2021年09月30日

さよなら夏の日 海部川編


海部川の水の色はやわらかい。
冴え冴えとした紺碧から優しさをたたえた翡翠色、やがて川底の白い石につながっていく。
この1枚で語れるような気がする。
山から遮られることなく海に辿り着こうとする水の意志を感じるとでも。
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(カメラが捉えたままの色をお届け=フジX-T30+XF35mmF1.4 R。原版をナナオのディスプレイで見ていると小石の一粒ひとつぶを映した水の庭園だ)

ここからしばらくは川を遡って上流部へと。
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王餘魚谷の終点に車を止めて歩き出すと猫がいた
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コンコルドのような蛾
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滝の近くの岩盤で擬態していたトゲナナフシを見つけた
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轟の滝は近づくと人もレンズも濡れてしまう
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海部川上流部の狭窄部は水が沈もうとする碧と空気を取り込んだ泡の急流が美しい
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posted by 平井 吉信 at 23:48| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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