2022年07月02日

駆け足で家の庭にも夏がやってきた(ニワムシ) 


ポケット図鑑、覚えていますか?
横長で持ち運びできて色刷りのイラストで
植物編、魚貝編、昆虫編などがあった。
この図鑑は子どもの頃のお気に入り。これを見るのが日課のようなもの。
(いまの子どもに例えたらブックマークのコンテンツを見るようなもんだろうね)

その幼少体験が生きていて動植物や昆虫、魚の名前がわかる。
名前がわかるとその生態を知りたくなる、実際に野山や水辺で見たくなる。
大人になってもそれは変わらない。
子どもの頃に与えるコンテンツは重要だね。

それで生きた図鑑として毎日見るのが自宅の庭。
庭といえるほどの広さではないけれど、桃の木やらヒイラギやらが植わっている。
その合間に北から東への環境の遷移があって自生する植物やらやってくる虫が違うというおもしろさ。
まさにミニチュア生態系。朝起きてミクロコスモスを観察するのが日課となっている。

ベンケイソウもしくはマンネングサの仲間(オカタイトゴメ?)の花かな
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ベニシジミがその花にやってきた
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ヒメヒオウギズイセンは近くの空き地に群生しているので庭にも飛んできたのだろう
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風情のある帰化植物 ユウゲショウ
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鉢植えのマツバボタン
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羽化したカマキリはすでにカマキリの挙動を示す
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つぼみだったキキョウが梅雨明けとともに開花
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今朝見つけたのは蝉の抜け殻。ということはこの庭の土で数年過ごしていたんだね。
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すでに太陽は高いので飛び立ったのかと思いながらも樹間を見ていたら、いた。
クマゼミだ。
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調べてみると7年前の2015年7月18日に羽化したクマゼミがいた
羽化後、木にたどり着けずこのままだと他の生き物の餌食になるなと感じて少し手助けして桃の木に止まらせた
http://soratoumi2.sblo.jp/article/153774119.html

もしかしてこの個体の子孫だとも?
細部を見るとなかなか造形的にも色彩的にも凝った姿態ではないか
(織田信長ならこういうだろう、歌舞いておるのう)
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(フジX-T30+XF60mmF2.4 R Macro)

小さな庭の営みにも夏がやってきた。
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posted by 平井 吉信 at 13:19| Comment(0) | 家の庭
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