2021年11月14日

Googleの人知れず進化に驚く

こないだまでPHSを使っていました(2021年1月停波)。
「なに、ピッチじゃん」なんて言われると
「ピーエイチエス、もしくはパーソナルハンディフォンシステム」と呼んでください、とただしていた。
(スマホという言い方も好きでなくスマートフォンと呼んでいる)

なぜ、変えなかったのかというと、変える必要がないことは変えないようにしているから。
(人生の限られた時間を生きるとはそういうことでしょ)
音声(通話)重視だから音声品質が劣って通話がしにくいスマートフォンに変更するのは愚策。

そうはいってもキャリアの停波でパーソナルハンディフォンシステムの後継として
やむなく導入したのは4G対応の携帯電話。
販売店に行ったとき「ガラケイ」ですか?といわれて、
「違います。従来型携帯電話です」と言い換えたのが数ヶ月前のこと。
助かったのは電話番号が変わらなかったこと。
メールアドレスと電話番号は一生変えるつもりはない。連絡がつかなくなる人が1人でも出て欲しくないから(助からなかったのは1000人を越える登録電話番号)。

固定電話なみのPHSの音の良さからすると
従来型携帯電話では音声は悪化すると思っていたらそうでもなかった。
しかしこれにも長い話がある。

当初は有線接続のイヤフォンマイクで電話を行っていた。
PHSと比べればやはり音声は悪くしかも電話機が誤作動する。
例えば操作しないのに勝手に画面が変わっていく。リモートで乗っ取られているような感じだが、Webの閲覧はなくメールの受信は自分以外にないので感染ではない。購入後1年未満であったので販売店に相談して修理(基板交換)を行ってもらった。しかしそれでも症状は治まらない。本体OSの更新でも変化なし。

ところが思い切ってBluetooth接続の中国製(2200円、ステレオヘッドセット)に変えてみると不安定な挙動は皆無となった。
おそらくは給電と信号入出力を兼ねるUSB Type-C端子へマイクから微弱な電流のフィードバックでAndroidの挙動が不安定になっていたのだろう。Bluetoothも安定してヘッドセットの電源を入れるとただちに接続する。音質はPHSの有線接続よりクリアで雑音皆無、CDを聴いているようだ。有線接続ではぐるぐる束ねてポケットに入れるため断線が多く買い換えが頻繁であったがそのトラブルもなくなった。首にかけてマグネットでくっつけておく。電話がかかると片耳もしくは両耳に入れて着信ボタンを押すだけ。12時間の連続通話が可能である。音声はCDなみ。電話をかけた相手方が音の聞こえが良くなったと口々に言ってくれる。不見転で買ったがこれは良い製品だった。


PHSの対応エリアは都市周辺に限られていたため、山間部にも行くことが多いため電話がかかってきそうな人にはこれから圏外へ入るので明朝まで入感しません、と予め電話をかけていたが、エリアも山間部に広がり便利になった。

従電には電話番号を便りにSMSを送ってこられるが、こちらは返信できないので電話を掛ける。
するとメールで構わないと言われるが、入力ができないのでと答える。
(おはよう、と打つのに1分はかからないが、30秒はかかるので嫌になる。自分で靴の紐が結べない、ネクタイが結べないという不器用人間ゆえに、Bluetooth接続の小型キーボードが必要となりそう。買わないけど。音声入力は悪くないが固有名詞はお手上げだ)

従電の導入とともにスマートフォンも導入したが、これはWebの閲覧のため(レスポンシブル)。
相変わらず使いこなせていない。
SIMフリー(SMS対応)で通話機能は付いていないが電話番号は割り振られている。本人確認等のSMSを受信する際に受信できない。これは未だに解決していないのでSMS(受信のみ)は従電の番号に設定している。

次に困ったのはQRコードの読み取り機能が付属していないこと。
(機種名はGalaxy A20という機種。隅から隅まで探したがQRコードリーダーの機能は見つからなかった)
近年はURLの表示の代わりにQRコードを読み取る場面があるけれど、関連語句から類推して探していた。Galaxy A20はレンズを内蔵しているのでハードウェアとしては対応できているのでソフトウェアの問題と気付いた。

そこで検索してAndroidで動くアプリケーションを探して慎重に導入したところ、QRコードが読めるようになった(メーカーは最初から導入しておいてくれたらと思うが、解決まで1年以上を要した)。

驚愕の場面はここから始まる。ぼくは音楽を聴いていた。
ふと検索したいことを思い浮かんだので(フリップ入力ができないので)音声入力を立ち上げたら「曲を検索」という押しボタンがあることに気付いた。さすがに小さな音量で音楽を聴いているのでわからないだろうとボタンを押してみた。

すると2〜3秒後、表示された文字を見て驚いた。
ベートーヴェンの田園と出た。第2楽章のピアニシモのわずか数小節である。
さらにこれはドッキリカメラではないかと思えるできごとが起こった。
演奏者がオトマール・スイトナー指揮のシュターツカペレ・ドレスデンとある。
当たっている、当たっている、当たっている、当たっている、当たっている…。

こんなことがあり得るのか。
田園の音源など数百種類はある。その数小節を聴いて指揮者とオーケストラを充てられる評論家は皆無だろう。

第3楽章でも試みたら、今度は指揮者がバレンボイムと出た。さらに試みたらカラヤンになった。
第3楽章は差異が出にくいのかもしれない。スイトナーの田園のスケルツォはバレンボイムやカラヤンと似ているのかもしれない。

ピーター・バラカンの「ウィークエンドサンシャイン」はよく聴いているが、良いなと思った楽曲をGoogle先生に分析させると100発100中で曲名、収録アルバム名まで表示する。バラカンさんはライブ音源などもかけるが、先生は間違うことなくライブのアルバム名まで表示する(スタジオ録音の音源と異なるのをわかっている)。

Gmailを使っている人は個人情報(個人の趣味嗜好などを分析して)をもとに広告を表示しているというが、個人情報がどこまで分析されてDB化されてAIの機械学習でパターン認識から個人(音源)が同定されるかわからない。Google先生に支配される未来に一抹の不安を覚えた。機械学習のアルゴリズムやGoogleの各種のしくみの活用、データ連携のためpython言語でも勉強してAPIのしくみができるようにしておくか。



posted by 平井 吉信 at 11:53| Comment(0) | 生きる
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