2021年04月29日

65円のスミレは庭で存在感を放つようになってきた 


COVID-19は変移による猛威を振るっている。
もはや人類には感染の蔓延を防ぐ術がないように思える。
国にできることとしたら、企業や商店という単位でなく
国民全員に生活費を数ヶ月にわたって配布して
自宅で待機してもらうほかない状況に至っている。

実は相当疲れている。
補助金、給付金などの申請に困った人たちの駆け込み寺となっているが
その対応も限界に来ている。
国や県は一度すべての補助金を中止すべきだろう。成長や挑戦のためのカンフル剤の補助金活用は健全だしそうした事例は愉しくてむしろその場に居合わせたくなる。しかしもらえるものはもらっておけの安易な動機でリスクを負わずして経営ができるだろうか? 自然体でリスクを負わない経営ができるよう考えるのが経営のあるべき姿ともいえる。それを『おだやかな経営』として提案している。ただし申請書も書けない=分析とプロセスがない=ままで補助金をもらおうとしてもうまく行くはずはない。

(入れ替わり立ち替わりの「ちょっとお尋ね」を聞いていると次々と音溝をトレースするカートリッジ=レコード針の心境)

半月ほど前にスーパーで買ってきた65円のスミレ(園芸種だが名前はわからない)が
花が次々と開花して見頃となってきた。
D7N_7169-1.jpg

庭に移植したときにはなかったタカサゴユリが伸びてきて屋根のようになった。
日が当たるところとそうでないところがあるが、スミレにとって悪い状況ではないだろう。
D7N_7228-1.jpg

ヒイラギがルビーのよう
D7N_7174-1.jpg

拡大してみると精緻な構造が見える。
D7N_7175-1.jpg

青海波のような花の咲きっぷり。
D7N_7231-1.jpg

朝日を受けてスミレの姉妹たちが勢揃いしていると
植物図鑑から飛び出してきたよう。
そんな話題を起こしていかないとどうしようもない。
国や県に危機感がないのが心配だ。
杞憂に終わると良いが。

追記
久しぶりにニコンのカメラ(D7200+AF-S Micro 60mm f/2.8G)で撮影。
色の遷移が自然なニコンの画は気持ちが落ち着く。
特定の色が自己主張せずひとつのキャンバスに溶け込んでいるとでもいえる。
フジは濁りを除いて色を鮮やかにするが(記憶色)、
それが居心地の悪さにもつながる。
かといって往年のポジやネガの雰囲気を模してもそれが本質ではないような気もするのだが。
ここでのニコンはやさしい空気感だが臨場感、現実感のあるもの。
優れた性能とはほんとうにさりげないもの。
posted by 平井 吉信 at 21:48| Comment(0) | 家の庭
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