2023年07月25日

入道雲が似合う海に続く田園のみち


仕事からの帰りだった。
海へ向かってまっすぐに伸びるみち、揺れる稲穂と入道雲。
学校からの帰り、部活動をさぼって北の脇へ行ったっけ。
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これほど似合う場所が徳島県内にあるとは思えない。
夏の喧噪がしーんと張り詰めて夏真っ盛りなのに
実る田の風に過ぎゆく季節を感じる。
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松林の砂地の小径の路傍には夏草
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見上げた空のすきまに蝶が飛ぶ。そのとき感じたのは、楽園はそれを見ようとする心のなかにあるということ。
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(この写真は10代の終わり頃にライツミノルタにMロッコール40oにフジクロームで撮影したもの。自分の写真のなかでも好きな1枚)

松林を抜けていくと渚 快晴の夏の日なら海が暗く見える
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波が長く引くときに空が澄んでいると砂浜も空になる
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ハマヒルガオの咲く頃、このおだやかな渚が静かに存在感を打ち出す
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渚の南には自然石をご神体に見立てた神社がある
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夕暮れまで渚で遊ぶ子どもももう帰る時刻
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暑かった日中も一日が終わる頃はおだやかな空に戻って
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(この色はフジでなければ再現できない色彩)

過ぎゆくのは季節ではなく、想いなんだ。
心のかたちを風景にしたらこうなる、と思えた高校時代の風景はいまもここにある。
(ドリームズ・カム・トゥルーではなく、海援隊が聞こえてくるのだ)

(阿南市中林町にて。フジX-T2+XF14mmF2.8 R、ミノルタMD85mmF2。鮮やかだけど単調にも見えるフジの発色と、冴えないけれど奥ゆかしさを感じるミノルタ)
タグ: 北の脇
posted by 平井 吉信 at 22:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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