2022年03月04日

ロシアがウクライナの原発を攻撃!?


ロシアがウクライナのザポロジエ原発を攻撃しているという情報がもたらされた。チェルノブイリの10倍の規模でヨーロッパ最大という。

CNBCの動画「Ukraine nuclear plant under Russian attack」では火器が訓練施設に向けて飛び交う様子が報じられている。
https://www.youtube.com/watch?v=5P6eidg59ek

被害を受けた施設と反応炉は離れているとして、通常ならこの程度の流れ弾が反応炉に当たっても影響はないだろう。偏西風の影響を考えるとロシア本土も重大な影響を被るためあくまで脅しの意味だろう。

しかし現場では何が起こるかわからない。ロシア兵としてもこの任務はやりたくないはず。異様な心理状況に置かれた現場では何が起こるかわからない。攻撃目標を誤って設定したり、上官の指示の聞き取りミスや狂気にかられての戦闘もあり得る。

管理棟や近傍で電源の集中制御を行っているとすれば、電源盤が機能不全に陥って電源喪失ともなればどうなるか?(これが起きたのが福島第一原発であって津波はその事象のきっかけに過ぎない)

ウクライナはソ連崩壊後に非核三原則をうたって国内に核弾頭はないとされる。チェルノブイリを経験して原子力はもうたくさんという国民感情もあっただろう。

どさくさに紛れての核武装の発言は容認できない。日本にとっても非核三原則は基本原則として日本政府が依って立つ理念であることを確認しておきたい。

ロシアを止めるのはアメリカでもEUでも中国でもない。ロシア内部からの動きが必要だ。
タグ:政治経済
posted by 平井 吉信 at 14:24| Comment(0) | 生きる
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。