今週のらんまん、ムラサキカタバミですか?外来種ですよ。
雑草のごとくたくましく、どこにでも生えちゅう。関東大震災からの復興の象徴として、自身の植物学者の再出発として描かれているのだろう。
実際は牧野家はさほど震災の被害はなかったらしいが、火事の延焼を嫌って当時は農村であった(そしていまもその面影がある)練馬へと引っ越すことになったらしい。そしてこれが夫婦にとって生涯最後の引っ越しとなる。
ムラサキカタバミはどこでも咲いている。花の時季も長く年中どこかで見かける。道ばたで、野山で、土手で、公園で、海沿いの散策路などで咲いていると、ついレンズを向けてしまう。
このたくましさ、どこにでもある存在感、かれんで華もあるけれど媚びていない。野放図の強さとともに復興の象徴として充てられたんだろう。ある意味では寿衛さんのようでもある。
自宅の庭だけで撮ったものを適当に並べてみた。








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