2023年09月29日

最終回のらんまんから〜スエコザサ〜


9/17にらんまん最終回の予想を書いておきました。

壽衛さんの献身的な支えがあってこその牧野である。最終週は星になる彼女とスエゴザサではないかと予想しているのだが。

世の中のあらん限りやスエコ笹
(牧野富太郎)

追記(9/17)
らんまんの終わる場面が浮かんできたので記しておく。
本編では意外にも牧野さんが各地の植物愛好家たちと採集に出かける場面が出てこないので、とっておきの場面となっているのではないかと気付いた。
それは、すえさんの死後…。80代を超えた牧野は、愛好家たちと採集に出かけた山野でついうとうとしてしまう。
そこでは幸福感あふれる回想場面が走馬灯のようにめぐり、それを見守るすえさんの笑顔が浮かび上がる。ここでエンディングテーマが流れて夫婦の生涯を祝福するように幕を下ろす。
(実際どうなるのか楽しみ)


当たらずといえども遠からずだったかなと。

まずはスエコザサ。発見地が仙台であったように四国には自生していません。
けれど四国内で見える場所は、牧野公園(佐川町)と牧野植物園(高知市)です。
DSFT8209-1.jpg

拡大したもの
DSFT8209-2.jpg

葉が巻いている
D7N_7875.jpg

これらは牧野公園で撮影したもの。すぐそばに富太郎の墓もあります。生家もここから5分ぐらい、少年がバイカオウレンを見た神社も、藩校のモデルとなった寺も、売りに出された実家の酒蔵も統合していまも現存しています。

この日は、バイカオウレン、ヒメスミレなど番組でキーワードとなった植物も見られました。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/187327603.html

何かを成し遂げるためにそれ以外のすべてを犠牲にする。そのことの大変さを伝えてくれたドラマでした。

牧野公園の植物や佐川町のまちなみについてはリンク先からどうぞ。
posted by 平井 吉信 at 20:21| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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