2023年08月29日

渚に行こう 波間に憩う


鎌倉、茅ヶ崎、江ノ島あたりはまちと海が近くていいね。若大将こと加山雄三のCD「加山雄三 グレイテスト・ヒッツ~アビーロード・スタジオ・マスタリング」をたまに聴くと良いね。もちろん昭和の楽観的な世界観も。「美しいビーナス」は楽しい。「海その愛」は「ひとりでも星を読みながら波の上を行く」 ― ベートーヴェンに通じる晴れがましさがあるね。「光進丸」の航海は心弾む。

ブレッド&バターも好き。「Silver Bread&Golden Butter~Early Best 1972-1981~」から「渚に行こう」「クルージングオン」なんて海に行くときの気分そのまま。だから渚に行こう。

そんなわけで休みの日は海を見に行く。湘南のように家から歩いていける渚もあるけれど、まあ運転をするのも愉しいので1時間ばかり南へ。

渚へ行くこの道には十数kmに渡ってほとんど人家がない。エアコンは切って窓を開けてみて。潮風と海岸性照葉樹林の息づかいが飛び込んでくるよ。雲は友だち。
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渚に着いた。1家族が遊んでいる(たったそれだけ)。愉しそうでいいね。
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人家がまったくない照葉樹林の谷から流れて海へ注ぐ小川。身体がべたついたら洗い流すのに良い。
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ぼくは波打ち際から遠いところを歩く。お目当ての植物があるから。そしてそれは見つかった。
今度は波打ち際を歩く。波の砕け行く瞬間を止めたら海の表情を持って帰れるかなと。
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光と影は渚にも陰影と立体と安らぎをもたらす
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風は乾いているから心地よい
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波と小石と貝殻と
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これがあるから生きていけるんだね。一人ひとりが虚構を脱ぎ捨てて自然と向き合うなかから生きがいと日本再生が見えてくるはず。
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posted by 平井 吉信 at 00:17| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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