2023年09月16日

大河が蕩蕩と押し流す鎮め(吉野川 川島町) 


時刻は18時5分、香川県への出張の帰りで吉野川河畔に車を停めた。
夕暮れの水辺は静けさのなかに無数の営みが埋め込まれた、ひそやかな饒舌といえるかも。
DSCF4174-1.jpg

大河のみなぎる水が太陽が沈む時刻におりものを押し流すごとく。
DSCF4175-1.jpg

太陽と反対側、川島潜水橋を見れば青に沈む
DSCF4180-1.jpg


そこには感情はないはずなのに、感傷が入り込んでくる。蕩蕩と流れる水はしずしずと隙間を広げる。それが水のいのちと。
DSCF4192-1.jpg

(フジX-T5+XF60mmF2.4、24MPセンサー、26MPセンサーなど前世代のセンサー+画像エンジンとは根源の写りが違う。比べなくてもわかるほど)
タグ:吉野川
posted by 平井 吉信 at 21:15| Comment(0) | 山、川、海、山野草
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。