午後の紅茶などと場面を連想させる良い商品名がある。
それにあやかって、午後の植物園はどうだろう。
一週間のたまっていた家事や清掃を行い、昼を食べて昼寝をしてから出かける近所の植物園。
もちろん、午後に紅茶を飲む(「午後の紅茶」ではないけれど)。
行き先はとくしま植物園。家から10分圏の遊び場所。
着いたときは曇っていたけれど、天頂付近では青空が現れた。
曇りの日はポートレートに適しているといわれるけど、花は花で曇りが吉


ここからは広場の花を見ていく
葉が動いているのは虫が動かしているから

蜜蜂の採取行動


接近できるレンズをマクロレンズという。広場の花を撮るために標準レンズから付け替える。フジのXF60mmF2.4 R Macroは曇りの日の花の輪郭をやわらかく捉える
(すべて手持ち)










丘陵へと上がる途中で振り返ると隣接する動物園の観覧車が見える

散策路と林




カマキリは人間から逃げようとしないのでこちらも間合いを詰めていく

エメラルドのような明るさをたたえた目

返り咲きのホトケノザ

これは大きな銀河が小さな銀河を飲み込もうとしているところです(引力で)などと説明されそうだ。実際に銀河の衝突で爆発するのではなく、すり抜けるというか一体化すると感じなんだろう。

とくしま植物園にはツバキ(サザンカ?)が多い。特に白花に注目してみた






白のなかに無限の階調があるけれど、フジフイルムの写真機が実力を発揮するのはこんな場目かもしれない。白と緑の対比でも色が揺さぶられず、それぞれが存在する感じ。
さっきのカマキリにまた遭遇。拡大するとこちらを見ているのがわかる


動物園周辺の里山が色づいている。里山は高台にありて思うもの

春や夏とは緑の深みが違う。オータムグリーン探しがきょうの目的だった


夕暮れになっても働き続ける蜜蜂






とくしま植物園は一日の終わりを植物を通して感じることができる場所

追記
植物園の近くには菓子工房47がある。
家族で経営されている小さな洋菓子店だけど素朴さと親しみやすさでもっとも好きなケーキ店のひとつ。こだわりを語るのではなく、ぬくもりを伝えてくれる。


タグ:とくしま植物園
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