2021年10月01日

ワクチン接種での雑感と政治で日本を変えるシンプルな政策


ワクチン接種の2回目を終えたが、1回目と同様に何もない。痛みもなければ腕が上がらないこともなし。発熱はもちろん倦怠感もなし(個人差が大きいのだろう。もしかしたらそれまでに緩やかに抗体をつくっていたのかもしれない。コロナ下でもリアルでもしくはハイブリッドでコロナ下での感染対策と経営のあり方について四国各地でセミナーを開催してきたので)。

ここでワクチン接種をめぐる誤解や思惑を整理してみた。

ワクチンの完成度は十分ではない
→より効果的で安全性の高いワクチンが開発される可能性はあるが、それを待つために現段階で打たないのは賢明とは言えない。mRNA型とはそういうもの。待つ間に感染するリスクが高いのは明らか。潜在的にリスクのない人はいま打つべし。

ワクチンは体質を変える
→変えない。そんな魔法があるなら誰もが接種する。原理原則から起こりえない。

ワクチン接種前後に大量の水分(電解質溶液)を摂る
→ これは善意のデマ、もしくは血栓防止から想像されたものだろう。ところが身近なところで実行している人が多いのには驚いた。電解質を大量に摂りすぎても生命に別状はないので支障はない。ぼくはデマと実証するために意識して水分を摂らなかったが2回とも何事もなかった(個人差があるので誰でもそうとは限らないが)。

腕が痛くて上がらなくなる
→ これも個人差がある。当日も接種したことを忘れて風呂でごしごし擦ってしまった。

ワクチン接種後、外食/飲みに行く
→ 接種済みの人から食事/飲み会に誘われてもすべてお断りしている。ブレイクスルー感染が起こらないわけではなく家庭にコロナ菌を持ちこまないため。かつて週に数回は外食を行っていたけれど、2020年春以降に外食を行ったのは3回だけ(手製の弁当持参に切り替えた)。飲食店の方には申し訳ない話だけれど、現実にコロナ対応のステッカーを貼っていてもCO2センサーで計測してみれば換気(空気感染対策)ができていない店が少なくない。ガスなどの熱源を使うのでもともと室内の濃度は高めに出る傾向があるが、それでも700ppmは下回っていないとマスクを取る行為は避けたい(それも短時間でかつ会話なしは当然。客としても感染対策で店に協力すべき)。さまざまな店舗で計測すると一方向だけ開けてもまったく換気はできていないことを数字でお示ししている。しかし外に面した二方向を開けるのは困難な場合が多かろう。そんなときには全熱交換器を必要な台数導入すると良い。高価な空気清浄機より廉価で設置費用も大した金額にはならないので今後も営業を続けるのなら空調専門御者に相談してCO2濃度700ppm未満を達成できる換気能力を備えておくとコロナ以外の感染症対策にもなるばかりか省エネルギーのまま換気ができるので匂いや不快感が大幅に減少するという店内環境の向上も獲得。
とにかくまじめに対策を行っている飲食店に時短も酒の提供自粛は必要はない。定員を入れた状態でCO2濃度がいくらあるかが唯一の基準としても良いのではないか。少なくとも接触感染(手指消毒)、飛沫感染(食事以外はマスク、席ごとに遮蔽板で十分)は目に見えて判断できる。空気だけは判断できないしデルタ株の感染の本丸はそこにあると思うから。
→ CO2センサーの導入による換気の「見える化」、換気の留意点、機種の選択について

自民党の総裁が変わった。政治がはがゆいのは日本を良くする処方箋は明らかなのに、なぜそれをやらないのかということ。だから政党はすべて解散してもっと政治家を増やして専門的なスキルや背景を持った人たちの意見が採り入れられるべきだ。たったひとりの独裁者(あえていう)の思いつきで揺さぶられた十年だった。

経済大国としての日本はバブルまで。それから世帯の可処分所得は下がり続けているが、その間に外国は上がってアジアでも日本は上位でなくなっている(現実を直視せよ)。アジアからの観光客に日本への旅行は安くて手頃と言われるまでになってしまった。

アメリカでは世帯年収1千万円は貧困の入口にいるが、日本では平均で500万円を下回っている。それなのに耐久消費財や土地などはアメリカが安いので暮らし向きは大きな差が付いている。日本でも東京では世帯年数1,000万円では裕福な暮らしはできないが、それでもそこに達していない世帯が少なくないだろう。この日本をつくったのは21世紀の自公連立政権だ。政治の色は持っていない人間として客観的に見れば、「悪夢の民主党政権」ではなく格差と貧困をつくりだして経済を疲弊させた「取り返しのつかない失態の自公連立政権」と言いたい。株高円安の方向性が間違っているのだ。低金利政策が時代遅れなのだ。一度金利を上げてみたら良い、消費税を撤廃してみたらいい。この実験には誰も反対しないだろう。とにかくやってみることだ。その他の政党を見てもぱっとしない。維新は弱者切り捨ての冷たい政治でこれまた時代遅れで論外だろう。立民も国民も政策は期待できず政権の選択肢にはなり得ない。かつて民主党に所属した優れた人材がどんどん離れてしまった。その責任は重大である。

こうなったのは政治家が悪いが、無知無関心で知ろうとしない有権者にも責任がある。政治に無関心だっためこの10年で自分の身の回りの生活がどうなったか見つめるべきだ。

いまやるべきことは何か? それは内需拡大に直結する政策だろう。手間や費用をかけず、条件を満たせば申請などの不公平感もなく、すべての人が豊かになれる方法を着実に実行していけば良い。可処分所得が増えれば消費も拡大し、企業や商店も潤い、給与(人件費)も上がっていく。アベノミクスで明らかなように企業に内部留保が蓄積されても給与は上がらないのだ。上から順にこぼすのではなく、下から底上げしていくことが最高の経済政策となる。

その意味では消費税撤廃(減税といわず撤廃ならプログラムの書き換えは最小限で済むだろう)がもっとも効果的。速効性があり不公平感がなく誰にもで恩恵が行き渡る。そのうえでこれまた不公平感のないベーシックインカムを給付する。これが経済政策の2つの処方箋。

教育や基礎研究に資金を投下して人材を支えることも不可欠。半導体が不足して新車を予約しても5年待ち?と耳を疑うのがいまの日本の産業。1.2億人も人がいるのに首相の思いつきで振り回された安倍管政権であったが、知恵のある人材の叡智を結集して政策は行われるべき。かつての自民党政治でいえば小渕首相のようなやりかたが求められる。20世紀の自民党政治には政治家の覚悟と哲学があったのだが。

消費税撤廃+ベーシックインカムは与野党を問わず一致できる政策と思われるので政党や党利党略ではなくいまやるべきことを政治家たちは実行してほしい。そしてもっと官僚を使うべき。もっと官僚の自発的な提案を受け容れて実行させるべき。

小さな事業所や個人商店の人は自公政権に投票してはダメ。導入予定のインボイス制度でただでさえ少ない収益(所得)が最後の最後までむしり取られる。事務処理の手間も膨大だ。青色申告すらできていない事業所がインボイスに対応するなどできるはずがない。大手との取引の道を閉ざすなどこの政策はあまりにも無意味で劣悪な政策。創業や起業者も減少するだろう。中間所得層もしくはそこに達していない人々を苦しめるインボイス制度について理解したうえでもっと声を挙げるべき。そうすれば岸田総裁(首相候補者)は制度の導入を再考するかもしれない。

接種のため本日の午後は仕事を入れなかったが拍子抜けしてしまった。その代わり言いたいことを書いた雑文で。

人間界のゴタゴタを直視しつつ、近所の山(日峰山頂)で夕暮れを眺めれば地球の黎明のような時間が流れて浄化される気がするのだ。
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追記
遅い昼食を摂りながらラジオを点けると国会中継を行っていた。10/13の国会で立民の森裕子議員の質問は的確だった。これに対し岸田首相の答弁は自身が党内で置かれている実情を反映した操り人形のようだった。
ぼくは自分なりにこの国をどのようにしていくかの目標を持ち、処方箋を描いている。ブランド志向は持たないのでどこの政党でも構わない。理想に近い政策を掲げて実現しようとする政治勢力を応援したい。インボイスについて岸田首相の答弁は見直さないとのことである。自分の生活が苦しいと思う人は自公政権へ投票してはいけない。格差是正と内需拡大を行う意志がないので経済政策に期待できない。中小企業など企業経営者にとっても自公政権は選択外である。選挙は諦めない。無関心でいないこと、次善の策という考え方で投票を行うこと。そのことで政治を変えていくことが必要ではないだろうか。


タグ:政治経済
posted by 平井 吉信 at 17:53| Comment(0) | 生きる
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