毎日庭へ出て朝の陽射しを受けながらノギクを眺めている。
誰も目を留めないその小さな存在が小宇宙。

無遠慮に覗き込むように接近する人間をどう思っているのだろう。

わかってもらえていると思う。
微笑みを返す代わりに光を宿してこちらに向けているような。

花びらが黄色の輪からも出ているなんて

見るともなくノギクの光にひたっている

実は先客がいた

「もっと」ではなく「あるがまま」に気付くと
はるか遠くを夢想していた旅人の掌に青い鳥がいる、のかも。
山野草や花はほとんど標準レンズ1本で撮っている。
フジX-T30とXF35mmF1.4 Rを使えば誰でもこんな写真が撮れるはず。
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