時刻は18時5分、香川県への出張の帰りで吉野川河畔に車を停めた。
夕暮れの水辺は静けさのなかに無数の営みが埋め込まれた、ひそやかな饒舌といえるかも。

大河のみなぎる水が太陽が沈む時刻におりものを押し流すごとく。

太陽と反対側、川島潜水橋を見れば青に沈む

そこには感情はないはずなのに、感傷が入り込んでくる。蕩蕩と流れる水はしずしずと隙間を広げる。それが水のいのちと。

(フジX-T5+XF60mmF2.4、24MPセンサー、26MPセンサーなど前世代のセンサー+画像エンジンとは根源の写りが違う。比べなくてもわかるほど)
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