生物の志向としてはボタニカルというのか、
形態学的にはフラクタルというのか、
自然に対する倫理観をエコロジカルというのか、
とにかく平地の渓流のほとりにいるとして、
そこから動かなかったとしても
ボタニカルでフラクタルでエコロジカルな体験がある。
そこにあるものに気付くことが幸福な時間へとつながるとしたら
これらはその記録といえるもの。






渓流のほとりに高さ10センチに満たない植物。これはクワガタソウの仲間。周辺に群生しているのも10センチ未満のものが多い。はて? カワヂシャ(在来種)というよりはオオカワヂシャ(移動が禁止されている特定外来生物)かもしれない。勝浦川で見たものは1メートル近かったが、小さくても雰囲気は似ている。もしそうだとしたらどこから紛れ込んだのか、土木業者の土捨て場から逃げ出したのかも。

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