ふと通りがかった気になる空間に神社があり桜が咲いていた。神社の名前は十二柱神社。じゅうにはしらじんじゃとでも読むのか。右の桜の下で地元の女性がいらっしゃって写真に収めていた。

文献を調べると、十二柱は12の神様を祀ることに由来するとか。国常立神(くにとこたちのかみ)などの神世七代(かみのよななよ)と呼ばれる以下の七神。
・国之常立神(くにのとこたちのかみ、別天津神の5代目)
・豊雲野神(とよぐもぬのかみ)
・宇比地邇神(うひぢにのかみ)・須比智邇神(すひぢにのかみ)
・角杙神(つぬぐいのかみ)・活杙神(いくぐいのかみ)
・意富斗能地神(おおとのぢのかみ)・大斗乃弁神(おおとのべのかみ)
・淤母陀琉神(おもだるのかみ)・阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
・伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)
それに地神五代(ちじんごだい)として以下の神々
・天照大神
・天忍穂耳尊
・瓊瓊杵尊
・火折尊
・鸕鶿草葺不合尊
それがなぜここにあるのか、どんな事情で分祀されているのか(おそらく)。
それにしても桜と境内は心象風景だな。ここに子どもがかくれんぼをしていたらいいな。
(子どもの頃、大きな樫の木が茂る神社のある広場で毎日遊んでいたのだ)
タグ:桜
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