2023年08月11日

今週のらんまんから ヤッコソウ


らんまんファンのための投稿として。
撮影したのは11月中旬で場所は徳島県南部。この付近が日本でヤッコソウの北限とされている。四国では徳島県南部から室戸岬にかけてと四国西南部でシイの木の根に寄生する植物(椎の実=どんぐりを食べたことがある人もいるだろう)。発見された当時は四国西南部の海に近い山域ではないかと推察。葉緑体を持たず光合成は行わないが、虫を寄せる甘い蜜を出して受粉のきっかけとしている。

ヤッコソウが自生するのは、人里離れた場所ではなく標高はさほど高くないが、湿度感が感じられる照葉樹の森の一角。神社の境内の森などでも見られる。
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やがて山頂に到達。眼下に海と川と山が一体となったまちが広がる。
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単独で自生するのではなく群れている。
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岩陰などに見かけることが多い。
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ドラマではお遍路さんに見立てたが、怪獣のようでもあり。牧野富太郎に勇気を与えた植物(発見)であったかもしれない。
タグ:らんまん
posted by 平井 吉信 at 14:21| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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