2021年05月16日

スミレ紀行 日和佐川編(5月)


ほとんどのスミレは開花の時期を終えて
日陰でタチツボスミレがごく稀に咲き残っているぐらいだが
開花の遅いスミレがある。
それはコミヤマスミレ。
渓流沿いや湿った山地(日陰)に生える。
それを見に行くことにした。

まずは日向に咲いているニョイスミレから
白系のスミレで全国どこにでも見られる種だが
山奥で咲いている姿も凛々しい。
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フタリシズカを漢字で書くと二人静 いとおかし
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この時期はテンナンショウの仲間がいっぱい。
これはマムシグサ(毒があるわけでも噛みつかれるわけでもなく茎の紋様から付いたのだろう)
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密接するマムシグサの片方が片方に恋慕しているように見える。
植物に心はなくても触覚(触感)はあるという。
ぼくは庭の植物にそっと手を触れてさすって声をかけることがある。
(野生でもときどきそうしている。それからレンズを向けると何か違うような気がする)
巻き付く植物でないので親近感を覚えて植物体をひねらせているのかも。
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高度を上げていくと日和佐川源流が眼下に覗く
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タニギキョウ 小さく可憐な花
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さて、いよいよコミヤマスミレ
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背丈が低く湿った暗い場所に咲くので撮影は一部はフラッシュを使っている。
人が見ようと見まいと生態系の構成要素はどれも必然と時間(遺伝子資源)を背負ってその場所にいる。
コミヤマスミレの凛とした美しさは格別でしばし見とれる。

萼片が反り返る
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葉や茎に長い毛がある
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ふと見上げた尾根筋に広葉樹の大木がある 
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源流から上流域へ入るとのどかな里の川。棚田と調和している
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けれどこの川には九寨溝のように深く澄んだ流れがあり魅入られる
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残照の棚田を見て国道55号線をめざす。
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里山、源流、照葉樹に遊んでもらった。

追記
日和佐川を遡る道は狭いのでどこですれ違えるか、バックはできるか、右側での離合などコツを知っていたほうがいい。
posted by 平井 吉信 at 13:50| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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