが、当時は入浴料が1500円と高く、その一方で宍喰温泉は500円と手頃であったため、ぼくはこの場所が好きだった。湯船に浸かって国道の向こうに広がる大手海岸の潮騒と泡の音とが重なるようで、そこに身を置くと心地よい眠りに誘われた。

宍喰温泉がなくなってからはホテルリビエラししくいの内湯が600円にまで値下げされた。いまではホテルリビエラししくいの湯が宍喰温泉ともなっている。

2024年の夏休みの大手海岸はどこまでも快晴で、波とサーファーとがおだやかな溶け込みを見せていた。
DSCF8187-1.jpg

DSCF8191-1.jpg

DSCF8188-1.jpg

DSCF8198-1.jpg

DSCF8199-1.jpg

DSCF8205-1.jpg






posted by 平井 吉信 at 23:48| Comment(0) | 山、川、海、山野草
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。