2023年09月02日

高原に雲が沸き立つ(夏休み特集その3)


夏休み特集で棚田、湿原を取り上げたので次は草原(高原)でしょう。
徳島県内の高原を取り上げるので、どこか当ててください。

高原に到着すると真白な雲とWindows XPを投影したかのごとく高原で夏を描く。
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草原の展望台は自撮りのメッカ。そして風を感じているのだろう
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展望台から半時間歩けば草原の一角が小高い丘となってパラグライダーの発着もできる場所となる。ここが高原でもっとも標高が高い場所、つまり山頂
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道中の集落のたたずまい。目が釘付けになってしまう。これは旅館ではなく暮らしの日常。
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谷の流れを利用した水車小屋。
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今度は高原の植物を見よう。
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ススキに寄生するオオナンバンギセル
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ススキの足下を探すと群生が見つかる
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ユリ科の蕾
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ホタルブクロ
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オトギリソウか?
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昆虫も夏を迎えている。山頂には蝶の仲間が集まってくる。山頂は出会いの場なのか。確かに目印はなくても本能で高い場所に集まってくることはありそう。
生きていくための本能の場面
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宝石のようなコガネムシ
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草原は碧一色、空は濃い青と白に二色、でも草原にちらほら見える目立つのは橙色。
ヒオウギ
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オオキツネノカミソリ
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これは見とれてしまった。四国には四国カルスト/天狗高原にあるといわれているが、県内にも咲いていた。朱色にも近い濃い色で夏の太陽をあでやかに返しながらも碧の草原を輝かせるほどの存在感。
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最初は目立たず、ヒオウギかと思うぐらい。
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ススキに負けないよう背を伸ばし、受け咲きで空に向かって背伸びをする。凜としたたたずまいに心を草原に忘れてきたかも。

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きょうも高原に遊んでもらった。風を受けての帰路は心が軽く。帰りに大歩危茶(吉野川支流の標高の高い場所で小規模でつくっているので農薬を使わない。日本の茶でもっとも好きな銘柄のひとつ。草としての茶の魅力が香る)を買っていこう(おっと、ヒントが出ました。竹下景子さんに500点で行きますか?)。

追記
近くには有名なスイーツもありますよ。ここのが売れたあと、模倣がたくさん出てきたけどぶれない理念で地元産の素材のみでつくっている。

タグ: 塩塚高原
posted by 平井 吉信 at 00:45| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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